前回までの投稿で、格安航空会社のライアンエアーに乗り、ローマ・フィウミチーノ空港に到着したことを書いてきました。
ライアンエアーは公式サイトから買わなきゃダメ!代理店を通さずに!
ヨーロッパのどこでも行ける!?ローマ空港の規模は半端じゃない!
ローマ・フィウミチーノ空港から利用するフライトは、久しぶりに格安航空会社ではありません。通常の航空会社のフライトがとても快適だったので投稿します。
中国東方航空
中国東方航空とは、中国・上海を拠点とする航空会社で、JALが加盟するスカイチームに所属しています。中国・日本各地へ就航し、アフリカと南米を除く地域にも直行便で行くことができます。
久しぶりのジャンボジェット
この旅で10時間を超えるような長時間フライトをするのは、マルタに行くとき以来です。管理人に発行された今回の「ローマ⇒上海」搭乗券の座席番号は40Kと記載されているため、10列くらい座席があるジャンボジェットだということがわかります。
このジャンボジェットが満席になるようなフライトなのでしょうか?すし詰め状態でのフライトになる可能性大です。
久しぶりのモニター
管理人の座席は右側3列の真ん中でした。隣の通路側の座席には男性が座っています。今はまだいないようですが、窓際の座席にも誰かが座るのでしょうか?
各座席にはモニターが備え付けられています。
音楽や映像も離陸前から楽しめます。さらに、充電用のUSBポートもあります。それに、足元のスペースも格安航空会社の座席よりもかなり余裕がある気がします。
昔の国際線の飛行機と言えば通常装備だったモニターを見ただけで感動している自分がいました。格安航空会社が主流となった現代では、各座席のモニターは古き良き時代を感じさせる装備品になってしまったのでしょうか?
久しぶりの空席が目立つ機内
結局離陸時刻になっても、管理人の隣の窓際の座席に乗客は来ませんでした。見ると座席には結構空席が目立ちます。真ん中の4列席も2~3人しかおらず、中には3列席がすべて空いているところも見受けられます。「ローマ⇒上海」はドル箱路線だと思うのですが、日曜夜となると利用客はそれほどでもないのでしょうか?
管理人の隣の座席の男性は3列すべて空いている席に移動してくれました。そのおかげで管理人は自分の席で横になって眠ることができました。気を遣ってくれる男性が隣だったことに大変感謝します。
久しぶりの機内食
離陸後1時間ほどして、機内食の香りが漂って来ました。最初はまず飲み物の提供です。ここまで来ればほぼ確実に日本に帰国できることがわかったので、お祝いの意味も兼ねてビールを頼みます。追加料金も当然かかりません。久しぶりのアルコールは最高です。
その後は機内食の提供です。チキンライスか魚が選べたので、しばらく食べていなかった魚を選びました。
煮魚と茹でたにんじんとフライドポテトのプレート、クスクスのサラダ、それにデザートまであります。さらにはピーナッツの袋も。久しぶりのまともな食事が胃に染み渡ります。
久しぶりのアルコールなので酔いもよく回ります。空きっ腹でかつ、極限の喉の渇きにはぬるいビールといえどよく効きます。さらには焼いたパンも追加で提供されました。追加で頼んだコーラもとてもおいしく、非常に満足いく食事でした。
真夜中に2回目の提供
多少の睡眠から目覚めると、飲み物の準備をしているようでした。2時半という、ほとんどの乗客が寝ている時間にもかかわらずです。
オレンジジュースを頼み、その後なんと軽食のサンドウィッチまで提供されました。
ハムチーズサンドウィッチでしたが、ハムとチーズがシャリシャリしています。どうやら解凍が済んでいないようです。ですがそれでもおいしいです。空腹が最高の調味料ですので。
まさかの3回目の提供
また眠りに落ちた後目覚めると、あと2時間で上海に着く予定になっています。もう一度機内食が出るような雰囲気です。
ビーフパスタとヌードルから選べるようなので、今回はビーフパスタを選択です。
それにパスタのサラダとフルーツ盛り合わせが付いています。そして数分後に追加のパン1個です。ビーフパスタはピリ辛でおいしかったです。
まさか3回もこの機内で食事ができるとは思いませんでした。思わぬ食事にありつけた今回のフライトには大満足です。
まとめ
格安航空会社のフライトに慣れていた身からすると、通常の航空会社のフライトが同じエコノミーにもかかわらず、まるで天国のように感じられました。昔はこのようなフライトが当たり前だったのに、少しでも安くフライトしたいと思うと地獄のようなフライトを選択してしまうものなのですね。
だいたいいつも満席の格安航空会社のフライトに慣れていた管理人にとって、この機内はうれしい誤算でいっぱいでした。単なるエコノミー席がプレミアムエコノミー席のようにも感じられました。今回の中国東方航空のフライトは予想をはるかに上回る満足度でした。
歳をとって過酷なフライトに耐えられなくなってくると、少し高くても通常の航空会社を利用した方がいいのかなとも思いました。安い値段というだけで航空券を買う行動を、改めるときが来たのかもしれません。
それではまた!
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