フィリピン(The Philippines)

アメリカだけの国技じゃない!バスケットの国フィリピン(練習編)

※この記事は2012年1~3月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。

 

「バスケットボールが盛んな国」と聞いて、みなさんはどの国を思い浮かべますか?やはりNBAがあるアメリカでしょうか?

実はフィリピンの国技はバスケットボールなのです!街中にもバスケットコートがありますし、バスケットボールが人気の高いスポーツであることがわかります。

今回はそんなバスケットボールに関する投稿です。

バスケットの国フィリピン

SLAM DUNK(スラムダンク)を読んだことのある方であれば、「バスケットの国アメリカ」という言葉に馴染みがあると思います。街中の至る所にバスケットコートがあり、日本で活躍するバスケットボール選手が目指すのが、NBAのあるアメリカだからです。

街中にバスケットコートがあるだけであれば、フィリピンも負けてはいません。語学学校の敷地内にも、街の教会の敷地内にもバスケットコートが設置されています。プレイしない人でも、観戦することが多いのがフィリピン人らしいです。

せっかくだからバスケ留学をしてみる

管理人はバスケットボールが好きでしたが、経験としては体育の授業とニュージーランドの放課後アクティビティで何回かプレイした程度です。

この語学学校に到着してバスケットコートがあるのを認識したとき、「バスケがしたいです…」という気持ちになりました。門番に言えばボールは無料で貸し出してくれるようですがたった1個しかないようで、誰かが使用していたらプレイできません。それに門番がいないときなどは、必ず貸し出してくれるというわけでもないようです。

初日のオリエンテーションでアヤラ・センター・セブに行ったとき、セールワゴンに入っているバスケットボールを見つけました。なんと、125PHP(当時の為替レートで約250円)で売っていました。バッチメートはお菓子などの嗜好品を買っていましたが、管理人はそのバスケットボールだけを購入しました。自分専用のボールを持っていれば、いつでも好きな時にプレイできると思ったからです。

バスケットボール

8週間に渡るバスケ留学の始まりです。

目指すのは三井寿

マイバスケットボールを買っていつでもプレイできるようにはなりましたが、一緒にプレイしてくれる友人がいませんでした。しかもバスケットコートといってもフルコートではなく、半面くらいしかありません。となると、できる練習は限られます。しかし幸運なことに、フリースローラインと3P(スリーポイント)ラインは引いてあります。ならばもう決まりです。

個人的に一番好きなSLAM DUNKのキャラは「三井寿」です。基礎の練習にはうんざりしていた「桜木花道」も、一度も文句を言うことなく続けられたのが「シュート練習」です。こうして管理人も「3Pシュート」を極めることにしました。

最初の実力は酷いもの

そう思い立った日、軽くアップして練習を始めます。管理人のバスケットボール知識は、体育の授業とSLAM DUNKで得たものしかありません。「左手は添えるだけ」のシュートフォーム理論はもちろん頭に入っています。なのでワンハンドシュートで3Pシュートを打ってみますが、リングにすら届きません。

昔体育の授業でも3Pシュートは決めたことがあるのですが、そのときは両手でシュートを打っていたのかもしれません。これではまずいと思い、真剣にワンハンドシュートを練習し始めました。

雨の日以外は毎日練習

殺人的な授業スケジュールの生活では、バスケ練習に割ける時間は限られています。

ゆとり世代には厳しい!?とにかく詰め込み放題の授業スケジュール!

最初の4週間の平日はイブニングスパルタを終えないと自由時間にならないため、毎日21時過ぎから練習を開始していました。常夏の国フィリピンでは昼間の日差しも強く、気温が高いので練習には向かない環境です。日が完全に沈んだ後でなければ快適に練習できない環境は、逆によかったのかもしれません。

土日は暑い昼間の時間帯も関係なく、時間があるときには練習していました。

バスケットコートは屋外でかつ、コンクリート舗装なので、雨の状況では練習できません。なので毎日雨が降らないことを祈って練習していました。晴れている状況に感謝し、毎日独りで練習していました。管理人の滞在期間中に訪れたイベント日のバレンタインデーも、自分の誕生日も変わらず練習をしていました。

衆人環視の環境なので常にキビキビ行動

バスケットコートは食堂の屋外席からよく見えるところにあり、どの時間帯も必ず誰かしらがそこにいます。楽しくおしゃべりをしているところにドリブルのダムダム音が聞こえてくれば、当然見られてしまいます。

となれば、格好悪い姿は見せられません。「あの人全然シュート入んないへたっぴじゃん」とか「シュート姿勢キモ」とか思われないような練習をする必要があります。

さらに言えば、外したボールがどこに跳ね返るかもわかりません。当然その誰かのところに転がっていくことも多いので、ボールが当たらないように行動する必要があります。シュートを打ったら外れる前提で、ダッシュでリバウンドを取りに行っていました。狭い半面コートで独りきりの練習とは言え、常に走りっぱなしでした。

今考えれば、20代半ばでよくあれほどキビキビ練習ができたものだと感心します。

練習の効果は着々と現れ始めてきた

練習を重ねていくうちに下半身の使い方も段々様になってきて、「ワンハンドシュートでリングに届かない」という醜態を晒すことはなくなりました。効率的なシュートフォームも体に馴染んできたのか、シュート成功率も上がり、体の疲れ方も少なくなってきました。

数回に1回はリングに触れることなく3Pシュートが決まるようにもなってきました。この音が管理人をよみがえらせます。何度でもよ。

ときどき対人戦もできるようになった

4週間(滞在期間の半分)が過ぎたころには、一緒にプレイしてくれる人もできました。1on1での練習や、ときには3on3もできるほどバスケ人口が増えてきました。

中でも台湾人学生との3on3はとても楽しかったです。台湾でもバスケはとても人気のスポーツらしく、参加してくる人はみんな上手です。台湾チームは2点を堅実に決め続け、日本チームは管理人の3Pシュートを主軸に得点を重ねていきます。主審もスコア記録者もいないため勝敗はわかりませんでしたが、とにかく楽しい時間でした。門番に「もう夜も遅いから終わりにしてくれ」と言われるまでプレイし続けました。

あれほど長い時間バスケに没頭したのは人生で初めてだったと思います。

 

次回は試合編です。

 

それではまた!

 

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