ヴロツワフ市内にはたくさんの博物館や美術館があります。なんとそれらの博物館や美術館の多くは、毎週1日どこかの曜日で無料入場できるものが多いのです。
もしヴロツワフに長く滞在するつもりであれば、ぜひ都合を合わせて無料で博物館巡りをしましょう!
博物館や美術館の数が多いので、3回の投稿に分けていきます。今回はその第1弾です。
ヴロツワフ(Wrocław)市内の無料で入場できる博物館・美術館(その1)
1.ヴロツワフ化学博物館(Muzeum Farmacji we Wrocławiu:Pharmacy Museum)
常に入場無料の化学博物館です。
入口が多少わかりづらく、おまけに鍵もかかっていました。
ベルを鳴らすと男性が出てきて鍵を開けてくれました。
職員であろうその男性が、この博物館のことを説明してくれました。
「ここは入場無料で自由に見学していいよ。地下から順に階段を上がって見て行って」
自分で好き勝手に見学できる博物館のようです。骸骨の標本にお出迎えされ、地下へ下ります。
説明書きがポーランド語しかありません。英語の説明書きは全体の1%くらいという感じです。展示されているものをただ見ていくだけになりそうです。
化学博物館というだけあって、薬の材料やそれらを調合するための器具だとか、そういった展示が主なようです。人体に関する生物学の展示もあります。
火曜日の昼頃訪れましたが、管理人の他に見学者はいませんでした。説明書きも読めないので、30分ほどですべて見終ってしまいました。
正直言って、説明書きもまったくわからないためイマイチでした。入場無料だからいいものの、入場料を取って見せるレベルの博物館ではないと思います。説明書きとか充分な準備がされていないから無料なんだとは思いますが。先ほどの男性にお礼を言って博物館を出ます。
理科が好きな方であればそれなりに楽しめる博物館かもしれません。ちなみに館内のトイレは無料で利用できました。
2.ヴロツワフ建築博物館(Muzeum Architektury we Wrocławiu:Museum of Architecture)
毎週水曜日が入場無料の建築博物館です。
入口がわかりづらく若干迷いましたが、ドアに鍵はかかっていませんでした。
受付の男性職員に入場料が無料かを尋ねると、ちゃんと無料でした。博物館の説明を聞いた後、館内を見学します。
この博物館は元々教会だったようで、建物自体が美しいです。
建築博物館だけあって、建築材料やステンドグラス作品などが展示してあります。
英語の説明書きもありますが、ここに来るまでの道中で疲れてしまったため、じっくりと読む気になれません。
昔の薪ストーブなんかも展示されています。本日は入場料無料のためか、管理人の他にも何人か来館者がいました。
メインの場所であろう、教会の吹き抜け部分には立ち入れなかったのが残念です。
建築関係であると思われる書物もたくさん置かれていましたが、全部ポーランド語なのであくまで管理人による推測です。
カップルがイチャイチャしていた中庭もありましたが、大して素晴らしいものでもありませんでした。
あっという間に全ての展示を見終わってしまいました。無料だからよかったものの、普通に入場料を払って見るような博物館ではないと個人的には思いました。一度来館すれば充分です。
建築に興味のある方であれば楽しめるかもしれません。トイレは無料で利用できました。
3.ヴロツワフコンテンポラリー美術館(Muzeum Współczesne:Wroclaw Contemporary Museum)
毎週木曜日が入場無料の美術館です。
入場無料の木曜日の開館時刻は14時からです。
受付の職員に尋ねると、確かに木曜日は入場料無料のようです。円形の建物で5階まで展示があります。
まず2階に上がります。黄色い展示類がお出迎えです。黄色の壁に文字が貼ってあったり、切り絵らしいものが貼ってありますが、テーマがよくわかりません。
3階に上がります。鉄やアクリルを使って作られた作品類の展示です。これもテーマがよくわかりません。
4階に上がります。この階の展示で一際目を引いたのは、点滴が繋がれたモニターです。「OBRAZ PODOBIENSTWO」(オブラス・ポドヴィンツカ)と、壊れたテープレコーダのように音声が繰り返されます。
What is “OBRAZ PODOBIENSTWO”? #travel #shorts #poland #wrocław - YouTube
近くにいた女性職員に何の展示か尋ねると、「芸術なので何を感じるかは人それぞれ」とのことです。オブラス・ポドヴィンツカは「画像の類似性」という意味らしいのですが、何が何なのかはまったくもって意味不明です。ただこれがこの美術館の中で最も新しい展示です。1か月ほど前に作者の女性が来て作品を作っていったようです。音声が頭に残って離れません。数分しかいなかった管理人でそうなるのですから、そこに常駐している女性職員の頭の中はとんでもないことになっているでしょう。
5階に上がります。ここではよくわからない数字の羅列が展示されていました。これの何が芸術なのでしょうか?
最上階にはカフェがありましたが、客は誰もいませんでした。
これでここの展示はすべて終わりかと思っていたのですが、入場券を買う受付より前にも展示がありました。ある男性に関する展示でしたが、英語の説明を読むのに疲れてしまったのでよくわかりません。
1時間程度の滞在で見学終了です。そこそこの数の来館者がいました。各階にも職員が何人かずついて、みんな暇そうにスマホをいじっていました。こんな暇そうな職員が何人も必要なのでしょうか?楽なのか辛いのかわからない仕事です。
展示内容は終始よくわかりませんでしたが、芸術とは得てしてそんなもんでしょう。トイレは無料で利用できました。
次回に続きます。
それではまた!
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