ニュージーランド(New Zealand)

血塗られた歴史のある未開の島!遊歩道を歩くのも大変なランギトト島

※この記事は2011年9~12月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。

 

前回の投稿で、オークランドからフェリーで気軽に行ける島であるワイヘケ島をご紹介しました。

まるで天国のような島!?オークランドからフェリーで行くワイヘケ島

今回はオークランドから気楽に行ける島第2弾、ランギトト島の投稿です。

ランギトト島(Rangitoto Island)

ランギトト島はオークランド東部にある島で、フェリーで40分ほどで辿り着けます。

人の手がほとんど加えられていない、手つかずの自然が楽しめる島です。

ランギトト島外観

ランギトトフェリーターミナル

ランギトト島の玄関口となるフェリーターミナルです。

ランギトト島にはこのフェリーターミナルしかありませんので、訪問客は必ずここに到着します。木でできた簡素な橋を渡り、本土に上陸します。

ランギトトフェリーターミナル

このポイントはランギトト島の玄関口にもかかわらず、なんと客引きがいません。それもそうです。この島では車両で移動することもできず、必要性もないのですから。

ランギトト島入口

人工物がほとんどないランギトト島

このランギトト島に行く際には重要な留意点があります。それはこの島に、店や宿泊施設、さらには民家が一切ないことです。

つまり、食料の調達ができません。日本ではどんなところにも存在する自販機も一切ないです。「観光地だから何かしらあるだろう」という常識は通用しません。

あらかじめ食料と飲料を持参するのを忘れないようにしましょう。またゴミ箱もないので、出したゴミは必ず持ち帰りましょう。

未舗装の遊歩道

トイレや多少の雨風を凌げる東屋、ベンチなどはありますが、その他のことに関しては一切人の手が加えられていません。遊歩道も然りです。

ランギトト島内 (1)

滑りやすい砂利道、出っ張った木の根など歩行の妨げになるような障害だらけです。スニーカーを履いていたにもかかわらず、管理人は何度も砂利道で滑りそうになりました。気を付けていてもケガをする可能性のある遊歩道です。

目指すのは頂上のみ

この島は思ったよりもかなり広く、隣の島に行くとなるとかなり長時間歩かなければなりません。よほど体力に自信のない方が目指すのは頂上のみでいいかもしれません。

いくつかのベンチがあり、見晴らしを眺めるのに最高のスポットになっています。屋根はないので、雨が降らないことを願うばかりではありますが…。

ランギトト島内 (2)

ランギトト島内 (3)

ランギトト島内 (4)

ランギトト島内 (5)

ランギトト島内 (6)

ランギトト島内 (7)

まとめ

このランギトト島には血塗られた歴史があり、リゾート気分はまったくといっていいほど感じられません。フェリーも1時間に1便しか来ず、崩れ落ちそうな橋を渡らないとフェリーに乗り降りができません。管理人が帰還するときには小さな嵐のような天候で、その橋を渡ることに多少の恐怖感を覚えました。天気がいい日を狙って行く方がいいと思います。

ここまで書いてきましたが、個人的にこのランギトト島はあまりおすすめしません。それにこの島では足場の悪い中かなり歩かなければならないので、体力に自信のない方は控えた方がいいでしょう。どうしても暇でしょうがない日に、天気がよければ行ってみるくらいの気持ちでいいと思います。

 

それではまた!

 

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ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったニュージーランド滞在記の英語版はこちらからどうぞ

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