（投稿記事の内容は2023年6月当時のものです。）
前回の投稿で、マルタ・スリーシティーズの観光スポットをご紹介してきました。
構成都市名は覚えられた？スリーシティーズの観光スポット（その1）
今回はその続きです。
ご紹介するスポット数が多いため、2回の投稿に分けていきます。今回はその第2弾です。
スリーシティーズの観光スポット13選（その2）
7.裁判官博物館（Inquisitor's Palace）
キリスト教の異端審問時代の展示を行っている博物館です。
「何のこっちゃ？」と思いますよね？そうです、管理人もよくわかっていません。キリスト教の宗教裁判官の自宅や裁判所、牢獄を合わせた施設のようです。
日本人にはまったく馴染みのない展示を行っている博物館です。
8.コラチオ（Collachio）
ヴィトリオッサにある史跡です。
管理人もこの場所へ行ってみましたが、何か何だかさっぱりわかりませんでした。後で調べてみたら、この場所に何か特別なものがあるわけではなく、この周辺が聖ヨハネ騎士団ゆかりの地になっているとのことです。
とはいえ管理人も周辺を巡ってみましたが、これと言って関連するようなものは発見できませんでした。聖ヨハネ騎士団のことをまったく知らなかったということもありますが、事前に学習しておけば何かしら興味深いことを発見できたのかもしれません。
今まで訪れたことのある観光スポットの中で、管理人にとっては一番意味不明な場所でした。
9.聖アンジェロ砦（Forti Sant' Anġlu）
スリーシティーズの顔とも言える要塞です。
マルタの首都ヴァレッタから真っ先に見えるのがこの要塞です。中に入るには入場料がかかりますが、外観を見るだけでも迫力は凄まじいです。ここが何百年もの間、戦争中のマルタの拠点だったのでしょう。どんな攻撃を受けてもびくともしないような強靭さが窺えます。
ヴァレッタを東側から見る機会はあまりないと思いますので、ここでしっかり見ておきましょう。
10.バーグ・ウォーターフロント（Birgu Waterfront）
ボートがたくさん停泊しているマリーナです。
おそらくスリーシティーズの中で一番賑わっているマリーナです。聖アンジェロ砦の通り道にあることも大きいと思いますが、カラフルな色遣いの造りが美しいです。
また、ヴァレッタから水上タクシーを利用するとここに到着するようです。水上タクシーを待つ間など、優雅に過ごしてみてください。
11.マルタ・マリタイム博物館（Malta Maritime Museum）
海軍関係の展示が行われている博物館です。
先述のバーグ・ウォーターフロント沿いにあります。戦争関連の博物館再びです。あまり日本では見かけない分野の博物館なので、時間があれば立ち寄ってもいいでしょう。たくさんの大砲もお出迎えしてくれます。
しかし現時点（2023年12月）では臨時休館しているようです。いつ再開するのかは不明です。絶対に訪問したいと思った方は、再開が確認されてから訪れてください。
12.勝利の女神教会（Knisja Maria Bambina）
セングレアで最も大きな観光スポットである教会です。
セングレアの島のほぼ中央にあり、迷ったときにはこの教会を目印に進むといいでしょう。入場は無料で、とても美しい造りのようです。（管理人が訪れたときは中には入れませんでした。）
ただ坂道をかなり上ったところにあるので、訪問はいささか大変です。元気のあるうちに、この教会は訪れておきましょう。
13.ガルドゥジョラ展望台（Ġnien il-Gardjola）
セングレアの先端にある展望台です。
ヴァレッタが見渡せます。坂道や階段を上らないと辿り着けないので、セングレアは体力のある人にのみおすすめの観光エリアなのかもしれません。
庭園もありますが、普通の公園です。なぜここが観光名所なのか、管理人にはまったくわかりません。個人的には、「わざわざ訪れる価値があったかな？」と思うスポットでした。
まとめ
スリーシティーズは徒歩で巡れる狭い観光エリアですが、高低差はかなり激しいです。歩きやすい靴、そして充分な体力を備えて訪問してください。
また、マルタの歴史について充分理解していないと楽しむことができません。ここを訪れる前には世界史、特に聖ヨハネ騎士団のことくらいは勉強してから臨みましょう。
それではまた！
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