※この記事は2012年8月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
前回の投稿で、アルゼンチン北西部の街であるサルタについて書いてきました。
日本人はあまり行かない地域!?アルゼンチン北西部(サルタ編)
今回はそのサルタからさらに北、アルゼンチン最北部フフイ州の紹介(その1)です。
フフイ州(Jujuy)
アルゼンチン最北部に位置する州です。
このフフイ州まで来ると、同じアルゼンチンとは言えまるで違う国に来たように思えます。街の造りから、見える景色までが全然違います。
サン・サルバドール・デ・フフイ(San Salvador de Jujuy)
フフイ州の州都です。
この地域の州都にはなりますが、見どころはこれと言ってありません。管理人一行はアルゼンチン市民のJさんの意見に従い、この街は単なる移動の中継地点としてしか利用しませんでした。
サルタからのバスはこのバスターミナルに到着します。
サルタのバスターミナルからこのターミナルまでは3時間です。このバスターミナルで路線バスに乗り換え、プルママルカに向かいます。
プルママルカ(Purmamarca)
7色の丘が見られる小さな街です。
サン・サルバドール・デ・フフイのバスターミナルから1時間で到着します。
赤土にサボテンという、100年前の西部劇に出てくるような街並みです。
7色の丘(Cerro de los Siete Colores)
色鮮やかな地層がいくつも重なって形成されている丘(山々?)です。
この街に一歩足を踏み入れると、カラフルな丘が見えます。
まるで虹のようなこの丘は、様々な鉱石が剥き出しになっていることで美しく見えるようです。
海抜4170mの碑(Monolito 4170 MSNM Cuesta de Lipán)
プルママルカからサリーナス・グランデスに向かう道路上にある最高海抜地点です。
果てしなく続く峠道の道中にこの碑はあります。
アルゼンチン国内の最高海抜地点ではないですが、このフフイ州の最高海抜地点がここです。
管理人一行はプルママルカからサリーナス・グランデスという塩湖に向かうツアーの道中でここに寄ってもらいました。プルママルカから乗用車で峠道をグイグイ登り、一気に富士山の高さを超える地点まで来てしまいました。ですが特に高山病に悩まされることはなく、ラッキーでした。
管理人が高山病にかからない体質だったのかはわかりませんが、人によってはかなり苦しむ可能性があります。その場合は、この近郊の街で売っている「コカの葉」がよく効くようです。その場で消費する場合には問題ないですが、飛行機利用の際に所持していると逮捕されます。「コカの葉」を購入した場合は、必ずその場で消費し切ってください。
サリーナス・グランデス(Salinas Grandes)
壮大な塩湖です。
プルママルカから1時間半ほど上ると、峠道は終わり直線が見えてきました。
交通量もほとんどないためか、野生動物が悠々と道路を横切っています。
さらに行くと、白い台地が目に飛び込んできました。
非常に広大な塩湖です。「サリーナス・グランデス」とはそのまま「大きい塩湖」という意味です。
塩湖は人や車両が入ってもびくともしません。塩湖の至る所に、ここで取れた塩が入っている麻袋が大量に詰まれています。
水が溜まっている場所があったので舐めてみると、すごくしょっぱいです。飽和率100%の塩水なのだから当然です。
白い地平線を存分に楽しめました。塩湖に反射した光は相当に強いので、日焼け止めやサングラスを忘れずに持ってくるようにしましょう。また、かなりの標高なので厚着も忘れないでください。
次回に続きます。
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったアルゼンチン滞在記の英語版はこちらからどうぞ
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