※この記事は2016年7月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
コロンビアと聞いて、みなさんは真っ先に何を思い浮かべますか?そうです、コロンビアと言えば「コーヒー」ですね。
今回はコロンビアのコーヒーに関する投稿です。
コロンビアの二大コーヒー
コーヒーで有名なコロンビアには、大きく勢力を占める2社のブランドがあります。フアンバルデス(Juan Valdez)とオマ(Oma)です。
コロンビア政府が支援しているのはフアンバルデスで、コロンビア国内の至る所でショップを見かけます。
スーパーマーケットではどちらのブランドの豆も各500gで袋詰めされています。
その2種類をお土産用に購入しましたが、2つ合わせて2,000円以下でした。自分では安いと思いましたが、果たしてどうなのでしょうか?
コロンビアにはブラックコーヒーという概念がない?
ショッピングモール内にフアンバルデスのショップがあったので、コーヒーを飲んでみることにしました。豆本来の味を楽しみたいので、当然注文はブラックです。
どれだけおいしいコーヒーなのかと期待して口をつけたところ、甘さを感じます。「コーヒー自体の甘さなのか?」と思いましたが、どう考えてもそんなことはありません。
Aさんに訊いてみると、サトウキビを煮詰めたものがすでに入っているとのことです。コロンビア人は苦いだけのブラックコーヒーを飲むことはほとんどなく、必ずミルクか砂糖を入れて飲むようです。
コーヒー本来の味を楽しみたかったのに、残念です。
苦いコーヒーは出国直前に
コロンビア出国日、空港でチェックイン手続きを終えた後、付き添いに来てくれたAさんと最後のコーヒーブレイクです。
ここでは絶対に砂糖の入っていない苦いコーヒーが飲みたいと思い、エスプレッソを注文します。とても苦かったですが、これこそ求めていた味です。これがコロンビアでの最後のコーヒーでした。
コロンビア国民の意見
コーヒー豆の原産国として名高いコロンビアですが、コロンビア国民全員がコーヒー豆を買っているわけではありません。Aさんも毎朝コーヒーを淹れてくれていましたが、インスタントの粉コーヒーでした。
生粋のコロンビア人であるAさんはこう言います。
「コーヒーの名産国だからって、全員がいつも豆から挽いてるわけじゃないんだぜ」
まとめ
コーヒー豆はやはり主要な輸出品目なので、国民の口に入る機会はそれほど多いわけではないようです。「豆は高いので、インスタントコーヒーを買って飲んでいる」という国民が過半数です。しかも砂糖やミルクを入れて。
純粋にブラックコーヒーを飲むという習慣は、日本人が創り出した風潮なのかもしれません。「おいしく調味して何が悪いの?」という意見の方が世界では主流のような気もします。
コロンビア国内で本当の味を体験するのは難しいです。むしろ日本国内でコロンビア産のコーヒー豆を購入して、自分で淹れた方が素材本来の味を楽しめます。
「コロンビアコーヒーを楽しむためだけに、コロンビアに行く必要はない!」
と管理人は断言できますので、安心して日本国内でおいしいコーヒーをお楽しみください。
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったコロンビア滞在記の英語版はこちらからどうぞ
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