観光都市ではないカサブランカもハウスメイトに恵まれたおかげで楽しめましたが、モロッコ国内の別の場所に移動する予定はあらかじめ組み込んでいました。今回の投稿はその移動した先、タンジェという港町の紹介です。
モロッコ最北部の港町タンジェ
タンジェはモロッコ最北部に位置する街で、ジブラルタル海峡に面しています。
ジブラルタル海峡をはさんですぐそこにスペインがあることもあり、ヨーロッパからの観光客がよく来る街でもあります。
公用語はアラビア語ですが、かつてフランスに支配されていたことからフランス語、さらにスペインからも近いためスペイン語も話されています。この街で働く人たちはさらに英語も話せるので、4か国語を話せるマルチリンガルの人がかなり多い印象です。
ヨーロッパへの交通の要所
ヨーロッパまではわずか数十kmです。天気のいい日にはタンジェからスペインがぼんやりと見えます。
タンジェ旧市街(メディーナ)近くの港では高速フェリーがタンジェ~スペイン間を結び、わずか35分でスペインのタリファという港に行けるようです。
ちなみにフェリー運賃は最安値の代理店で往復770MAD(11,550円)です。「最安値」というのは、この街ではフェリー乗船券を販売している箇所が複数あります。その場所によって価格が違うため、このような表記を用いています。「FRS」という公式会社の運賃が最安値のようです。他の場所では乗船券を買わないようにしましょう。
もう1か所、タンジェ~アルへシラス間を結ぶフェリーがあります。
こちらの港は旧市街からかなり離れた位置にあるため、車を使わないと港自体に辿り着けません。アルヘシラスのすぐそばにはイギリス領のジブラルタルという場所がありますので、こちらのフェリーを利用すれば1日に3か国を訪問することも可能です。
最寄駅から旧市街への行き方
ONCFでタンジェを訪れる場合には、タンジェ・ヴィル駅から旧市街に向かうことになります。
駅から旧市街へ行く手段はタクシーか徒歩しかありません。タクシーを利用する場合には、「旧市街」だけだと範囲が広すぎて運転手に伝わらないので、「Grand Socco」など、具体的な地名を言ってあげるとわかりやすいです。ですが、タクシーは当然ぼったくってきます。
以前の投稿でもご紹介したこの記事が参考になります。
チュニジアよりは暮らしやすい!?モロッコの安全度はどのくらい?
管理人はぼったくりがどうしても許容できなかったため、徒歩で旧市街まで行きました。徒歩でも1時間はかからずに到着できたので、時間や体力に余裕のある方は徒歩で行ってもいいでしょう。きれいな景色も拝めます。
旧市街は客引きがすごい
タンジェ屈指の観光地だけあって、旧市街の土産物売りは客引きがすごいです。狙い定めたターゲットにはしつこく食い下がります。MADでもEURでも買い物はできるようです。納得がいく価格であれば買ってもいいでしょう。
まとめ
スペインが見えるという位置にあるタンジェ。砂漠の観光に飽きたなら来てもいいところだと思います。ここがアフリカだということを忘れさせるような雰囲気がタンジェにはあります。
次回はタンジェ近郊の観光スポットをご紹介します。
それではまた!
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