どの街にも必ずあると言っていいほどあるのが「博物館」です。当然、「世界の果て」であるUshuaiaにも博物館はあります。
今回はウシュアイアの博物館に関する投稿です。
フィン・デル・ムンド博物館(Museo del Fin del Mundo)
郷土史と自然科学の博物館です。
「世界の果て」を意味する「Fin del Mundo」を冠する博物館です。単にその響きと、入館料の安さから入場することを決めました。
港から徒歩圏内なので、訪問しやすい場所だと思います。
入館料支払いはクレジットカードかデビットカードのみ
不思議なことに、この博物館の入館料は現金では支払えません。現金を処理したいと思っていたので少し残念です。
クレジットカードで入館料を払うと、館内の簡単な説明をされます。なお、トイレも無料で利用できますのでご安心を。
展示物は少なく、10分もしないうちに見終わってしまう
メインホールの他には多少の展示物しかなく、10分程度ですべて終わってしまいます。
動物たちの剥製は見事なのですが、それが最大で唯一の見どころです。
11時からスタッフによる説明が始まる
開館1時間後の11時少し前、メインホールに椅子が置かれました。どうやら博物館スタッフによる説明が始まるようです。
11時ちょうどに、このティエラ・デル・フエゴの歴史に関する説明が開始されました。残念ながら英語での説明はなく、終始スペイン語のみです。
この説明はなんと1時間以上にも及ぶ超大作
10分で見終わる博物館の説明なので、15分くらいで終わると思っていたらとんでもないものでした。1時間経ってもまったく終わる気配がないのです!ときどき来館者の質問を受けつけ、そのたびに丁寧に答えています。
結局、この説明は110分も続きました。途中退席する者は誰一人としておらず、全員が真剣に聞いていました。この説明中に来館した者には目もくれず、大学の講義以上の質の説明をしてくれました。スペイン語だったので10%も理解できませんでしたが(泣)。
別館であるアンティグア・カサ(Museo del Fin del Mundo - Antigua Casa de Gobierno)も訪問可能
2ブロック西にある別館です。
フィン・デル・ムンド博物館と共通チケットで入館できます。
かつての知事の邸宅だった建築博物館ようです。
ただし別館も展示は少ない
応接室の再現や、歴代知事と思われる写真が貼ってありました。
ですが展示数もそれほど多くはなく、あまり興味は持てなかったものが大半でした。正直物足りなかったです。
トイレは無料で利用できます。
もっと見ごたえのある博物館は他にある
刑務所博物館(Museo Marítimo y del Presidio de Ushuaia)が、ウシュアイアの中では最も有名な博物館です。
なんと入館料は36,000ARS(約5400円:2024年10月2日時点)です!ティエラ・デル・フエゴ国立公園入園料を超える価格設定になっています。
これほど高い入館料の博物館は初めてです。それだけの価格に見合う価値があるのかはわからず、管理人は入館を断念しました。
「どうしても見たい」という覚悟がある方だけ入館しましょう。
まとめ
フィン・デル・ムンド博物館は、スペイン語が理解できれば入館料以上のことが学べるとてもすばらしい博物館です。ですが、説明が理解できなければ正直物足りない場所です。
「悪天候により、他の予定がキャンセルになってしまった」といった理由でもない限り、訪問する必要性はないと管理人は思います。他のアクティビティを優先して問題ないでしょう。
それではまた!
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