前回の投稿で、中国東方航空のフライトが予想をはるかに上回るものだったと書いてきました。
まるで天国!?格安航空会社の後の通常航空会社のジャンボジェット機
次のフライトも同じく中国東方航空のフライトなのですが、乗り継ぎ時間が短い上に1時間遅れて上海・浦東空港に到着しました。今回の投稿はそのときの体験談です。
上海・浦東空港
中国で最も栄えている都市といっても過言ではない上海。中国東方航空の本拠地でもあるのがここ、上海・浦東空港です。
待ち構えていた空港職員
ここ上海・浦東空港での乗り継ぎ時間はもともと2時間40分しかありません。次のフライトも同じく中国東方航空のフライトなので、多少遅れても問題はないと思います。ここ数年の状況に比べれば、こんなのはピンチでも何でもありません。
機体から降りて空港内の通路に行くと、1人の男性が何やら叫んでいます。
「Tokyo! Tokyo!」
東京行きのフライトを利用客を探しているようです。管理人も成田空港に向かいますので、ここで待つべきでしょうか?その男性に次の搭乗券を見せると、肩に目印のシールを貼られ、その場で待機するよう言われました。何分か待って該当者が全員(といっても管理人を含めて3人でしたが)集まり、その男性職員についていくことになりました。
やたら発生する手続き
東京行きのフライトを利用する我々3人の中に、中国出身の女性がいました。気さくに話しかけてくれます。
同じ航空会社の国際線乗り継ぎであれば、降りてきた搭乗ゲートから直接次のフライトの搭乗ゲートに向かえばいいと思っていました。ですが男性職員は違う場所に連れていきます。
まずはパスポートコントロールです。「同じ航空会社間の国際線乗り継ぎで、こんな手続きあったかなあ?」一度入国してから再び出国エリアに入るというフライトを繰り返してきた管理人にとっては久しぶりの状況なので忘れています。しかしここはとても混み合っています。中国出身の女性が審査官に中国語で、なおかつ待っている外国人たちにも英語で、我々がとても急いでいることを伝えてくれました。おかげで空いている列に割り込みさせてもらい、早く通過できました。
保安検査場も然りです。荷物の検査はパスできないのですが、通常の状況よりは早く通過することができました。彼女がいなければ10分や15分、さらに時間がかかっていたことでしょう。
その女性は東京行きでも羽田空港行きなので、途中で我々2人とはお別れです。見ず知らずの我々を助けてくださって、本当に感謝しています。世界にはまだ、とても親切な人がいることがわかりました。
必要のないときには見つかる冷水機
親切な女性と別れ、我々はモノレールに乗り、該当の搭乗ゲートに向かいます。向かうとすでに搭乗が始まっています。管理人はずっとトイレを我慢していたので、列には向かわず別方向に向かいます。
トイレを済ませ搭乗ゲートに向かう途中、ある機械を見かけました。そうです、冷水機です。見回すと他の場所にも設置されているようです。
モロッコからドイツに向かうまでに、どんなに目を凝らして探しても見つからなかった冷水機が至る所にあるのです。
バカ高い飲み物は買いたくないよ!空港内に無料で飲める水はある?
先ほどのフライトでたっぷり機内食と飲み物を摂取したので、今は特に喉は渇いていません。それにおそらく、これから搭乗するフライトでも飲み物くらいは提供されるでしょう。さらに、次に向かう空港は成田空港です。飲み物に困ることはおそらくないでしょうが、せっかくの機会なので汲んでおくことにします。冷水機があったときのために、ポーランドからジュースの空きペットボトルをずっと携帯してきていたのです。何かに使わなければもったいない気がしたので、ここの冷水機から水を汲むことにしました。まさか、水道水がもっともヤバいと言われる中国の空港で冷水機が見つかるとは思いもしませんでした。
待ち時間0での搭乗
水を汲んだ後搭乗ゲートに向かうと、もう行列はすっかりなくなっていて、管理人は乗り遅れている乗客のようになっていました。急いでゲートを通過し、自分の座席まで前の乗客に追いつくこともなく辿り着けました。
普段から一番最後に搭乗するように行動している管理人ですが、この日の搭乗は本当に一番最後の乗客になりました。完璧に待ち時間0での搭乗でした。
中国東方航空の短距離フライト
それでも荷物は上の荷物置き場に入れられました。しかしこの機内にはモニターも、USB充電ポートもありません。利用できるのはおそらく早送りもできない垂れ流しのオーディオのみです。イヤホンのポートが先ほどのフライトと同じものだったので、念のためもらってきておいたイヤホンで聴くことはできましたが、先ほどのフライトと比べると雲泥の差です。隣の座席が空席だったのがせめてもの救いでした。
枕を配布しており、機内食も提供されました。機内食は選択式ではなく1種類のみです。いいんです、これで。どちらにするか尋ねる手間もないし、なくなったときのお詫びも必要ありません。時間短縮になり、無駄な謝罪業務がなくなる、メリットしかない運営です。
提供されたのは牛肉ご飯、付け合わせの副菜にデザートのメロン、大福にピーナッツという、栄養バランスが最高の食事です。青島ビールももらえて完璧です。締めのコーラも忘れずにいただきます。今回もしっかり栄養とカロリーと満足度を補給して食事終了です。
「今回の旅で最高の食事って、実は機内食なんじゃないか?乗り継ぎ時はいつも極限まで空腹状態だし、提供されたときの喜びが半端じゃない。今日はこれで何も食べずに夜を越せる」
そんなことを思いました。
まとめ
前のフライトで着陸してから次のフライトで離陸するまで、2時間もかかりませんでした。こんなに短い乗り継ぎは初めてです。おかげで上海・浦東空港の散策はまったくできませんでしたが。
乗り継ぎまでの手続きは予想以上に忙しかったですが、その代わり待ち時間0で機内に搭乗できるという珍しい経験もできました。まさかの冷水機にも会うことができました。
貴重な経験に感謝します。
次回はいよいよ日本帰国です。
それではまた!
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