モロッコ(Morocco)

市内観光バスを使おう!モロッコ・タンジェ近郊の観光スポット!

前回の投稿で、タンジェの基本情報を書いてきました。

海峡をはさんですぐそこはスペイン!モロッコ最北部の港町タンジェ!

タンジェにも車を使わないと行けない観光スポットはいくつかあります。今回は市内観光バスを利用して行く観光スポットをご紹介します。

市内観光バスツアーで行ける観光スポット6選

タンジェの旧市街に滞在していれば、このチケット売り場までは徒歩10分ほどで行けます。

Tanger City Tour

チケットは2日間有効のもので、外国人だと130MAD(1,950円)です。当日でもチケットは購入できますが、なるべく早い時間に効率的に回るため、少なくともツアー予定日の前日には購入しておいた方がいいでしょう。クレジットカードでも問題なく購入できます。

City tourバス

バスは周回コースを約2時間で1周します。48時間は乗り降りし放題なので、気になったスポットがあったら降りて観光しましょう。次のバスはおよそ1時間後に来ます。

1.ソッコアルト(Socco Alto)

ショッピングモールです。

始発のバスターミナルから1つ目のバス停はここです。単なるショッピングモールのようで、管理人が乗車していたときにはここで下車する人はいませんでした。おそらく市内観光中にきれいなトイレに寄りたいとか、安く食事を済ませたいとか、そういった目的で利用する場所だと思われます。

2.ペルディカリ公園(Parc Perdicaris)

地中海のきれいな景色が臨める公園です。

バス停はこの公園の入口です。

Parc Perdicaris (5)

次のバスにロスなく乗るために、下車した時刻は覚えておきましょう。管理人の経験ですと、だいたい毎時15~20分頃観光バスがやってくる感じでした。

なかなかいい雰囲気のいい公園です。徒歩圏内であれば毎日来てもいい雰囲気です。Parc Perdicaris (1)

Parc Perdicaris (4)

城などもあり、建物内に入るには入場料が必要なようです。

Parc Perdicaris (2)

結構歩くと地中海が一望できるスポットに到達します。

Parc Perdicaris (3)

道は未舗装の箇所が結構あるので、スニーカーで来ることをおすすめします。

3.ドナド植物園(Jardin Donabo)

美しい植物園です。

パッと見何もないところにバス停がありますので見逃しがちです。管理人が下車したときには、他に誰も降りませんでした。

ドナド植物園入口

入場料がかかります。クレジットカードでも支払えるらしいのですが、その場合最低200MADからのようです。ひとりでクレジットカードで入場しようとするとぼったくられます。現金を持っていない管理人はそのせいで入るのを諦めました。

次のバスを待つため駐車場でひたすら待っていましたが、団体ツアー客と思われる一行がときどき入場していきました。待っていた市内観光バスが来たので管理人は乗り込みましたが、そのときもここで下車する人はいませんでした。この植物園には行く価値がないと思っている人が多いのでしょうか?

4.キャップ・スパーテル(Cap Spartel)

岬にある灯台と博物館です。

灯台には入れないらしく、1階にある博物館には入れるそうです。

管理人が辿り着いた時も、ここで下車する人は誰一人としていませんでした。バス停から少し歩くので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

5.大西洋と地中海境界の看板(Signpost of Atlantic and Mediterranean)

大西洋と地中海が出会う、奇跡にあふれた神秘の場所です。

ここには木でできた看板があり、看板の向かって左側が大西洋、右側が地中海と書かれています。

Signpost of Atlantic and Mediterranean

海の境界線を見ることなど、人生で一度あるかないかでしょう。この市内観光バスツアーで管理人が最も気に入ったのはこの場所です。

大西洋

地中海

バス運行会社もやはりここが一押しの観光スポットであることがわかっているようで、乗客に10分間の下車タイムを与えてくれます。ほとんどの乗客がバスから降りて写真を取ります。看板の前は観光客で押し合いへし合いです。

「写真取り終わったんならどいてくれ!」

そんな声も響き渡ります。客寄せのポニーもいるのですが、ほとんどの人が見向きもしません。ポニーも若干寂しそうでした。

Signpost of Atlantic and Mediterraneanの客寄せポニー

6.ヘルクレスの洞窟(Grottes d’Hercule)

タンジェ市民がゴリ押しする観光スポットです。

市内観光バスツアーで、始発から最も遠い場所にあります。始発で乗り込んできた乗客はここで全員降りるはずですが、運転手は「10分で出発しまーす」と声をかけます。

ヘラクレス洞窟への入口

ヘラクレス洞窟へ続く広場

「ここがメインの観光スポットじゃないの?」と思っていたので、この対応には少し驚きました。バス停から降りて少し歩くと洞窟の入口があります。洞窟の入口には行列ができています。ですが、同じバスから降りてきた乗客はほとんど並びません。

ヘラクレス洞窟1

ヘラクレス洞窟2

入場料を現金で支払う必要があるようです。管理人は現金を持っていないため、入口の写真だけ撮ってバスに戻りました。どれくらいの乗客がこの洞窟内に入るのだろうか?そう思っていると、ほとんどの乗客が戻ってきました。つまり洞窟内に入る人はいなかったと言っても過言ではありません。

ヘラクレス洞窟の説明

正直言って、この洞窟内に何があるのかはわかりません。ですがほとんどの乗客が、「わざわざ入場料を支払ってまで見る物ではないだろう」と判断したものと思われます。おそらくそういう観光客が多くなったからこそ、バスの運転手も10分間停車することになったのでしょう。過去に観光客を1時間もここに置き去りにしたことにより、文句をたっぷり言われたのではないでしょうか。がっかり観光ポイントです。

帰路もほとんど同じ道をなぞる

一部を除いて、バスのルートは行きと同じ道を通ります。ですが先ほど紹介した観光スポットで下車する乗客は誰一人としていませんでした。2時間の運行を終え、最初の始発点に戻ってきました。結果ほとんどの乗客が、一度もじっくり観光スポットを堪能することなく市内観光バスツアーを終えました。

大西洋を臨む海岸エリア

まとめ

管理人の正直な意見を言うと、「このバスツアーに参加する意味はあったのか?」という感じです。満足できた観光スポットは大西洋と地中海の境界線、強いて言えば次点でペルディカリ公園くらいです。

もし「この市内観光バスに乗った方がいいですか?」と聞かれれば、「いいえ、乗らなくてもいいでしょう」と答えると思います。管理人にとって、入場に興味をそそられなかった観光スポットしかなかったと言えます。

それにこのツアーでは、モロッコ国民と外国人ですべての価格設定が違います。入場料然り、このバスチケット然りです。観光を前面に押し出しているエリアなのに、自国民と外国人を露骨に差別しているところも腹が立ったポイントでした。

今回の投稿を読んで、この市内観光ツアーに興味をもったあなた。忠告はしましたよ。自己責任でご参加ください。

 

それではまた!

 

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