ニュージーランド(New Zealand)

限られた時期にしか行けない島!?遠いグレートバリア島(その2)

※この記事は2011年9~12月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。

 

読者の皆様にとってはお馴染みの、数校の語学学校で共同開催されるツアー。

今回は「グレートバリア島」ツアーに関する投稿です。

限られた時期にしか行けない島!?遠いグレートバリア島(その1)

長い旅なので3回の投稿に分けていきます。今回の投稿は「その2」です。

2日目のメインイベントは山登り

本日のイベントはアウトドアアクティビティが満載です。最初のアクティビティはホブソン山(Mt. Hobson)登りです。

このグレートバリア島に来れば、この山登りは外せないでしょう。

しかし当然、日本のように山小屋や商店などはありません。必要なものはすべて自分で用意し携帯する必要があります。そのためホステル出発前に各自で昼食用のサンドウィッチを作りました。各自で昼食を作るイベントがあるツアーなど日本にはないでしょう。準備段階からして文化の違いを感じられます。

登山道入り口に移動して出発

Google Map上では正確な位置が表示されませんが、登山開始位置はおおむねこの地点です。

かなり長距離のハイキングコースを歩くことになるので、このアクティビティにはたっぷり時間がとってあります。無理せず各々のペースで登ることができますので、焦る必要はありません。

ホブソン山登山道入口1

「100% PURE NEWZEALAND」を満喫

各自のペースで歩いていきます。管理人のペースは速い方です。手つかずの自然が満喫できる島ですので、当然トイレもありません。脇に入って用足しします。

ニュージーランド観光の広告でよく見る「100% PURE NEWZEALAND」を心から実感できます。

ホブソン山 (3)

ホブソン山 (1)

ホブソン山山頂

目指すのは山頂です。

山頂ではこの島全体が見渡せます。というか、目的はこれしかありません(笑)。

ホブソン山 (4)

ホブソン山 (5)

ホブソン山 (6)

全員の到着を待ち、各自で作った昼食を食べます。自然の中で食べるサンドウィッチは、いつもの何倍もおいしく感じます!

下山

昼食と休憩を終えた後は下山します。

行きとは違う登山道入り口を目指します。

ホブソン山登山道入口2

とりあえず、さっき通った道を帰るだけの作業にならなくてよかったです。

カイトケホットスプリングス(Kaitoke Hot Springs)

登山を終えたらバンに乗り込み、温泉を目指します。

バンから降りて再び少し歩き、目的地に到着です。温泉というよりは、少し温かいくらいの水たまりです。

カイトケホットスプリングス (3)

首から上は浸かっちゃダメ

ここには重要な注意書きがあります。それは、「首から上は浸かっちゃダメ」というものです。

カイトケホットスプリングス (2)

つまり潜ってはいけないのです。なぜかというと、この水たまりには人間の穴から体内に潜り込む回虫が多数いるためです。もし潜ると耳・鼻・目といった穴から侵入を許してしまう。体に多大なる悪影響が及ぶため、立て札までかけて注意していると思われます。

カイトケホットスプリングス (1)

写真ではわからないかもしれませんが、目を凝らさなくても水中にミミズの超小さいものがたくさんうようよ浮いています。これでは潜る気にはなれません。この水たまりではどこに浸かっても、この回虫には触れてしまうことになります。生理的に無理な方はそもそも入ることができないでしょう。

しかし参加者たちはそれほど気にしていません。正直自分ひとりだけであれば入るのを躊躇っていたと思いますが、管理人も気にしないことにしたました。こんなことを気にしてたら、海外旅行なんてできないからです。

この回虫まみれの水たまりに15分ほど浸かって、全員が上がりました。夏が近付いている気温のため寒さは感じませんでしたが、寒い時期ではかなり厳しかったでしょう。当然脱衣所もありませんので、みんなうまく陰に隠れて水着を脱いで着替えます。水着からなるべく回虫を払って持ち帰ります。宿に帰ってから水で洗わないと気持ちが悪いです。

今日の夕食は近くのレストランで

ホステルに戻り、夕食時間まで自由時間です。今晩はこのホステルで作られた夕食ではなく、近くのレストランに行って摂ることになるようです。

30分くらい歩いてレストランに到着しました。なぜかこの旅行会社のツアーでは、レストランまで歩かされるという事態が頻発します(笑)。メニューは決まっていたようで、全員が同じものを食べました。

我々が行ったレストランはこの辺りにあったと思いますが、当時のレストランとは違うような気がします。この辺まで来ないと店がないので、必然的に夕食の候補は限られると思います。

 

次回に続きます。

 

それではまた!

 

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ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったニュージーランド滞在記の英語版はこちらからどうぞ

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