どの街にも街一番の展望を誇る場所があります。チリ・サンティアゴの場合は、「サン・クリストバルの丘」です。
サン・クリストバルの丘(Cerro San Cristóbal)
サンティアゴが見渡せる展望エリアです。
以前紹介したサンタ・ルシアの丘公園も展望エリアなのですが、今回紹介するサン・クリストバルの丘の方がより高い位置にあります。
なので、サンティアゴにそこそこの期間滞在するのであれば一度は行くべき場所です。
徒歩で頂上を目指す場合
なるべくお金をかけたくない方は、徒歩でもサン・クリストバルの丘頂上まで行けます。その場合はかなり厳しいので、体調を万全にして臨んでください。
最寄り駅はセロ・ブランコ(Cerro Blanco)駅
ライン2(Linea 2)のセロ・ブランコ駅がサン・クリストバルの丘の最寄り駅になります。
サントス・ドゥモン(Santos Dumont)側の出口から地上に上がり、すぐの通りを右に進んでいきます。進行方向にはサン・クリストバルの丘が見えます。
後はひたすらこの通りを直進していきます。
丘に入る前から坂道が始まる
サントス・ドゥモン通りを歩いていると、まだ丘に入ってもいないのに上り坂が始まります。
おまけに階段まであります。この時点で疲れてしまった方はすぐに引き返すことをおすすめします。ここからが地獄ですので…。
地獄の遊歩道
直進を続けると丘の入口が見えてきます。
警備員にあいさつをして中に入り、階段を上ったらまずは右に進みます。
まっすぐ歩くと舗装路に出るので、折り返して進みます。
右側に上る方の道がありますので、そこを歩き続けます。
この道に入ってからがとにかくきついです。砂地で滑りやすく、岩も木の根も出ています。そしてこの道が終わるまで、売店の類は一切ありません(休憩用のベンチなどはあります)。
20分くらい歩き続けると、ようやく舗装路であるロータリーに出ます。
これにて地獄の遊歩道は完了です。続いて頂上を目指します。
頂上を目指す道は緩やか
ここまでくれば勾配のきつい坂はもうありません。しばらく歩くとインフォメーションセンターが見えてきます。
ここを通り過ぎると土産物屋が立ち並ぶ広場になり、展望もきれいに見えます。しかし頂上はまだ先です。
この門を過ぎて階段を上っていきます。ここからは適宜左右にある売店で休憩してもいいでしょう。少し歩くと広場です。
右側には教会があります。
さらに階段を上り続けると、そびえたつマリア像がお出迎えです。
マリア像とともに景色を楽しもう
ここがこの丘で最も高い位置です。サンティアゴが一望できます。
さっき上ってきた地獄の遊歩道も見えます。
よくがんばりました!あなたはえらい!
体力に自信がなければ乗り物を使って上って来よう
この遊歩道は10~20代男性でもかなりきついと思いますので、体力に自信がなければ最初から乗り物を使って来ましょう。しっかりした観光スポットですので、乗り物も2種類あります。乗り物はテレフェリコ(ロープウェイ)かフニクラー(ケーブルカー)のから選べます。
テレフェリコ(Teleférico)
空中を移動する乗り物です。
頂上からは離れた場所に駅があります。
移動速度も速く、すばらしい眺望も楽しめます。
運賃は片道3,000CLPです。往復割引や他の乗り物とのセット割引もあるようです。
フニクラー(Funicular)
登山鉄道です。
こちらの駅の方が頂上に近いです。
移動速度は遅いです。単線のため、運行スケジュールはあまり多くないかもしれません。
運賃はテレフェリコよりも安かった気がします(2,250CLP)。その分時間がかかると思いますが。
フニクラーを引っ張り上げる巨大な装置も見学できます。
まとめ
徒歩で頂上まで行った経験者からすると、乗り物を利用した方がはるかに楽で快適です。今回は大丈夫でしたが途中リタイアができないため、なんとしても片道は上ってこなければなりません。路面も滑りやすくて歩きづらいので、体力に自信のある方以外は挑戦しないことをおすすめします。
しかし乗り物は常に混雑するようです。なので朝一など、混雑しにくい時間帯に訪れる方がいいでしょう。おまけに乗り物を利用する場合は最寄り駅も異なりますので、最初から乗り物を利用するつもりの方はお間違えのないように(地下鉄の最寄り駅は、ライン5のバケダノ駅になります)。
しかし往路と復路を徒歩で移動したのは、とてもいい運動になったことも事実です。「激しめのトレーニングをしたいな」と思っている方はぜひ挑戦してみるとよいでしょう。その際は飲み物を忘れずに持参してください。遊歩道には水道が1つしかありませんでした。
しっかり準備して、楽しいサン・クリストバルの丘訪問を!
それではまた!
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