チュニジアンブルーと白のコントラストが美しい街、シディ・ブ・サイド
チュニジアに来たら絶対に訪れたい場所であるシディ・ブ・サイド。チュニジアには1~2日しか滞在しないという人も、ここだけは訪れるべきです。
管理人は言語交換アプリで知り合った22歳の地元女性とこの日初めて会い、案内してもらいました。今回の観光ルートはその22歳女性にすべておまかせです。
シディ・ブ・サイドはどこにある?
シディ・ブ・サイドはチュニジアの首都チュニスから北東の方角にあります。
シディ・ブ・サイドへの行き方
チュニスのメインストリートであるアビブ・ブルギバ通りを東に進み、シンボルの時計台を過ぎてそのまましばらく歩きます。するとTGMの始発駅であるチュニスマリン駅に辿り着きます。
TGMの乗車方法
チュニスマリン駅に着いたら窓口にて切符を購入します。現金のみしか受け付けていません。管理人は友人に買ってもらったため詳細なやり取りはわかりませんが、切符の値段は0.8TND(約40円)です。
切符を買ったらプラットフォームで電車を待ちます。車両が来たら乗り込みます。
ですがこの車両内も治安が悪いので、なるべく隅の窓際に座るなどして自衛しましょう。携帯電話はいじらない方が無難です。車両内はエアコンも効いていないので、窓を開けて冷却しています。
そのせいもあってか車両内は騒がしいです。管理人が乗車した際には、何かマナーの悪い行いをしていた若者グループが、おばあさんの私物の杖でガンガン小突かれていました。チュニジア女性はなかなかアグレッシブです。
また、常に怒鳴っていて鉄の扉にパンチをしていた、ちょっとアレな人が周りの乗客に絡んでいました。管理人も絡まれかけたのですが、友人が別のところに避難するよう手助けしてくれました。
ほとんどの乗客がシディ・ブ・サイド駅で降りるので、どうかそこまで我慢してください。
駅を出るまで一度も切符を検札されませんでしたが、失くすと面倒なことになるかもしれないので、ちゃんと保持しましょう。
シディ・ブ・サイド駅を出たら
駅を出たら右に曲がり、ロータリーに出たら左に曲がって進んでいくとシディ・ブ・サイドの街中に入ります。
道中見かける土産物売りはこちらが断ってもしつこく花を売りつけてくるので、速足で通り過ぎた方がいいでしょう。
シディ・ブ・サイドでやること
地中海を見渡す
石畳を歩き続けるとそのうち眼前に地中海が見えてきます。視力が4.0あれば、北東の方角にイタリアのシチリア半島が見えるかもしれません(笑)。
脚力に自信があればそのまま道なりに進んで、ボートが停泊している港に降りてもいいでしょう。
カフェで寛ぐ
シディ・ブ・サイドにはたくさんのカフェがあります。基本的には、どのカフェもチュニジアンブルーと白のコントラストが美しい建物なので、自分が気に入ったカフェに入るといいでしょう。
管理人は友人お気に入りのCafé des Délicesというカフェに入りました。
この日は暑かったため、涼しくなるまで2時間くらいここでおしゃべりして過ごしました。
人気店のようで、次々と客が訪れていました。異国情緒溢れる空間でゆったり過ごせます。
バンバローニを食べる
バンバローニとは揚げドーナツのことです。たっぷり砂糖のかかった揚げドーナツが1TND(約50円)で食べられます。
友人お気に入りの店で買ってもらいました。確かにおいしいですが結構油っこく、友人は食べきれず半分残していました。食欲旺盛な管理人は当然残さず完食です。
バンバローニを食べる前には、胃腸の状態を完璧にしておきましょう。
まとめ
チュニスから1時間ほどで辿り着けるシディ・ブ・サイド。
このチュニジアンブルーと白のコントラストに憧れて、自宅をこのようにリノベーションする方も多いとか。(管理人が滞在している一般家庭の住宅も、このチュニジアンブルーにインスパイアされているとみて間違いない造りになっています。)
坂道が多く石畳も滑りやすいので、スニーカーで散策することを推奨します。
それと、花を売りつけてくる土産物売りは数が多いので、根気よく断り続けてください。それでも花を髪に強引に差してきますから、すぐに取って叩き返してください。甘い態度を取ると土産物売りはますます増長し、その後訪れる観光客が被害に遭います。将来の観光客を守るためにも、強気な態度でいてください。
それではまた!
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