みなさんは航空券の購入に関して迷ったことはありませんか?
「そんなもの、行きたい場所に向かう航空券を買うだけだろ?」
おっしゃるとおりです。ですが様々な条件が重なったとしたらどうでしょうか?特に、往復で購入してある帰国便の使い勝手が非常に悪いと感じたときです。
今回は管理人が直面した、非常に不便なケースを書いていきます。
帰国便のフライトが非常に不便で、利用したくなくなった
管理人がカナダに滞在していたときのことです。管理人の最初の目的地はカナダ・サスカトゥーンでしたので、カナダ入国前に「東京⇔サスカトゥーン」の往復航空券を買っておきました。ですがサスカトゥーンからモントリオールに移動したため、その復路便をそのまま利用するとなると、非常に不便になってしまいました。
サスカトゥーンは地方空港ですので、カナダ国内といえども直行便で行ける都市は多くありません。現にサスカトゥーンからモントリオールに行くときも、トロントを経由しなければなりませんでした。サスカトゥーンから直行便で行ける都市はバンクーバー、カルガリー、トロントくらいしかありません。
つまり、元々購入してある復路便を無駄にせずに利用するとなると、モントリオールからどこかを経由してサスカトゥーンに戻る航空券を買い直さなければならなかったのです。エアカナダの国内線ですと、各便ごとに受託手荷物料金もいちいち追加で支払わなければなりません。
なので飛行機、長距離バス、長距離鉄道の中で最適解を検討しました。いずれの方法を使っても、モントリオールからサスカトゥーンに戻るまでは40,000円程度かかってしまうようです。(ちなみにサスカトゥーンからモントリオールまでは受託手荷物料金込みで、23,000円で行けました。)
「航空券の内容を変更すればいいじゃないか?出発空港くらい変更できるだろ?」
そう思いますよね?管理人も当然それは考えました。ですから航空券発行会社に、出発空港を変更したいと申し出たのです。20,000円以内で済むなら手数料を払ってもいいと思っていました。ですがその会社の答えはこうでした。
「変更するとなると、元の航空券代以上の額がかかります。新しく航空券を買い直した方が安く済みますよ」
まったくお話になりませんでした。出発空港を変更する案は諦めました。
「復路便の途中から利用すればいいんじゃないのか?」
次にこう考えました。復路便の航空券のルートは「サスカトゥーン⇒バンクーバー⇒フランクフルト⇒東京」です。モントリオールからバンクーバーまでなら直行便で、さらに受託手荷物料金を含めても20,000円で行けるようです。わざわざ経由便を使ってまで不便なサスカトゥーンに戻る必要はありません。これが最適解だと思いました。しかしそうはできなかったのです。
「航空券は時系列順に使用する必要があります。守られない場合は無効です」
つまり「サスカトゥーン⇒バンクーバー」便を利用しないと、バンクーバー以降の便が利用できないのです。この「復路便の途中から利用する」という案は、検討するまでもなくあっという間に崩れ去りました。
「元々持っている復路便の航空券は破棄して、新たな帰国便航空券を買い直せ」
その結論に達すると思います。モントリオールから東京までの便を買うとなると、70,000円程度で買えるようです。しかも、国際便のため受託手荷物料金も含まれています。経由地はトロントだけですので、乗り継ぎは1回で済みます。
考えられる選択肢
考えられる選択肢は以下の2つです。
①40,000円ほどでサスカトゥーン行きの航空券を購入し、「モントリオール⇒トロント⇒サスカトゥーン⇒バンクーバー⇒フランクフルト⇒東京」という5便を乗り継いでいく
②70,000円ほどで東京行きの航空券を購入し、「モントリオール⇒トロント⇒東京」という2便を乗り継いでいく
みなさんならどちらを選びますか?しかし、この時点ではある条件を加味しなければならなかったのです。その条件とは…?
コロナの陰性証明が必要
この航空券を利用する時期(2022年5月上旬)では、日本行きの便に搭乗する場合にはコロナの陰性証明書が必要でした。しかも、日本入国便搭乗時刻72時間以内に取得するという、厳しい条件付きで。
管理人が二の足を踏んでいたのは、主にこの条件のせいです。①②のどちらにしても新しい航空券を買い直す必要があり、なおかつ陰性証明書取得のためのPCR検査を受ける必要がありました。ちなみにモントリオール市内でPCR検査を受けるとなると、25,000円くらいかかるようでした。
もし新たに航空券を買って、PCR検査結果が陽性だったら…?
①を選択した場合は、「PCR検査代25,000円+航空券代40,000円+元々持っていた航空券」を失います。
②を選択した場合は、「PCR検査代25,000円+航空券代70,000円」を失います。
管理人は当時シェアハウスに滞在していたので、PCR検査結果が陽性になる可能性はそれなりに高かったといえます。体感では五分五分くらいでしたでしょうか。
5割の確率で失敗する選択に、あなたは何万円も費やせますか?ちなみに管理人が加入していた海外旅行傷害保険では、コロナ感染による帰国便航空券の再取得費用はカバーしてくれません。
この「コロナの陰性証明が必要」という条件が追加されたとき、みなさんは①と②のどちらを選択しますか?究極の選択です。
管理人が選択した答えは…
次回に続きます。
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったカナダ滞在記はこちらからどうぞ
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