(投稿記事の内容は2023年5月当時のものです。)
マルタ島の主要な観光スポットはだいたい東側に集中しているのですが、南西部の方にも訪れるべき観光スポットがあります。今回紹介するのはブルー・グロット(Blue Grotto)と呼ばれる場所です。
前回と同じ「ブルー」を冠する「ブルー・グロット」
前回ご紹介したコミノ島の「ブルー・ラグーン」に続いて、今回は「ブルー・グロット」です。
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「ブルー」と名の付く場所はマルタで絶対に外せない場所なのでしょうか?「ブルー・グロット」も、マルタ滞在者の誰に聞いても絶対に行くべき場所だと強くおすすめされます。そこまで言われれば行かないわけにはいきません。友人と2人で行くことにしました。
まずは首都ヴァレッタ(Valletta)のバスターミナルへ
どこに滞在しているのかにもよりますが、首都ヴァレッタからなら、ブルー・グロットまでの直通バスが出ているようです。ヴァレッタのバスターミナルはここです。
「74」という番号のバスに乗るのが正解です。しかし朝の通勤時間帯を過ぎてしまうと、1時間に1本しか運行していないようです。
Time Table - Malta Public Transport
管理人がバスターミナルに着いた時には40分ほど待たなくてはなりませんでした。出発が遅くなってしまったため、あまり長い間待ちたくありません。それに待ち時間が長くなると、新たに回数券を消費することにもなりかねません。調べてみると同じ70番台の番号である「71」「72」「73」であれば、ブルー・グロット方向へ進むようです。これらのバスはマルタ国際空港を経由するので、最悪そこで乗り換えれば直通バスの「74」に乗るより早く到着できるかもしれません。そう思った管理人は70番台のバスで一番早く来たバスに乗り込むことにしました。「73」が最初に来たので、これに乗り込みます。とにかくブルー・グロット方面へ向かい始めました。
「73」のバスであればブルー・グロット近辺まで行ける
バスに乗り込んでから詳細を調べたところ、「ズッリー(Iż-Żurrieq)」という街の「Piano」というバス停で降りれば、そこから2kmくらいでブルー・グロットに辿り着けるようです。
乗り換えのバスがうまく繋がらなそうだったのと、そのバス停からなら歩いてもいいと同行した友人も了承してくれたので、「Piano」バス停から歩くことにしました。
地図で見ると「Piano」バス停は「73」の折り返し地点に当たるようです。ほとんどの乗客が降りるだろうからわかりやすいと思っていましたが、そんなことはなく降りそこなってしまいました。慌ててその次のバス停で降りました。GPSをちゃんと信頼していればこんなことにはならなかったのにと反省しました。
距離にして2km、30分近く歩いてブルー・グロットが臨める場所に到着しました。セントジュリアンズ近くの宿を出発してからここまでの所要時間は約2時間でした。
どこがブルー・グロット?
Google Mapでブルー・グロットを検索すると、いくつか候補が表示されます。それは洞窟自体だったり、展望エリアだったり、海だったり、若干違う場所が表示されるため非常にわかりにくいです。しかし、ブルー・グロットを遠目から眺めるのであればここが正解です。
この展望エリアから見える洞窟のようなものがブルー・グロットです。ここからの写真を撮れば、ブルー・グロットを見に来たと胸を張って言えるはずです。
では同じくブルー・グロットと表示されているこの場所は何なのでしょうか?
ここはブルー・グロットではなく、ブルー・グロットを巡るボートツアーの出発地点になります。管理人と友人は実際にここまで歩いて確かめました。この場所にはブルー・グロットはありません。ボートツアー乗り場でした。
ブルー・グロットのボートツアー
1人10€でボートツアーに参加できるようです。5~6人参加者が集まるまで待つ必要があるかもしれません。しかしこのボートツアーは天気が悪い(大雨や強風)と敢行されないようです。
また、午後の遅い時間だとすでにツアーは閉まっています。管理人がこの場所に着いたのは17時をとっくに過ぎていたので、ボートツアーのチケット売り場すら閉まっていました。
ここでボートツアーに参加したい場合は、午前中や遅くとも午後の早い時間、さらに天気のいい日を選ばないと参加できません。マルタの天気は非常に変わりやすいので、島の東側がいい天気でも、ここブルー・グロットもいい天気かどうかはわかりません。あなたの日頃の行いのよさが試される場所です。ボートツアーに参加できたら、あなたは幸運だと思ってください。
とにかく暑かったのでアイスが飛ぶように売れていた
管理人がここを訪れた日(5月27日)は暑い日でした。ブルー・グロットの展望エリア入口付近で1台のアイス販売車が停まっていました。この場所で営業しているのはこの1台だけでした。
同行した友人がここに着くなりアイスを食べたいと言い出したので、アイスを買いました。管理人の分も買ってくれました。
周辺を散策し、帰りのバスを待っているときにももう一度アイスを食べたいと友人は言い出しました。同じ販売車からアイスを買いました。管理人の分も再び買ってくれました。
我々がここに滞在していたのは2時間足らずです。この短時間でこの販売車は我々2人に4つもアイスを売ったのです。バスを待っている間他の人たちを観察していましたが、結構な数の人たちが同じようにアイスを買っていました。
果たしてこの販売車はこの日1日で、一体いくつのアイスを売ったのでしょうか?特に呼び込みをせずとも、お客さんが次から次へと来ていました。最高の立地に拠点を構えるということだけで、とてもすばらしいビジネス戦略と言えます。
この日管理人の心に一番残ったのはブルー・グロットの景観ではなく、このアイス販売車の販売成績でした。
ちなみにこの場所にトイレはありませんので、お腹を壊さないよう注意してアイスを食べてください。
帰路は「74」のバスで
ブルー・グロット最寄りの「Panorama」というバス停には「74」か「201」のバスしか来ません。
おまけに1時間に1本しか来ないので、絶対に逃すわけにはいきません。「74」のバスが来たら、他の人たちも一斉にこのバスに乗り込みました。もしこのバスが満員で乗れなかったとしたら一体どうなるのでしょう?考えたくもありません。
まとめ
ブルー・グロットは日の高い時間帯に訪れるべき場所です。管理人が到着した17時過ぎでは青くもなく、日が沈んで赤く見えるというわけでもありませんでした。青さを堪能したいのであれば、絶対に日が暮れる前に見てください。
そして機会があればアイスも食べてみてください。おそらく販売車は1台しかないのですぐにわかると思います。味は普通のアイスですが、すばらしいビジネス戦略を持っている販売車です。暑ければここのアイスを食べるしかありません。せっかくなのでその策略に乗ってあげましょう。
それではまた!
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