管理人はマルタに3か月滞在した後、再びヨーロッパ圏内に入るために3か月以上待たなければなりませんでした。シェンゲン協定の入国ルールに阻まれたため、ヨーロッパ圏外である国に滞在する必要がありました。そこで選んだのがチュニジアです。
では、「チュニジア」についてもう少し説明していきます。
チュニジアに関する基本情報
位置:アフリカ北部、地中海に接する国
首都:チュニス
使用言語:アラビア語、フランス語
主な宗教:イスラム教
通貨:TND(チュニジアディナール)。1TNDは日本円で約50円(2023年8月現在)と考えておけば計算しやすいと思います。
主食:パン、パスタ、クスクス
水道水:大都市圏は飲めるらしいが、ミネラルウォーターを買った方が無難
物価:食料品は日本に比べれば安い。生活必需品はそうでもないかも
トイレ:有料の場所が多い
下記の情報には管理人の主観がたっぷり入っています。
交通情報:不便であり危険
衛生状況:悪い
治安:場所によっては危険
チュニジアの位置について
チュニジアはアフリカの北部にある国で、リビアやアルジェリアなど数か国の国に接しています。
地中海に面している国です。有名なサハラ砂漠もチュニジア国内に存在します。
チュニジアの首都チュニスについて
チュニスはチュニジア北部に位置する首都であり、最大の商業都市です。
海外からの玄関口もここです。(チュニス・カルタゴ空港)
観光客もこのチュニスに集中しています。
チュニジアの言語について
チュニジアの公用語はアラビア語ですが、フランスの植民地だったこともあり、フランス語も話されています。
街中の看板や標識にはアラビア語とフランス語が併記されていることが多いです。
なので、栄えている場所であればなんとなく文字から判断できます。(英語力がある程度あればですが。)
チュニジアでは英語はほとんど通じません。
逆に客引きなどは英語でガンガン話しかけてきます(だいたい無視)。
それか「こんにちは」と日本語であいさつされることも結構あります(これもだいたい無視。日本人だとわかるとカモにされるかもしれないので)。
チュニジア国民は小学校からフランス語の教育を受けるようなので、だいたいの国民はしゃべれるようです。
しかし、チュニジアでは都市部を離れるとフランス語が通じにくくなるようです。
チュニスや他の大都市であれば問題なさそうですが、南部のサハラ地域の方に行くとフランス語が通じるかどうかもあやしくなってきます。
特に、ルアージュ(louage)と呼ばれる乗り合いタクシーの行先表示ではアラビア語しか書かれていないので、アラビア語が読めないと自分がどこに向かうかすらわかりません。
チュニジア国内において、アルファベットでなんとかなるのは大都市だけと思っておいた方がいいかもしれません。
若い世代だと英語が話せる人もいるようなので、緊急時には20代~30代くらいの人に話しかけてみると助けてくれる確率が上がります。
チュニジアの宗教について
国民のほぼ100%がイスラム教徒です。
なので、チュニジアでは1日に何回もお祈り時間を知らせる声が街中に響き渡ります。
しかし信仰度合いは人によってさまざま。
チュニジアでヒジャブ(女性が肌を隠すために被る布)を身につけている女性は思ったより少ないです。
肌を露出している若い女性も珍しくありません。
ヒジャブを身につけている割合としては、年配の女性の方が圧倒的に多いです。
飲酒は禁止されているにもかかわらず、ときどき飲酒するという人もいます。
タバコは禁止されていないようなので、喫煙者は街中の至る場所で見かけます(路上喫煙者もたくさんいます。ルール的にはOK?)
1日に5回のお祈りを熱心にする人もいれば、まったくしない人もいます。
あるチュニジア人女性曰く、「信仰は、私たちの心の中にある。外見は関係ない」とのことです。
チュニジアの通貨について
TNDというチュニジア独自の通貨が使われています。補助単位としてミリームが使われています。
1000ミリーム=1TND
5TND以下は硬貨、10TND以上は紙幣です(最大額は50TND)。
チュニジアでクレジットカードが使える場所はほとんどありません。なので、現金が必須になります。
両替所はたくさんある上、日本円から直接TNDに両替できます(日本円を事前にUSDやEURに両替しておく必要はありません)。
短期旅行であれば、必要になったときに都度、日本円から両替すれば問題ありません。
チュニジアの主食について
バゲットと呼ばれる細長いパンはどんな小さな個人商店でも扱っています。値段は1本1TND以下です。
パスタやクスクスを家庭で茹でて食べるのが一般的です。スーパーで買うと、パスタやクスクスは1kgの袋で1TND以下です。
クスクスとは世界最小のパスタです。茹でなくても熱湯を注いで数分経てば食べられるので、手軽に利用できるいい食材です。セモリナ粉やデュラム粉が原料なので、小麦粉より栄養価が高い面でも利用価値あり。
どうやらチュニジア政府が主食であるパンやパスタ類に補助をかけて価格を抑えているようです。レストランでは大抵バゲットはカゴに入って提供され、食べ放題です。
チュニジアの水道水について
ガイドブックには飲用可と書いてあるものもありますが、できればそのまま飲むのは避けた方がいいです。
管理人は電気ケトルで沸かして飲んでいますが、沸かした水の上部になんとなく汚れが浮いているように見えます。
チュニジアではペットボトルの水を買って飲むのをお勧めします(どんな店でも1TND出せば1~1.5Lの水が買えます)。
チュニジアの物価について
主食の欄でも書きましたが、パンやパスタ類はとても安いです。その他の食料品も、日本に比べると安いか同程度の水準です。
ただしトイレットペーパーや洗剤類など、生活必需品は日本よりも高いかもしれません。
外食費は日本に比べると安いです。ただし高級レストランでは日本と同程度の水準になる場所もあります。
チュニジアの主な交通機関であるバスや電車、タクシーなども日本よりは遥かに安いです。
チュニジアのトイレについて
チュニジアのトイレはほぼ有料だと思っておいた方がいいです。ショッピングモールの中にあるトイレには門番がいて、500ミリーム程度の料金を徴収されます。
飲食店内にあるトイレは、利用客であれば無料で利用できます。ですが、トイレットペーパーはないことがほとんどです。代わりにホースが備え付けられています。
かなり汚いトイレが多いので、できれば出かける前にトイレは済ませておきましょう。
以下の情報は次回以降に続きます。
交通情報:不便であり危険
衛生状況:悪い
治安:場所によっては危険
それではまた!
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