(投稿記事の内容は2025年1月~2025年3月当時のものです)
地図上だと魅力的に見えるのに、実際に行くとまるで大したことのない場所は数多くあります。
今回は管理人が感じた、「ポルトアレグレの行っても行かなくても構わない観光スポット」に関する投稿です。
わざわざ行く必要はない場所?
通りがかったときに見るくらいで充分な場所を集めました。
リオグランデドスル州立図書館(Biblioteca Pública do Estado do Rio Grande do Sul)
ポルトアレグレ市内にある公立図書館です。
入口で受付の女性が話しかけてきますが、もちろんポルトガル語です。ジェスチャーを交えて、「1階以外に2階もあるよ」と説明してくれました。
1階は多少の蔵書と、何かしらの展示を行っています。何人かの作家の生い立ちなどを説明する展示のようで、名前を聞いたことがあるのはフランツ・カフカ(Franz Kafka)くらいです。
当然説明もポルトガル語のみなので読めません。
2階にも多少の蔵書と会議室がありますが、他に特筆すべき点はありません。
無料Wifiも使えなかったので、ここを再訪することはないでしょう。ちなみにトイレは無料で利用できました。
ジュリオ・デ・カスティーリョス美術館(Museum Júlio de Castilhos)
臨時閉館中の美術館です。
開館時間中に訪問したのに、ドアが閉まっています。
1枚の紙が貼ってあります。帰宅してから調べると、「修復工事のため無期限閉館」となっていました。この分では、おそらく管理人の滞在期間中には再開されないでしょう。
アルト・ダ・ブロンズ城:文化空間(Castelinho do Alto da Bronze - Espaço Cultural)
博物館になっていると思われる城です。
開館時間が記載されていないのが気になりましたが、12時半頃到着したときにはドアも開いていませんでした。
中には入れそうになかったので、訪問は諦めました。臨時閉館中なのかどうかさえ不明な場所です。
ガスメータープラント(Usina do Gasômetro)
遠くから見える煙突が特徴的な場所です。
遠くから見ると美しく見えますが、近寄ってみると結構ぼろぼろな煙突です。以前起きた洪水の被害も受けていたようで、修復中だと思われます。
タラベラ・デ・ラ・レイナの噴水(Fonte Talavera de la Reina)
稼働していない噴水です。
以前紹介したポルトアレグレ美術館の目の前にある噴水です。
稼働しておらず、水は流れていませんでした。美術館に来るついでに見れば充分でしょう。
ポルトガル植民地を記念する記念碑(Monumento em homenagem a colônia portuguesa)
市内の一角に佇む塔です。
日本語訳では「ポルトガル植民地を記念する記念碑」となっています。ですが以前ブラジル人の友人に聞いた話では、「ブラジル国民は勝手に植民地化したポルトガルに対して恨みを持っている」とか…。これを喜ばしい出来事と、ポルトアレグレ市民が本当に思っているのかは謎のままです。
ラサドール記念碑(Monument to Laçador)
空港近くにある彫像です。
ガウチョ族のシンボルとして名高い彫像のようです。
空港最寄り駅のアエロポルト駅の近くにありますが、タクシーなどを使ってポルトアレグレ市内に来る方には縁のない場所です。レンタカーなどを返却した場合は、空港までの道程で見ることになるかもしれません。
ポルトアレグレと姉妹都市である金沢市にも、この彫像のレプリカが贈られたようです。金沢市に出かけた方は、このレプリカを探してみると楽しいかもしれません。
ゴンサーロ・デ・カルヴァーリョ通り(Rua Gonçalo de Carvalho)
「世界一美しい通り」の名を冠する道路です。
道中にある説明書きの看板には、「世界一美しい通り(Rua Mais Bonita do mundo)」と書かれています。滞在していた宿のホストにもそう説明されました。
管理人は何度もここを通りましたが、両脇に木が生い茂る、単なる道路にしか見えません。一方通行道路ですが交通量がとても多く、両脇は駐車された車で埋まっているので横断には注意が必要です。
また写真ではわかりにくいですが、電線は木の上や間に通されています。
そのため大雨時には木の葉が落下して電線に引っかかり、停電も多く発生しがちです。日本と比べると、まるで安全管理がなされていません。
ポルトアレグレに滞在予定の方は、ぜひここを訪れてみてはいかがでしょうか?単なる普通の通りにしか見えませんが…。
まとめ
わざわざ訪れる必要のない観光スポットをご紹介しました。がっかり観光スポット好きな方であれば、それなりに楽しめるかもしれません。
それではまた!
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ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったブラジル滞在記は現在執筆中です。
それまでに以下の過去作をお読みいただくと、現在までの話がスムーズに繋がります。
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