※この記事は2012年8月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
前々回、前回の投稿にて、アルゼンチンに関する基本情報を書いてきました。
日本から遠いけど意外と知っている!?地球の裏側アルゼンチン!
日本ではあり得ないことばかり遭遇?アルゼンチンの交通と治安!
アルゼンチンの首都であるブエノスアイレス在住の友人が、絶対に外せない観光スポットに連れて行ってくれました。今回の投稿はその前編です。
ブエノスアイレス(Buenos Aires)
ブエノスアイレスはアルゼンチン東部に位置する首都です。
近隣諸国や国内からの航空便はホルヘ・ニューベリー空港(Aeroparque Internacional Jorge Newbery)に到着します。ブエノスアイレス市内に近い便利な立地です。
その他国際線などはエセイサ空港(Aeropuerto Internacional Ezeiza)に到着します。ブエノスアイレス市内から1時間ほどかかる立地です。
どちらの空港からも路線バスでブエノスアイレス市内に辿り着けます。
ブエノスアイレスは「南米のパリ」と言われるだけあって、街並みがとてもきれいです。
エル・アテネオ(El Ateneo)
世界で2番目に美しい書店です。
劇場のような美しさです。それもそのはず、昔劇場だった場所を書店にしたのです。
天井画が特に高評価で、ここを訪れた人は必ずと言っていいほど天井を撮影しています。
店内にはカフェスペースもありますので、購入した本をおしゃれな雰囲気の中読むことができます。「優雅に読書をしている自分」に浸れる、最高の場所がここです。
オベリスク(Obelisco)
ブエノスアイレスのシンボルとも言える白い塔です。
ブエノスアイレスで絶対に外せないスポットがここです。単なる白い塔があるだけなのですが、撮影スポットとして名高いです。
夜間はライトアップされるので、できれば昼間と夜間の2回は見ることをおすすめします。
カサ・ロサーダ(Casa Rosada)
ピンクに塗られた建物が特徴的な大統領府です。
ピンクの壁は石灰と牛の血を混ぜたものを塗ったとされています。首相官邸のようなもので、大きな功績を成し遂げたスター国民がここに凱旋するという場所です。
ピンクに塗られた政府機関の建物は珍しいので、ぜひ足を運んでみてください。
200周年博物館(Museo del Bicentenario)
カサ・ロサーダの地下にある歴史博物館です。
200年に及ぶ歴史を展示している博物館です。かつて要塞や税関として利用されていた場所のようです。
無料で入場できますので、カサ・ロサーダを訪れたついでに行っておきましょう。
5月革命博物館(Museo Histórico Nacional del Cabildo y la Revolución de Mayo)
ブエノスアイレス市議会の2階にある博物館です。
この場所でアルゼンチンがスペインからの独立を宣言したことを記念して、植民地時代から使用されてきた品々が保存されています。監獄のような展示もあり、囚人のような気分も味わえます。
カミニート(Caminito)
ラ・ボカ(La Boca)という地区にある観光ストリートです。
ここは労働者階級の街だったようで、カラフルな色使いの街並みが特徴的です。
至る所でアルゼンチンの英雄、マラドーナのお土産を見かけます。
アルゼンチン国民は口を揃えてこう言います。
「ブラジルのペレは世界一のサッカープレイヤーだが、対するマラドーナは宇宙一のサッカープレイヤーだ」
愛国心が強くて何よりです。
レストランのステージではアルゼンチンタンゴを踊っています。食事をすればじっくり見られると思いますので、興味がある方はぜひ。
この地区はあまり治安がよくないようですので、カミニート以外の場所には踏み入れないようにしましょう。
サン・テルモ市場(Mercado San Telmo)
たくさんの露店が立ち並ぶ市場です。
日曜日はいつも混雑しています。食料品からお土産など、様々な種類のものが売っています。ここに来ればアルゼンチン土産は何でも買えると思います。
また、たくさんの大道芸人がいたり、個性豊かな作品類があったりします。ただここを散策するだけでも楽しいです。
ですが、ここはスリやケチャップ強盗の稼ぎ場所でもあります。服を汚されたとしても、貴重品は奪われないようにしましょう。
マファルダのベンチ(Estatua de Mafalda)
アルゼンチンの国民的キャラクターと写真が撮れるスポットです。
サン・テルモ市場から北上すると、列を作ってる人たちがいます。何に並んでいるかと言えば、真ん中に女の子のオブジェが座っているベンチに並んでいます。その女の子の名は「マファルダ」という、アルゼンチン発祥のキャラクターです。
すべてのアルゼンチン国民に今もなお愛され続けているようです。通りかかったらぜひ、マファルダと写真を撮ってあげてください。
次回に続きます。
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったアルゼンチン滞在記の英語版はこちらからどうぞ
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