(投稿記事の内容は2023年11月当時のものです。)
前回の投稿でドレスデンという街について書いてきました。
24歳女性が案内する、ドレスデンのインネレ・アルトシュタット!
今回はドレスデンのメイン観光スポットである、インネレ・アルトシュタット(Innere Altstadt)について書いていきます。
管理人の友人であるJさん(ドレスデン出身・在住の24歳女性)によるガイドツアーです。
ドレスデン市民の24歳女性が案内するインネレ・アルトシュタットの観光スポット9選
トラムや路線バスなどの公共交通機関が発達していますので、ドレスデン市内のどこからでも、タクシーを利用せずとも訪れることができます。
1. ツヴィンガー宮殿(Dresdner Zwinger)
バロック様式の宮殿です。
美しい庭園がある宮殿です。普段なら噴水がとても美しいそうですが、管理人が訪れた時には庭園が改装工事中でした。
入場料を支払えば陶磁器コレクションや古の科学機器の展示が見られます。
2. ドレスデン城(Residenzschloss)
ドレスデン古城エリアの顔とも言える城です。
経年で黒く変色する石を材料として建築されたそうです。黒が濃い場所はそれだけ年輪を経ているという証拠でもあります。
入場料を支払えば併設されている緑の丸天井や武器博物館なども見学できます。
3. カトリック旧宮廷教会(Kathedrale Sanctissimae Trinitatis)
いくつかある教会のひとつです。
この教会は第二次世界大戦で激しく損傷を受けたらしく、現在の建物は修復されたものになっています。もともとはドレスデン城と同じように黒い外観だったらしいのですが、今はまだ経年程度が浅いためか、黒く見えるような箇所はありません。また数十年、数百年と経過するといい色合いに落ち着いてくるのでしょう。
4. ヨハン王の像(König-Johann-Denkmal)
馬に乗った王の銅像です。
たくさんの歴史的建造物に囲まれた場所に位置する銅像です。わざわざこの像を探さなくても、このエリアの有名な観光スポットを巡っていれば知らず知らずのうちに辿り着くでしょう。奥にはゼンパー・オーパーというオペラハウスがあります。
5. 君主の行列(Fürstenzug)
歴代の君主が描かれている磁器タイルの壁画です。
インネレ・アルトシュタットで絶対に外せない場所といえばここです。立ち止まって見ている観光客がとても多くいました。タイルには歴代の君主の名前も書かれていますので、西洋史に詳しい方はじっくり観賞してください。
この壁画の下で動かない芸をしている大道芸人もいました。彼らもここが一番観光客が立ち止まるポイントだということがわかっているのでしょう。
6. ノイマルクト(Neumarkt Dresden)
リッチな人々が集まる広場です。
いくつかの店では11月初旬だというのにクリスマスマーケットを行っていました。ここドレスデンはクリスマスマーケットが盛んな街なので、ハロウィンが終わったらすぐにクリスマスの準備に取り掛かるようです。
この広場ではイベントも行われるようですので、とりあえず足を運んでみてもおもしろいかもしれません。
7.マルチン・ルター像(Martin-Luther-Statue)
宗教改革を行ったマルチン・ルターの銅像です。
おそらく世界史の授業でルターの名前くらいは聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?管理人もルターは「宗教改革を行った」くらいしか知らず、具体的に何を行ったのかはわかりません。世界史をもっと真剣に勉強しておくべきだったと思いました。
ルターの後ろにはこのドレスデンで最も有名だという聖母教会が控えています。
8.聖母教会(Frauenkirche Dresden)
ドレスデンを代表する教会です。
バロック様式の教会です。今回案内してくれたJさんはあまり時間に余裕がなく、今まで紹介してきた観光スポットは外観のみの見学でした。そんな忙しいJさんでも、「ここにだけは入ろう」というような場所です。
中に入ると荘厳なパイプオルガンが目を引きます。階段で上にも上がれるようですが、この時はJさんですら行ったことがないという地下が解放されていました。地下に降りると、第二次世界大戦で損傷したこの教会を修復するための働きに関する展示がされていました。
この教会はキリスト教徒のためのものですが、修復の際にはイスラム教徒や他教徒も関係なく修復費用を寄付してくれたようです。宗教の垣根を超えた協力により、この教会は見事に再建されました。すばらしいことですね。
Inside of Frauenkirche Dresden #travel #shorts #germany #dresden - YouTube
9.アウグストゥス橋(Augustusbrücke)
ドレスデンの旧新エリアを結ぶ橋です。
ラベ川という川を挟み、インネレ・ノイシュタット(Innere Neustadt)という若者が多く集まるエリアを結びます。橋はトラムが渡る他、歩行者も自由に往来できます。
インネレ・ノイシュタット側から橋を渡って見るインネレ・アルトシュタットもまた美しいものです。
まとめ
Jさんの時間に余裕がなく駆け足での観光になってしまいましたが、インネレ・アルトシュタットにはたくさんの観光スポットがあります。博物館が好きな方であれば、2~3日かけてじっくり巡ってもいいでしょう。
次回は川の向こう側、インネレ・ノイシュタットの観光スポットをご紹介します。
それではまた!
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