前々回、前回の投稿で、ヴロツワフ市内にある無料で入場できる博物館や美術館をご紹介しました。
週1日は無料で入場できる!?巡ろう、ヴロツワフの博物館(その1)
週1日は無料で入場できる!?巡ろう、ヴロツワフの博物館(その2)
博物館や美術館の数が多いので、3回の投稿に分けていきます。今回はそのラスト、第3弾です。
ヴロツワフ(Wrocław)市内の無料で入場できる博物館・美術館(その3)
7.ヘンリク・トマシェフスキ演劇博物館(Muzeum Teatru im. Henryka Tomaszewskiego:Henryk Tomaszewski Museum of Theater)
毎週木曜日が入場無料の演劇博物館です。
前回投稿したヴロツワフ市立博物館の裏にあります。
入場無料を確認して中に入ります。1階と2階にしか展示はないようです。
映画や演劇に関連する内容の博物館らしく、白黒の写真がたくさん展示してあります。ですがポーランド語でしか説明が書いておらず、何が何だかわかりませんでした。
コンテンポラリー展として、日本の着物展が開催されていました。それほど規模は大きくありませんでしたが、着物の名前がローマ字で書かれていたので常設展の内容よりは理解できました(笑)。
ですが、30分もかからずに全部の展示を見終わってしまいました。正直言って、何もわからない博物館でした。トイレは無料で利用できました。
8.郵便・通信技術博物館(Muzeum Poczty i Telekomunikacji we Wrocławiu:Post and Telecommunication Museum)
毎週水曜日が入場無料の郵便・通信技術博物館です。
受付を過ぎると切手の展示から始まります。昔の貴重な記念切手が飾ってあります。
次のコーナーにはポストがたくさん並べてあります。
その後は電話コーナーです。タイプライターから固定電話、携帯電話へと技術の進化がわかる展示になっています。昔の通信技術を紹介するコーナーには、今はもう使われなくなったモールス信号表もあります。なかなか面白いです。
ラジオやテレビなどの一方向受信機器もあります。
レコードプレイヤーもあり、椅子に座ってレコードが聴ける場所も用意されていました。
そういえば、レコードで音楽をじっくり聴くのは初めてかもしれません。聴いてみると、針によるチッチッという音が聞こえます。生まれたときにはカセットテープだった世代の管理人には単なるノイズにしか聞こえませんが、アナログ世代にはこの音が懐かしいのでしょう。この音がレコードの味なのでしょうか?
「これで展示は全て終わりなのか?」
そう思っていると、1階にも展示があると受付職員は言います。鍵付きの部屋です。それほど貴重なものが展示されているのでしょうか?ここには馬車のようなものが展示されていました。
多少英語の説明もありましたので読みます。「この馬車が人や荷物を運ぶ大事な手段だった」と書いてあります。管理人の他にもポーランド人夫婦が見学していて、部屋に案内してくれた女性職員はポーランド語で説明していました。英語では説明してくれませんでした(笑)。
この展示を見終わって、この博物館見学は完了です。展示内容としてはヴロツワフで見た博物館の中で一番面白かったかもしれません。1時間もかからず見終わってしまいましたが、それでも満足です。トイレは無料で利用できました。
9.ヴロツワフ考古学博物館(Muzeum Archeologiczne Oddział Muzeum Miejskiego Wrocławia:Archeological Museum of Wroclaw)
毎週木曜日が入場無料の考古学博物館です。
木曜日が無料入場なのを確認して中に入ります。3階まで展示があるようです。
考古学というだけあって、遺跡から発掘された土器や装飾品などが展示されています。
ジオラマや彫刻などもありますが、予想の域を出ることはありません。だいたいどこの考古学博物館も似たようなものだということがわかりました。
しかし、武器の展示室はとてもすごかったです。ピストルやライフルなどの銃火器類の展示品数が半端ではありませんでした。
剣や当時の軍服類も存在感を放っていました。
これほどの規模で武器類の展示を行っている博物館は見たことがありません。考古学の展示品だけであれば「がっかり博物館」でしたが、武器類の品揃えはとにかく凄かったです。特段武器に興味があるわけではありませんが、この展示には満足できました。
武器類も含めても、全展示を1時間もかからずに見終わってしまいました。トイレは無料で利用できました。
おまけ:博物館職員の人数はこんなに必要?
管理人はヴロツワフ市内で全9館の博物館・美術館を巡りました。しかしどの博物館でも気になったのは、展示品ではなく「博物館職員」です。
ある程度の間隔をおいて座っていたり立っていたりするのですが、みんな暇そうに携帯をいじっています。
「あなたたちは何をされてる方なの?」
彼らに対してこう思いました。こんなに暇そうに携帯をいじっている人員を雇う必要があるのでしょうか?まったくもって、経費の無駄遣い以外の何物でもありません。どの博物館に行っても同じなのです。
博物館の展示品よりも、働かない職員の方が終始気になるヴロツワフ市内の博物館巡りでした。
まとめ
日曜日・月曜日・金曜日以外は、ヴロツワフ市内のどこかの博物館・美術館が入場無料になります。もしその曜日に時間があれば、気になった博物館を訪れてみることをおすすめします。もちろん、入場料を支払えば他の曜日でも入場可能です。
展示品の他に、働いているようには見えない博物館職員もぜひじっくり見てみてください(笑)。
それではまた!
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