前回の投稿で、ウシュアイア駅に辿り着く苦労を書いてきました。
ここは歩いていく道じゃない!?パンアメリカンハイウェイ3号線!
今回はその本編、ウシュアイア駅に関する投稿です。
ウシュアイア駅(Estación de Ushuaia)
南フエゴ鉄道の始発駅です。「世界の果て号」と呼ばれる列車に乗車できます。
パンアメリカンハイウェイ3号線から右に曲がって下っていくと、駅の案内があります。
もう少し歩くと、木造の可愛らしい駅舎が見えてきます。
駅舎の右側には乗車券売り場があります。
この日(2024年9月22日)のプレミアムクラスの乗車券価格はなんと、108,000ARS(約16,200円)です。この駅を含めてたった3駅しかないのにです。
2023年末にこの「世界の果て号」に乗車した方の記事がありました。
驚くべきはその価格推移です。わずか9か月で乗車券価格は2倍に値上がりしています。これをハイパーインフレと言わずして何と言いましょうか!?
来月にはこの価格も値上がりして、更新されていることでしょう。
駅舎内
駅舎に入ると、温かみのあるレトロな造りが郷愁を感じさせます。
右側はバーになっていて、軽食やアルコールを買うことができます。左側にはお土産屋がありますが、スタッフが出て行ったため施錠されてしまいました。30分ほど待ちましたが、再び開くことはありませんでした。
さらに奥へ行くと、待合室になっています。乗客はここで次の時刻の発車を待ちます。
世界の国旗と、バーで購入したものを飲食するテーブルが置いてあります。さらには鉄道に関するちょっとした展示物もあります。
プラットフォームには乗車券を買った人しか入れません。管理人は中から眺めるだけです。
外から見るウシュアイア駅
駅舎を出て、柵の外から駅を眺めます。
掃除をしている人がいるということは、あれが次の時刻に発車する車両でしょうか?道に迷わなければ、先発の列車が発車するところが見られたかもしれません。
模型(かつて実際に使っていた車両?)もあります。
「世界の果て号」に乗車する際の注意
このウシュアイア駅まではるばる来て車両に乗らないという方はほとんどいないと思いますが、乗る予定の方は注意すべきことがあります。それは、「この場では乗車券が買えないかもしれない」ということです。
駅舎右にあるのは乗車券売り場のはずですが、「ここではオンライン販売した前売り券と実際の乗車券を交換しているだけ」という人もいます。つまり、事前に乗車券を購入しておかないと乗れないかもしれないということです。
管理人は乗車するつもりはなかったので問題ないですが、急に思い立って来た方は注意が必要です。空席があれば当日現地で購入できるかもしれませんが、確実に乗車するためには事前にオンラインで購入しておきましょう。せっかく来て乗れないのでは悔やみきれませんので。
まとめ
「世界の果て号」に乗車する方は大興奮、そうでない方もそれなりに楽しめるのがウシュアイア駅です。それほど鉄道には興味のない管理人でも、このウシュアイア駅を訪問してとてもよかったと思っています。道中苦労した分上向き補正がかかっていたのかもしれませんが、それでも来てよかったと心から思えました。「世界の果て」という響きがその思いを強くさせるのでしょう。
時間や空席がなくて「世界の果て号」には乗車できないという方でも、一見の価値はある観光スポットです。ティエラ・デル・フエゴ国立公園には行かなくても、ウシュアイア駅はぜひ訪れてみてください。
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったウシュアイア滞在記はこちらからどうぞ
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