「南米の国と言えばどこでしょう？」と訊かれれば、多くの日本人が答えるであろう国がブラジルでしょう。
「サッカーが強い」「リオのカーニバルが有名」「肉がおいしい」など、イメージも湧きやすく馴染みがある国です。
今回は、その「ブラジル」について説明していきます。
ブラジル（Brazil）に関する基本情報
位置：南米大陸の東
使用言語：ポルトガル語
通貨：BRL（ブラジルレアル）。1BRLは日本円で約30円（2025年1月現在）と考えておけば計算しやすいと思います
主食：米、豆
水道水：飲まない方が無難
物価：日本より少し安い
チップの習慣：ありません
トイレ：有料の場所もある
下記の情報には管理人の主観がたっぷり入っています。
交通情報：普通
衛生状況：悪い
治安：殺人事件は日常
ブラジルの位置について
ブラジルは南米大陸にあり、南米大陸でもかなり大きな面積を占める大きい国です。
日本の約23倍の大きさで、気候は場所によって全然違います。基本的には日本と季節は逆ですが、アマゾン地域は1年中暑いです。夏の日差しはどこもかなり強いです。
日本からのフライトでは、最低でも1～2回の乗り継ぎが必要です。訪れる都市や利用する航空会社によっては、もっと多くの乗り継ぎが必要です。
ブラジルの使用言語について
公用語はポルトガル語ですが、本国ポルトガルのものとは若干発音が違ったりします。ですが、会話は問題なく通じます。
大都市の観光地であれば英語は通じますが、地方都市だとあまり通じません。若い世代であれば、英語が通じる割合が多少は高くなります。
街中の看板や標識はポルトガル語のみのものが多いです。ポルトガル語と英語では似たような単語も多くあり、英語が理解できればある程度意味が推測できるものもあります。
ブラジルの通貨について
BRLという、ブラジルのみで流通している通貨が使われています。
1BRL以下は硬貨、2BRL以上は紙幣です（最大額は200BRL）。
補助単位としてセンターボが使われています。100センターボ = 1BRL。
ブラジルではクレジットカードが広く普及していますが、現金でしか受け付けていないところもあります。鉄道やバスのICカードのチャージや、トイレの利用には現金が必要になることもあります。
両替は銀行でもできますが、USD（アメリカドル）からでないとできません。日本円から直接BRLには両替できませんので、USDを持っていくようにしましょう。
ブラジルの主食について
主食は米と豆です。しかしパンやパスタも主流で、肉も主食のようなものです。
米はスーパーマーケットで入手できますので、日本人にも安心です。日本品種の米も購入できます。
ブラジルの水道水について
水道水をそのまま飲むのは推奨しません。沸騰させれば飲めるでしょうが、一番安全なのはミネラルウォーターを購入することです。
レストランで提供される、水道水で洗われたと思われるサラダ等には気を付けましょう。
ブラジルの物価について
食料品は全体的に日本より少し安いです。
外食費に関しましては、ポルトアレグレでは1食50～100BRL程度必要です。
ブラジルのチップの習慣
チップの習慣はありません。レストランではサービス料に含まれているようです。
ブラジルのトイレ事情
ブラジルのトイレには有料の場所もあります。1回の使用料は硬貨で支払える程度です。
飲食店や博物館内にあるトイレは、利用客であれば無料で利用できます。ショッピングモール内のトイレは無料のことが多いです。飲食をしたり入場料を支払った建物内にあるトイレであれば基本的に無料で利用できますので、こういった場所を利用した際にトイレは済ませておきましょう。
水流も弱く、ゴミ箱が設置してある場合はそこに捨てる必要があります。なので、水に流せるティッシュである必要はありません。
また、便座がないトイレもあります。「便器の上に跨る」、「空気椅子」、「直接便器に座る」などの方法があります。管理人個人は「便器の上に跨る」のが正解だと思っていますが、未だに確証はありません。
できる限り自宅やホテルで済ませておくことを強く推奨します。
以下の情報は次回に続きます。
交通情報：普通
衛生状況：悪い
治安：殺人事件は日常
それではまた！
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