※この記事は2012年8月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
20代半ば、英語の語学留学のために「ニュージーランド」に滞在しました。人生で一番とも言えるような努力をし、なんとか英語が話せるようになりました。その学校で出会ったアルゼンチン人の友人にもう一度会いたいと思い、地球の反対側にある国「アルゼンチン」に行くことにしました。
では、「アルゼンチン」についてもう少し説明していきます。
アルゼンチン(Argentina)に関する基本情報
位置:南米大陸の南、チリの東
使用言語:スペイン語
通貨:ARS(アルゼンチンペソ)。1ARSは日本円で約0.2円(2024年5月現在)と考えておけば計算しやすいと思います
主食:肉
水道水:飲まない方が無難
物価:日本より安いか同じくらい
チップの習慣:義務ではないが、あります
トイレ:有料の場所もある
下記の情報には管理人の主観がたっぷり入っています。
交通情報:普通
衛生状況:普通
治安:殺される可能性あり
アルゼンチンの位置について
アルゼンチンは南米大陸にあり、ブラジルに次ぐ大きさの国です。
南北に長い国であり、北側のブラジル国境付近では冬でも暑いです。逆に南極に近い方では、年間を通して涼しいです。場所によって天候条件もまったく違う国です。
アルゼンチンの使用言語について
公用語はスペイン語ですが、本国スペインのものとは若干発音が違ったりします。ですが、会話は問題なく通じます。
観光地では英語が通じます。若い世代であれば、英語が通じる割合が多くなります。
街中の看板や標識はスペイン語のみのものが多いですが、英語が併記されているものもあります。スペイン語と英語では似たような単語が多いので、英語が理解できればある程度意味が推測できます。
アルゼンチンの通貨について
ARSという、アルゼンチンのみで流通している通貨が使われています。補助単位としてセンタボが使われています。
100センタボ=1ARS
10ARS以下は硬貨、10ARS以上は紙幣です(最大額は10,000ARS)。2024年のうちに、20,000ARSの高額紙幣が発行される予定です。
(以前は5ARS紙幣もありました。)
アルゼンチンではクレジットカードが広く普及していますが、現金でしか受け付けていないところもあります。地方部ほど現金が必要になります。
両替は銀行でもできますが、USD(アメリカドル)からでないとできません。日本円から直接ARSには両替できませんので、USDを持っていくようにしましょう。
※為替レートに関する重要な事項
為替レートには公式レートと、ブルーレート(非公式)があります。公式レートとブルーレートでは2倍ほどの差があります。
かつてはクレジットカード決済にて、大損する公式レートが適用されていたようですが、現在ではブルーレートに近いMEP(電子決済市場)レートが適用されることになりました。そのためクレジットカードが利用できる場所であれば、カード決済を利用するほうが便利になっています。
アルゼンチンの主食について
「肉が主食(笑)」と言われるほど肉の消費が盛んです。
ですが当然炭水化物も食べます。パンやパスタが主流で、米もときどき食べられています。
米は東洋人街などで入手できますので、日本人にも安心です。
アルゼンチンの水道水について
水道水をそのまま飲むのは推奨しません。沸騰させれば飲めるでしょうが、一番安全なのはミネラルウォーターを購入することです。
レストランで提供される、水道水で洗われたと思われるサラダ等には気を付けましょう。
アルゼンチンの物価について
食料品は日本より安いか同じくらいです。
管理人がアルゼンチンに滞在していた時期(2012年8月)は、現在と違って日本円が世界最強と言われる時代でした。ですがそれでも安くは感じなかったのが正直な感想です。ちなみに当時の為替レートは1ARS = 20円程度でした。
この数年間、日本円はどの通貨に対しても弱くなっていますが、現在アルゼンチンではとんでもない速度でインフレ(ハイパーインフレ)が進行しています。
現在(2024年5月)は1週間のうちに数回値上げがあるような状況らしく、定価などあってないような感覚です。2012年には100ARSが最高額紙幣だったものが、現時点では10,000ARSになっています。それを目の当たりにすれば、価格が日本と比べて安いのかどうかなどわかりません。
外食費に関しましては、2012年当時では日本と同じくらいの感覚でした。1,000円あれば1食満足に食事ができる価格帯だったと思います。現在ではどうなのか、正直わかりません。
アルゼンチンのチップの習慣
チップの習慣は義務ではないようですが、あります。会計の10%程度の金額をウェイターに渡すのがマナーです。
現在ではインフレが激しすぎるため、飲食代に10%上乗せしてクレジットカードで支払うのがスマートかもしれません。紙幣価値はどんどん値下がりしていきますので。
アルゼンチンのトイレ事情
アルゼンチンのトイレは有料の場所もあります。2012年当時は硬貨で支払えるくらいの価格設定でした(1回の使用料は2ARS程度)。
飲食店や博物館内にあるトイレは、利用客であれば無料で利用できます。また、ショッピングモール内のトイレも無料で利用できます。飲食をしたり入場料を支払った建物内にあるトイレであれば基本的に無料で利用できますので、こういった場所を利用した際にトイレは済ませておきましょう。
アルゼンチンのトイレにはトイレットペーパーが置いてありません。自分で使用する分は携帯してください。水流も弱く、ゴミ箱が設置してある場合はそこに捨てる必要があります。なので、水に流せるティッシュである必要はありません。
また、便座がない洋式トイレがほとんどです。「便器の上に跨る」、「空気椅子」、「直接便器に座る」などの方法があります。管理人個人は「便器の上に跨る」のが正解だと思っていますが、未だに確証はありません。
できる限り自宅やホテルで済ませておくことを強く推奨します。
以下の情報は次回に続きます。
交通情報:普通
衛生状況:普通
治安:殺される可能性あり
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったアルゼンチン滞在記の英語版はこちらからどうぞ
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