モロッコ(Morocco)

世界大会でもまったく盛り上がっていなかった?タンジェでのILCA

前回の投稿で、タンジェ旧市街近辺の観光スポットをご紹介しました。

市内観光バスツアーか徒歩でOK!タンジェ旧市街近辺の観光スポット

その中のひとつ、タンジャ・マリーナ・ベイでは「ILCA U21 World Championships」という大会が開催されていました。ちょうど管理人がタンジェ滞在中に開会~競技~閉会まで行われる日程でした。今回はその大会の盛り上がり具合が異様だったため、投稿していきます。

注:管理人はまったくILCAについて詳しくなく、存在自体も今回初めて知りました。この投稿の見解は素人感丸出しのものになると思います。ILCAファンにとっては許せない投稿になるかもしれません。読んでいて怒りを覚えてしまったら、すぐにこのページを閉じてください。

ILCA U21 World Championshipsとは?

ものすごく簡単に言えば、ヨット(ボート?)のレースです。以下に公式サイトのリンクがあります。

2023 ILCA U21 World Championships – Day 0 - International Laser Class Association

管理人は以前にヨットのレースを見たことがありません。ですが毎日のように開催場所を訪れていた管理人にとっては、なんとなく興味をそそられるイベントではありました。

競技は6日間に渡って行われるようなので、1回くらいは競技を生で見てみたいと思っていました。

ILCA2

詳しいタイムテーブルが一切ない

10月17日~22日が競技日となっていますが、何時に競技が開始されるかといったタイムテーブルが一切書いていません。

「毎日同じ時間帯にマリーナ・ベイに足を運べば何かしら見られるだろう」

そう思っていました。

ILCAスケジュール

管理人はだいたい昼過ぎにマリーナ・ベイへ行っていました。ヨットレースという海の沖合で行う性質のスポーツである以上、真っ暗闇の中でやるとは思えません。かといって早朝からやるとも思えないので、絶対に昼前後をはさむ競技時間になると思っていました。昼過ぎに行けばスタート~途中経過~ゴールまでのどこかは必ず見られるはずです。なぜならこのマリーナ・ベイのビーチがスタート・ゴール地点だからです。そういう見解でレース観戦に臨みました。

夜には開催されていないことが確定

競技1日目の17日、この日は初めて日没時にマリーナ・ベイを訪れてみることにしました。実際に行ってみると、ヨットは1隻もありません。つまり日没付近の時間帯にはレースが行われないことが確定しました。レース観戦したいならば、昼間に行けばOKだということが確信できました。

やはり昼頃にレーススタート?

競技2日目の18日、朝は雨が降っていました。昼過ぎにマリーナ・ベイへ行くと、沖の方にヨットがたくさん出ていました。なるほど、「やはりこの昼前後の時間帯にレースは開催されているのだ」と正解がわかりました。

ILCAレース帰還

ですが大会本部とも言えるスタート・ゴール地点のビーチでは、なにひとつとしてアナウンスがないのです。ヨットは沖に出ているので、レースの詳細など誰にもわかりません。仮にも世界大会なのですから、アナウンスのひとつくらいあるのが普通ではないのでしょうか?結局何も状況はわからないままでした。

ILCA選手村

まったくわからないレース運び

競技3日目の19日、この日は強風でした。ちょうどマリーナ・ベイへ行くとそう遠くない地点でレースをやっていました。しかし相変わらずアナウンスの類はありません。少なくともこのビーチ付近にいるということは、スタート直後かゴール直前ではあるはずです。選手紹介や状況などをアナウンスしてもいいのではないでしょうか?

競技5日目の21日には、レースのスタート状況が見えました。ビーチからヨットが次々と海へ入って沖へ向かいます。相変わらず何のアナウンスもありません。

ILCA UNDER21 world championships 2023 race start #morocco #tangier #shorts - YouTube

競技6日目の22日には、ヨットが沖からビーチへ帰還するところでした。この日が競技最終日なのは本当のようで、ビーチに上がった選手たちはそのまま各自でヨットを引き、道路の方まで運んでいきました。誰が優勝したのかなどのアナウンスも相変わらずありませんでした。

最終競技日翌日

大会終了後の翌日には、昨日までの設備の片付けを行っていました。世界大会の余韻もまったくありません。ILCAはひっそりと始まり、ひっそりと終わりました。

観客たちの反応

マリーナ・ベイを訪れた人たちは当然、時間帯によってはこのレースを目にします。時折写真を撮影する人たちはいますが、選手に向かって声を張り上げている人は誰一人としていませんでした。

選手の関係者が応援する光景すら一度も見ることはありませんでした。選手に対して声をかけてはいけない決まりでもあったのでしょうか?

まとめ

終始この大会の進行状況はわからず、この大会を話題にしている人も管理人の周りにはいませんでした。スポーツの世界大会が行われるとなれば、通常街をあげて盛り上げるのではないかと思います。ですがそんなそぶりは微塵も感じさせない世界大会、ILCAがそこにありました。

このILCAという大会自体がとてもマイナーなものなのか、開催地モロッコ・タンジェがまったく盛り上げる気がなかったのか、管理人には知る由もありません。ただ世界には、こんなにひっそりと行われる世界大会もあるのですね。海外の貴重な文化をまたひとつ学ぶことができました。

 

それではまた!

 

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