海外生活コラム

「こんな時代もあったね」。海外旅行にコロナ陰性証明書が必須の時代

前回の投稿では、コロナワクチンがまだ開発されていない時代での、国をまたぐ移動について記載しました。

コロナが猛威を振るっていた時、国をまたぐ移動はどうだったのか?

今回は少し時代が進み、徐々に世界が鎖国状態を解除し始めた頃のお話です。

世界が鎖国状態を解除し始めた時代(2021年後半~)

コロナウイルスのワクチンが開発されたというニュースが世間を騒がせ始め、2021年前半には接種が開始されました。これにより、この閉塞した世界を再び以前のように戻そうという動きが活発になりました。

「ワクチンの接種を行った者は、国をまたぐ移動を許可する」

そんな国も現れ始めました。

国をまたぐ移動には2回のコロナワクチン接種が絶対条件

世の中を分断した、「コロナワクチンは打った方がいい、打たない方がいい」という論争。信念を持って、今でも接種していない方もいると思います。ですが海外に行くためには、接種することが絶対条件です。しかも最低2回。

当時はワクチン接種の予約を取ることすら苦労しました。予約申し込み開始時刻から数分後には枠が全部埋まってるなんてこともザラでした。しかも優先順位は高齢者からなので、海外に行きたいと思う若年世代は後回しでした。

それでも徐々に接種枠は増えていき、2021年8月には、管理人も2回の接種を終えることができました。これで海外に行く前提条件はクリアできました。

カナダは2021年8月より、観光客の受け入れを再開

管理人は前年にカナダに帰国した元彼女にどうしても会いたかったのです。彼女とはときどきビデオ通話をしていましたが、カナダ政府は観光客の受け入れをしないままでした。しかしついに転機が訪れます。

「2021年8月より、カナダ政府はCOVID-19のワクチン接種を2回した観光客の受け入れを再開する」

実はこれ以前にも、外国人がカナダに入国できる条件はあったのです。カナダ国民と家族や恋人関係にある者であれば、条件次第では入国を認めると。しかし管理人と彼女の恋人関係は日本出国時に終わってしまっていたのです。つまり、一般客が入国できるようになるまで待つしかありませんでした。

ですがついにその時が訪れました。やっとカナダに入国できるチャンスが来たのです。

2回のワクチン接種証明書に加えて、PCR検査の陰性証明書が必要

ワクチン接種が完了しても、まだまだ越えるべき障害は立ちふさがっていました。

「該当国入国便離陸時刻の72時間以内に検査されたPCR検査結果の陰性証明書を必要とする」

という、とてつもなく面倒な条件です。文字で書くと、この条件は非常にわかりにくいですよね?わかりやすくするために、管理人のフライトを例にとって説明します。

管理人はすでに、カナダ・サスカトゥーンまでの航空券を購入していました。そのフライト詳細はこうです。

「東京⇒フランクフルト⇒カルガリー⇒サスカトゥーン」

今回の場合ですと、カナダに入国する便の離陸時刻を基準としますので、ドイツ・フランクフルトを出発する時刻が基準となります。このフランクフルト便の出発時刻の72時間以内にPCR検査を受けなければならなかったのです。

現在はどうなのかわかりませんが、当時は海外入国のためのPCR検査を行ってくれる検査機関や病院自体が少なく、検査を受けるだけでも大変でした。

さらに、日本出国時に必要な陰性証明書はデジタルデータではなく紙の原本である必要があったため、遅くとも検査日翌日には証明書を発行してくれる迅速さも必要とされました。管理人も多くの検査機関に問い合わせましたが、陰性証明書の発行は検査の2日後だとか、お話にならないところが非常に多かったです。

そんな中幸運にも、出国用PCR検査の実績があり、しかも証明書は検査翌日に発行してくれるという病院を自宅のそばで見つけました。この病院に頼むしかありません。余裕を持って、数週間前にPCR検査を予約しました。

非常に厳しい出国前のPCR検査スケジュール

管理人のフライトスケジュール詳細はこうです。

2021年11月13日1時:「羽田⇒フランクフルト」

同日14時(日本時間21時):「フランクフルト⇒カルガリー」

つまり、有効なPCR検査期間は「11月10日21時以降」に受けたもののみとなります。

検査翌日には、発行された紙の陰性証明書を受け取らなければなりません。なので必然的に検査日は11月11日、結果を受け取るのは11月12日になります。空港に出発する当日に紙を受け取らなければならないという、少しでも手続きが遅れれば間に合わなくなる綱渡りのスケジュールです。

11月11日14時にPCR検査を行いました。結果は翌日午後に出るとのことでした。しかし予想に反して翌日12日の8時半には結果が出ました。陰性です。紙を受け取りに行き、これで最大の懸念事項は片付きました。ちなみにPCR検査料金と陰性証明書発行料金は、合計で24,200円でした。これだけ払って結果が陽性だったら、購入した航空券もパアになってしまい、しばらく立ち直れなかったことでしょう。

12日の夕方、紙の陰性証明書とともに空港に向かいます。

何度も何度も確認される陰性証明書

羽田空港

羽田空港では自動チェックイン機を利用しましたが、荷物を預けなければならないため結局カウンターに並びます。そこで紙の陰性証明書の確認です。いちいち本物かどうかを確認しなければならないため、通常のチェックインよりもはるかに時間がかかりました。深夜便にもかかわらず、カウンターに並ぶ行列はものすごいことになっていました。

羽田を出発し、フランクフルトへ向かいます。

フランクフルトまでのフライト

フランクフルト国際空港

ドイツでは、乗り継ぎのみで入国しない場合には陰性証明書が不要とのことでした。乗り継ぎ時間は8時間なので入国はしません。ですがカナダ入国のためにはここで陰性証明書が必要です。

カルガリー行きの搭乗ゲートのロビーで、職員が各乗客の陰性証明書を確認していきます。実はこの当時、カナダに入国する者は「ArriveCAN」というアプリに事前登録しておく必要がありました。カナダ入国便の詳細から、滞在先の住所、自主隔離の場合の方法など、あらかじめいくつかの項目の回答を登録しておいたのです。もちろん、陰性証明書も登録済です。

そのアプリのQRコードを読み込めば簡単に済むのに、職員はいちいち紙の証明書を確認していきます。先進国ドイツでも当時は手探り状態だったのでしょう。

フランクフルトを出発し、カルガリーへ向かいます。

フランクフルト空港

カルガリー国際空港

カルガリー国際空港に到着しました。ここが最大の鬼門です。なにせここの入国審査でカナダに入国できるかどうかが決まるのですから、陰性証明書を持っているだけでは100%確実ではありません。入国審査官がダメと言えば入国できないのです。しかも、入国者の中からランダムで自主隔離をするよう命令される人もいるという噂もありました。弾が何発込められているかわからない、ロシアンルーレットのような状況です。

緊張して臨んだ入国審査はなんとかクリアでき、自主隔離に関しても何も言われませんでした。つまり制限なしで入国できたということです。これにて一安心です。

カルガリーを出発し、サスカトゥーンへ向かいます。

カルガリー空港

サスカトゥーン空港

30分遅れで到着しました。実はまだ日付は11月13日のままなのです。カナダ・サスカトゥーンと日本の時差は15時間で、本日2021年11月13日は39時間もありました。文字通り、人生で最も長い1日でもあったのです。

この空港では陰性証明書は要求されませんでした。空港に迎えに来てくれていた元彼女と無事再開し、予約していた宿に送り届けてもらえました。

サスカトゥーン空港

まとめ

各国が門戸を開いたとはいえ、実際に海外に行くとなるとこれほど面倒な手続きが必要だったのです。今はもう、ほとんどの国が陰性証明書の提示を撤廃しています。

このような状況には、二度と対峙したくはありません。ただでさえ円安で海外に行くこと自体が厳しいのに、さらに追加でお金と手続きが増えるのなら誰だって嫌です。安心して海外には行きたいですよね!

 

それではまた!

 

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