「海外移住するなら、カナダとかいいかもしれんなあ」
一度はそう考えたことのある方、多いんじゃないですか?
カナダは北アメリカ大陸の北に位置し、とても面積の大きな国です。
有名な都市といえば、こんなところ。
- 西海岸に位置するバンクーバー
- ナイアガラの滝にほど近いトロント
どうです?馴染みがあるでしょ?名前くらいは知っていますよね。
ですが、このブログの名前は「日本人いない場所」です。
そんな有名なところは紹介しません(というか、上記2か所は行ったことがないので紹介できません)。
今回紹介する場所はほとんどの日本人が聞いたこともない場所、サスカトゥーン。
管理人も縁がなければ一生行かなかったであろう場所です。
では、「サスカトゥーン」についてもう少し説明していきます。
サスカトゥーンに関する基本情報
所在する州:サスカチュワン州
都市名:サスカトゥーン
使用言語:英語
主な宗教:キリスト教
通貨:CAD(カナダドル)。1CADは日本円で約110円(2023年8月現在)と考えておけば計算しやすいと思います
主食:パン、パスタ
水道水:飲めますが、ミネラルウォーターを買った方が無難
物価:食料品も生活必需品も日本に比べると高いです
チップの習慣:あります
サスカチュワン州の税率:GST 5%、PST6%
トイレ:有料のところを見た記憶がない
下記の情報には管理人の主観がたっぷり入っています。
交通情報:不便であり危険
衛生状況:普通
治安:カナダ国内で最悪と言われる場所がある
カナダのサスカチュワン州について
サスカチュワン州はカナダ中央部にある州で、アルバータ州とマニトバ州の間にあります。
「地球の歩き方」などのガイドブックでも、ほとんど触れられない(もしくはまったく記載されない)州です。
海外から訪れるには、カルガリーやトロントの空港で国内線に乗り換える必要があります。(サスカトゥーン・ジョン・G・ディーフェンベーカー国際空港という小さな空港があります。)
観光客はほとんどいないと言っていいでしょう。
サスカトゥーン空港です。
カナダのサスカトゥーンについて
サスカトゥーンはサスカチュワン州で最大の都市ですが、州都ではありません。(州都はㇾジャイナという都市です。)
夏は40℃、冬は-40℃近くまで達する、暮らすには非常に厳しい場所です。
サスカチュワン大学という、同州で最大の大学があります。サスカチュワン州の他の町や村で生まれ育った人たちは、大学進学でこのサスカトゥーンに出てくることが多いようです。
サスカトゥーンの言語について
カナダの公用語は英語とフランス語ですが、ここサスカトゥーンは英語が主に話されています。
街中の看板や標識には英語のみ表記されています。
スーパーマーケットで売られている商品にはフランス語が併記されていることもありますが、基本的に英語だけで生活できます。
サスカトゥーンの宗教について
国民の大部分がキリスト教徒です。
ですが日曜に教会に行くかどうかは個人の自由です。
無宗教信者の人もいるようで、特に宗教差別などはないようです。
カナダの通貨について
CAD(カナダドル)というカナダ独自の通貨が使われています。補助単位としてセントが使われています。
100セント=1CAD
2CAD以下は硬貨、5CAD以上は紙幣です(最大額は100CAD)。
カナダではすべての場所でクレジットカードが使えます。なので、現金は持っていなくても問題ありません。
両替所はそれほど多くはありません、日本円から直接CADに両替できるところもありますが、USDから交換する方がレートがいいかもしれません(USDをあらかじめ持っている場合)。
短期旅行であれば必要になったときの保険として、少額の日本円を両替すればいいと思います。
サスカトゥーンの主食について
パンが主食です。
パスタもよく食べられています。
米も主食ほどではないにしろ、スーパーで普通に売っています。日本では見かけることのないパーボイルドライスも売っています。
サスカトゥーンの水道水について
水道水をそのまま飲んでも問題ないですが、気になる方は煮沸したりミネラルウォーターを買った方が無難です。
管理人は電気ケトルで沸かして飲んでいますが、特に気になる点はありません。
重いペットボトルの水を持ち運ぶ手間と安心を秤にかけて判断してください。
サスカトゥーンの物価について
日本に比べるとすべてが高いです。食料品、生活必需品で日本より安く感じたものは何もありません。
レストランやカフェなどで食事をすると、15~20CADは必要な感覚です。
サスカトゥーンのチップの習慣
レストランやカフェなどを利用した際、チップを支払う必要があります。
クレジットカードでの支払いの際は、「15%」「18%」「20%」の中から選んで会計に上乗せして支払います。
相場は「18%」です。(「10%」が選べるところもありますし、自分で好きな数値を入力できるところもあります。)
ですが、チップの支払いは義務ではありません。
「チップを支払いますか?」と端末に表示されますので、支払いたくない場合には「No」を選択すれば請求されません。
支払わなくても特に問題はありません。
管理人も最初の頃は支払っていましたが、ある時点から支払うのを止めました(一度しか行かない店ならば、「チップも払わないケチな客だったな」と思われても関係ありませんので)。
何度も行くお気に入りの店であれば、常連客としての評価を考えて支払った方がいいと思います。
サスカチュワン州の税率
実はカナダでは州によって税率が違います。すべての州でGST(連邦消費税:Goods and Services Tax)とPST(州・売上税:Provincial Sales Tax)という二種類の税金がかかります。
GSTはカナダ全土一律5%で、国内で取引されるほとんどの物品とサービスに対して課税されます。ですが日常生活に密接する食料品(パン、牛乳、野菜など)は税率0%で、教育サービスや医療サービスの一部、中古住宅は非課税です。日本の軽減税率に相当するものですが、生活必需品がほぼ非課税なのはうらやましい限りです。
PSTとは消費や使用目的で購入した有形動産などに州が課税するものです。このPSTは州によって税率が異なり、隣接するアルバータ州ではPSTが課税されません。逆にケベック州では9.975%と、とても大きな割合で課税されます。カナダに滞在、移住する際には税率も考慮して場所を選んだ方がいいでしょう。
サスカトゥーンのトイレについて
サスカトゥーンのトイレはほぼ無料だと思って問題ありません。ショッピングモール等の中にあるトイレもきれいで、無料で利用できます。飲食店にあるトイレも同じです。トイレットペーパーもあります。
街中にある公衆トイレも無料です。あまり清潔ではないかもしれませんが。非常時に備えて流せるティッシュなどは持っていた方がいいです。
サスカトゥーンで有料のトイレを利用したという記憶がありませんので、トイレに関しては心配する必要はないでしょう。
以下の情報は次回に続きます。
交通情報:不便であり危険
衛生状況:普通
治安:カナダ国内で最悪と言われる場所がある
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったカナダ滞在記はこちらからどうぞ
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