※この記事は2012年8月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
前回までの投稿で、アルゼンチン最北部であるフフイ州について書いてきました。
神秘的な自然に心奪われる!アルゼンチン北西部(フフイ編その1)
神秘的な自然に心奪われる!アルゼンチン北西部(フフイ編その2)
サルタに戻ってきた管理人一行は、もう1日近郊の街へ観光に行くことにしました。今回はワインで名高いカファヤテの紹介です。
カファヤテ(Cafayate)
ワイナリーとして名高い街です。
「カファシャテ」や「カファジャテ」とも発音されるこの街は、ワインで有名な街です。
サルタからは3時間かかる場所にあります。道中の渓谷も見学できるツアーに申し込みました。
ケブラダ・デ・ラス・コンチャス(Quebrada de las conchas)
ラス・コンチャス川沿いに長く広がる渓谷です。
ケブラダ・デ・ラス・コンチャスは「貝殻の渓谷」という意味です。サルタ〜カファシャテ間を結ぶ国道68号線は、この渓谷を突き抜けるように建設されています。
パラドール・ポスタ・デ・ラス・カブラス(Parador Posta de Las Cabras)
バスツアーの最初の休憩地点として寄った場所です。
この渓谷は非常に長いですが、トイレなどの設備は完備されていません。なので、道中にある売店やレストランなどに寄らざるを得なくなります。
ここでは飼われている羊と触れ合える時間が設けられました。とにかく動物好きなJさんは、羊を見かけるなり触って抱っこします。それほど抵抗もしないので、誰でも抱っこできることでしょう。
悪魔の喉笛(Garganta del Diablo)
崩れた崖です。
「イグアスの滝アルゼンチン側」の投稿をお読みになってくださった方は「あれ?」とお思いかもしれません。そうです、管理人も「ここにも滝が?」と思いました。ですが実際には滝どころか水もなく、崩れた崖があるのみです。
「悪魔の喉笛」のような形に見えなくもない気がします。
奥に進むと、上方から太陽の光が差し込む神秘的な光景が目に飛び込んできました。その光が写真には写らなかったのが非常に残念です。
道の反対側に目を移せば、すばらしい渓谷が見えます。
ティエンダ・デ・ラ・イェセラ(Tienda de La Yesera)
リャマと触れ合える場所です。
ここでは南米原産の動物であるリャマが見られます。触れ合うことも、一緒に写真を撮ることもできます。おいしいお肉でした。
おとなしい動物なので噛まないとは思いますが、油断はしないようにしてください。
円形劇場(The Amphitheatre)
崖の中の空間が円形の劇場のようになっている場所です。
自然によって侵食された崖の中の空間が、まるで円形の劇場に見えます。
どのように音が反響するのか試したくてオペラ歌手のように歌ってみる観光客も多く、単なる崖の中にしては混雑しています。
自然が創り出した劇場で、みなさんも1曲歌ってみてはいかがでしょうか?
ボデガ・ドミンゴ・エルマノス(Bodega Domingo Hermanos)
ワイナリーです。
ボデガはワイナリーを意味します。
ワインの歴史や製造方法の説明を受け、試飲もさせてくれます。友人はワインが大好きなため、大変満足していました。
ワイン好きの方であれば、ぜひ訪れるべき場所ではあると思います。近くにはサラミやソーセージを売っている露店もありますので、おつまみにして飲んでもいいでしょう。
まとめ
ワイナリー見学のみであれば正直微妙なところでしたが、道中絶景を拝めたこともありツアー自体には満足しました。
アルゼンチンの国土はとにかく広大なため、近郊の街に行くだけでも数時間かかってしまうところが厳しくもあり楽しくもあるところです。道中での景色はそれこそ、飽きることなく変化していきますので。
日数にたっぷり余裕をもって、アルゼンチン北部の観光をお楽しみください。
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったアルゼンチン滞在記の英語版はこちらからどうぞ
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