チリ(Chile)

チリが南米諸国の中で安全というイメージは間違い!?交通と治安

前回の投稿にて、チリに関する基本情報を書いてきました。

日本から行くと最も時間のかかる国!?サーモンでお馴染みのチリ!

今回はその続きです。

 

前回からの引継ぎ情報。

交通情報:普通

衛生状況:普通

治安:殺される可能性あり

平均水準の生活環境

チリの生活レベルは平均水準程度です。利便性や衛生状況、治安などを書いていきます。

チリの交通情報について

チリの交通状況は意外と便利です。広い国土だけあって国内に空港はたくさんありますし、長距離バス網も整備されています。首都などの都市部では路線バスや鉄道網も充実していますが、南部の交通網はあまり便利とは言えません。

飛行機

国土の広いチリでは、遠方の移動には飛行機が便利です。

サンティアゴからチリ国内であればどこでも4時間程度のフライトで行けるので、素早く移動したい場合には飛行機を使いましょう。

長距離バス

国土の広いチリでは、長距離バスも便利です。

Bus-Sur (4)

国民の足として広く利用されており、サンティアゴから国内各地や近隣諸国へ向けて出発しています。南部パタゴニアでは国境をまたぐ路線がいくつもあります。

1,500kmくらいまでの距離なら24時間以内に到着できるようです。

鉄道

チリ国民にとって長距離鉄道は主な移動手段ではなく、鉄道網も充実していません。

ですがサンティアゴ市内では縦横無尽に地下鉄が運行していますので、便利に市内を移動できます。

Metro de Santiago

santiagoの地下鉄 (1)

santiagoの地下鉄 (2)

日本と同じように「bip!」というICカードで乗車できます。カード購入費とチャージ分の返金は不可なので、使い切るようにしましょう。

¿Qué es la bip!?

路線バス

地元民が好んで利用する路線バスです。

路線バス (1)

路線バス (2)

鉄道と同じようにICカードで乗車できます。ですが路線図もかなり複雑で、観光客が独りで乗り降りするのはかなり難しいかと思います。なので、地元民と一緒に乗ることを推奨します。

Maps in printable version - Red Movilidad

タクシー

どの国でも存在する交通手段です。

管理人は利用したことがないので相場はわかりません。路線バスや鉄道よりも高くつきますが、確実に目的地まで行けることを考えれば安いかもしれません。

不安な方はタクシーを利用してください。

チリの衛生状況について

ショッピングモールやホテルなどの商業施設内は掃除が行き届いていてきれいですが、屋外はそれほどきれいではありません。

道路の歩道はガタガタでゴミも落ちており、床に座るのは避けたいところです。

レストランの清潔レベルも、日本に比べるとかなり劣ります。屋外席にいると、排気ガスを浴びることになります。屋外で食事をするのはあまり賢い選択とは言えませんので、できるだけ屋内席で食事をするようにしましょう。

チリの治安について

南米は総じて危険な場所と言われます。ですが南米諸国で比較すれば、チリの治安はまだマシな方かもしれません。

ただしサンティアゴだけは別格です。チリで知り合った人全員から、「サンティアゴはとても危険な場所だから、常に注意していて!」と言われる始末です。

発生しやすい犯罪行為は以下に挙げるものです。これらの犯罪は外国人だけでなく、地元民に対しても発生するようです。

ケチャップ(アイスクリーム)強盗

チリに限らず、中米・南米でよく聞く犯罪です。

歩いていると背中からケチャップ(アイスクリームなどのこともある)をつけられ、親切な人がその汚れを拭き取っている間に仲間が貴重品をスリ盗るといった犯罪行為です。ケチャップを付ける人間、拭き取る人間、実行犯はすべてグルです。

正直言って、この犯罪はカモとして目をつけられたら避けようがありません。貴重品を持ち歩かないことで強奪は防げたとしても、ケチャップをつけられることは避けられません。地元民と歩いて目をつけられないようにするか、汚れても構わない服装で歩くかくらいしか防衛策がないように思います。

おそらく暴行を加えられることはないと思いますので、服を汚されたとしても、余計ないちゃもんをつけないようにした方が無難です。

ニセ警官

残念ながら、注意すべきは一般人だけではありません。

警官が近付いてきて、「身分証を見せろ」と言ってくることもあるようです。身分証を見せると、「偽札が紛れているかもしれないから現金を見せろ」と続けてくることもあるとか。

こう言ってくる警官は当然偽物で、現金を見せたらそのまま強奪されるか、何枚か抜かれて返金されるようです。

こういった警官がすべてニセ警官であればまだ楽なのですが、本物の警官の場合も当然あります。その場合は身分証を見せないことで言いがかりをつけられ、拘束される可能性もあるでしょう。正直言って、どうするのが最善なのかがわかりません。

警官は見て見ぬふり

警官が街中に立っている光景はよく見かけますが、彼らは助けてくれません。仮にこちらが暴行を受けていたとしても、見て見ぬふりをするのが日常のようです。

被害証明書を出してくれるだけで、助けてくれるような人はいないのが現実です。

「犯罪に巻き込まれたらその時点で終わり」という覚悟でいなければならないようです。

銃を突きつけてくる強盗

銃を使って力づくで襲ってくることもあります。サンティアゴ出身の友人も、銃を突きつけられたことがあるようです。こうなったらもうゲームオーバーです。

まとめ

都市部の交通網は、観光客が独りで利用するのはいささか厳しい状況になっています。南部パタゴニアではタクシーくらいしか交通手段がない場所もあります。

また犯罪行為が多く、被害に遭っても助かる可能性がゼロであることも否定できません。一応死を覚悟してからチリ(特にサンティアゴ)に行くことをおすすめします。

 

それではまた!

 

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