(投稿記事の内容は2023年4月当時のものです。)
マルタの観光と言えばセントジュリアンズやスリーマ、首都ヴァレッタを挙げる人が多いのですが、一応それ以外にも観光スポットと言えるような場所もあります。
今回ご紹介するのはヨットの停泊所となっている(?)、マノエル島です。
ヨットの島、マノエル島(Manoel Island)
マノエル島はスリーマとマルタの首都ヴァレッタに挟まれた湾の中にある島です。
スリーマからは徒歩圏内でも行ける島です。島の入口からずっと、ヨットが停泊している様子やヨットの造船所(?)などが見えます。人間よりもヨットの方が多いかもしれません(笑)。
マノエル島唯一の観光スポット、マノエル要塞(Fort Manoel)
マノエル島に観光に来た方はおそらく、というかここしかない観光スポットを訪れることになると思います。マノエル要塞です。
島の最奥部にあるので、結構歩くことになります。道中は舗装路ですが、距離はあるのでスニーカーで来るのがいいでしょう。犬の散歩でも人気のコースのようです。
要塞内には入れない
管理人は島を時計回り(右回り)に歩いて要塞を目指しました。最初に見えてきたのはマノエル要塞に隣接しているセントアントニーチャペル(Chapel of St Anthony of Padua)ですが、門が閉まっていて中には入れません。
それ以外の場所は鉄条網になっていて、「立ち入り禁止」と書かれています。仕方がないのでさらに海沿いを進み、岩場のビーチに入ります。スリーマや首都ヴァレッタが見える、とてもいい景観です。
いい景観の中で小休止をして、要塞の入口へと到着しました。
この入口が正解のようですが、ここも立ち入り禁止になっています。はるばるセントジュリアンズから1時間以上歩いてきたのに入れません。
要塞の周りを回ってみる
要塞の南側です。時計回りに歩いてきて4分の3周しました。すると看板を発見しました。
「危険、不安定な建物。深刻なケガや死ぬ危険あり」と書いてあります。これは只事ではない警告です。今まで観光スポットでこのような注意書きを見たことがありません。確かにこれほど危険ならば、誰も立ち入れないようにしているのも納得できます。
つまり修復作業中だということでしょうか?もしそうなのであれば、マノエル島の入口にでも、「要塞は修復作業中のため立ち入り禁止」とでも掲げておいてほしかったです。ここに来るまでの道中では、そんなことはまったく書かれていなかったのですから。
スリーマやヴァレッタの美しい景観が見えたからよかったものの、もしこの景観すら見られなければまったくの徒労に終わっていたことでしょう。
まとめ
管理人がマノエル島に来て見られたのは、崩れかけている危険な建物とヨットだけでした。
「危険、不安定な建物。深刻なケガや死ぬ危険あり」と書かれている看板が見られたことは興味深かったですが、それ以外に特筆すべきことはありませんでした。
現在は修復作業は完了しているのでしょうか?もし修復作業が終わって、中を見ることができたらラッキーでしょう。
それではまた!
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