マルタ(Malta)

マルタで絶対行くべきゴゾ島とコミノ島!個人とツアーどっちが得?

地中海に浮かぶマルタでは、どのビーチでも大概美しいです。ですが、マルタに来たら絶対に行くべき場所があります。それはマルタ島とは別の島、ゴゾ島とコミノ島です。せっかくマルタに来たのに、これらの島に行かない理由はありません。

しかし悩ましいのが、「これらの島に行くのに個人で行くかツアーで行くか?」ということなのです。少しでも費用を抑えたい管理人は通常個人で行くのですが、今回はかなり迷いました。今回は苦労して算出した検討内容をご紹介していきます。

マルタには3つの有人島がある

小さな無人島なども多少はありますが、マルタは3つの有人島から成り立っていると言えます。マルタ島、ゴゾ島、コミノ島です。

マルタ島(Malta)

ゴゾ島(Għawdex

コミノ島(Kemmuna

ゴゾ島やコミノ島にはフェリーで訪れることができます。

Ferries to Malta 2023 - Routes, Schedules, Prices

個人で行くかツアーで行くか?

多くの人にとって「コミノ島やゴゾ島に個人で行くかツアーで行くか?」はかなり悩ましい点だと言えます。管理人もずいぶんと長い間真剣に検討しました。せっかくなので、この検討結果をここで書いていきたいと思います。

個人で行く場合の交通費(ゴゾ島)

管理人は当時セントジュリアンズ付近に滞在していました。そこから費用をできる限り抑えてゴゾ島に行くのであれば、具体的にいくらかかるのかを計算しました。

まず、こちらのフェリーターミナルを目指します。

サーケワ(Cirkewwa)フェリーターミナルです。スリーマや首都ヴァレッタのフェリーターミナルからフェリーに乗ることもできます。ですが管理人はそれほど長時間フェリーに乗りたくはありませんでした。それに、フェリーに乗る時間も短ければ短いほど運賃も安く済むはずです。ゴゾ島に最も近いサーケワフェリーターミナルを利用しない手はありません。

バスでサーケワフェリーターミナルへ向かう

マルタ島のどの都市に滞在していても、このサーケワフェリーターミナルまではバス1回分のチケットで行けます(よほど辺鄙な場所から出発しない限り、2時間以内に到着するはずです)。となると、バス代は片道で2€の計算になります(繁忙期計算)。

サーケワからゴゾ島までのフェリー

こちらがそのフェリーのウェブページです。

Gozo Channel

ゴゾフェリーターミナル(Gozo Ferry Terminal)はここです。

サーケワからゴゾまでのフェリー運賃は往復で5€のようです。つまり、ゴゾ島に行って帰ってくるだけであれば、バスとフェリー運賃含めて9€で済む計算です。

ゴゾ島内を巡る

ゴゾ島は思ったよりも大きく、車両がないと移動は不可能です。マルタ島と共通のバスカードも使えますので、乗り放題カードを持っているのであれば問題ないでしょう。ですが回数券などを利用している方の場合、利用のたびに運賃がかかります。

ホップオンホップ(Hop-on-Hop)という、ゴゾ島内の観光スポットをダイレクトにつなぐバスの1日乗り放題券を購入するという手もあります。価格は22€です。通常の路線バスよりかなり値は張りますが、観光スポット間の移動はだいぶ容易にできます。

通常の路線バスだと、どうやらゴゾ島の首都であるヴィクトリア(Ir-Rabat Għawdex)を拠点にしないとバスの乗り継ぎが大変なようです。島に点在する観光スポットを巡るために、いちいちヴィクトリアまで戻ってこなければならないという状況が煩わしそうです。

何人かのグループで行くつもりであれば、いっそレンタカーやフェリーターミナルにいるドライバーを雇うことを検討してもいいでしょう。ただし値はそれなりに張るでしょうが。

個人で行く場合の交通費(ゴゾ島)まとめ

ゴゾ島に出入りするだけの交通費がバス・フェリーを含めて9€です。ゴゾ島内を巡る交通費は選択肢によって様々です。

個人で行く場合の交通費(コミノ島)

コミノ島へ向かうフェリーも、ゴゾ島に向かう場合と同じくサーケワフェリーターミナルです。

サーケワからコミノ島までのフェリー

こちらがそのフェリーのウェブページです。

Comino Ferries Co-Op - Schedule & Pricing

コミノフェリーターミナル(Comino Ferry Terminal)はここです。

サーケワからゴゾまでのフェリー運賃は往復で15€のようです。つまり、コミノ島に行って帰ってくるだけであれば、バスとフェリー運賃含めて19€で済む計算です。

コミノ島内を巡る

コミノ島はゴゾ島よりもかなり小さいですが、それでも車両がないと移動は不可能です。コミノ島内の移動に関しては、ゴゾ島の場合とほぼ同じ検討内容になるでしょう。

個人で行く場合の交通費(コミノ島)まとめ

コミノ島に出入りするだけの交通費がバス・フェリーを含めて19€です。コミノ島内を巡る交通費は選択肢によって様々です。

ツアーで行く場合の料金

マルタにはたくさんの旅行代理店や案内所があり、ツアーに関する情報はどこででも手に入ります。パンフレットは事前にもらっておきました。ツアーの費用と概要を載せておきます。

ゴゾ島だけを巡るツアー、コミノ島だけを巡るツアーなどいろいろありますが、できるなら1日で両方の島を巡ってしまいたいというのが管理人の正直な希望です。当然1日で両島を巡るツアーもあります。スケジュールはこうです。

  1. 最寄りのバス停からスリーマフェリーターミナルまでバスで移動。
  2. スリーマフェリーターミナルから乗船し、ゴゾ島に入る。
  3. ゴゾ島に着いたらバスで首都ヴィクトリアに移動。
  4. ヴィクトリアで90分の自由時間。
  5. バスでフェリーターミナルに戻り、コミノ島行きのフェリーに乗船。
  6. コミノ島に着いたら90分の自由時間。
  7. コミノ島からスリーマまでフェリーで帰還。
  8. スリーマフェリーターミナルから最寄りのバス停までバス移動。
  9. 解散。

各島での自由時間が90分ずつと、短いのが気になります。ですが、この旅程中の交通費がすべて含まれていて、1人あたりのツアー料金は40€です。

個人手配とツアー料金の比較

1日で両島を巡れば往復のバス代は1回分節約できます。ですが、バスとフェリーの運賃だけで24€かかります。これには島の中の交通費は含まれていません。首都ヴィクトリアだけ行くにしてもバス代で往復4€、つまり合計で28€はかかる計算になります。

個人で苦労して行っても12€の節約にしかなりません。これならばツアーでゆったり行く方が楽かもしれません。バスの待ち時間などもありませんし。

まとめ

両者の比較の結果、管理人は40€のツアーに申し込んでゴゾ島、コミノ島を1日で巡ることにしました。ゴゾ島で特に行きたいと強く思う場所はないため、首都ヴィクトリアだけで充分と考えました。

ゴゾ島コミノ島ツアーチケット

管理人のように個人で行くか迷われている場合は、今回の記事を読んで旅程作成の参考になさってください。

次回はツアー本編開始です。

 

それではまた!

 

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