元彼女とヨリを戻せなかった管理人はカナダ・サスカトゥーンを去り、心機一転することにしました。目指すのはカナダ東部にある都市、モントリオールです。
では、「モントリオール」についてもう少し説明していきます。
モントリオールに関する基本情報
所在する州:ケベック州
都市名:モントリオール
使用言語:フランス語、英語
主な宗教:キリスト教
通貨:CAD(カナダドル)。1CADは日本円で約110円(2023年12月現在)と考えておけば計算しやすいと思います
主食:パン、パスタ
水道水:飲まない方が無難、ミネラルウォーター購入を推奨
物価:食料品も生活必需品も日本に比べるとかなり高いです
チップの習慣:あります
ケベック州の税率:GST 5%、PST 9.975%
トイレ:有料のところを見た記憶がない
下記の情報には管理人の主観がたっぷり入っています。
交通情報:便利
衛生状況:普通
治安:おおむね問題はないが、危険な場所がある
カナダのケベック州について
ケベック州はカナダ東部にある州で、オンタリオ州とニューファンドランド・ラブラドール州の間にあります。
「地球の歩き方」などのガイドブックでは、「カナダ東部」の冊子で記載されている州です。
海外から訪れるには、モントリオール国際空港へ直接入るか、トロント国際空港で国内線に乗り換える必要があります。正式名称はモントリオール・ ピエール・ エリオット・ トルドー国際空港と言います。意外かもしれませんが、モントリオール国際空港はエアカナダの本拠地空港です。
観光客もたくさん訪れる地と言っていいでしょう。
カナダのモントリオールについて
モントリオールはケベック州で最大の都市ですが、州都ではありません。(州都はケベック・シティーという都市です。)
夏は35℃、冬は-30℃近くまで達する、暮らすには非常に厳しい場所です。
1976年に夏季オリンピックが開催された都市でもあります。
モントリオールの言語について
カナダの公用語は英語とフランス語ですが、ここモントリオールを含むケベック州ではフランス語が主に話されています。ケベック州の人々の母国語はフランス語です。
街中の看板や標識はフランス語で書かれていますが、英語も併記されていることが多いです。スーパーマーケットで売られている商品にはフランス語と英語が併記されています。
おおまかに、街の北東部がフランス語圏、南西部が英語圏ということで認識されているようです。
モントリオール市民は基本フランス語で話しかけてきますが、ほとんどの方が英語も話せるバイリンガルです。フランス語がわからないと言えば、すぐに英語に切り替えて話してくれます。
さすが「北米のパリ」です。
モントリオールの宗教について
国民の大部分がキリスト教徒です。
ですが日曜に教会に行くかどうかは個人の自由です。
無宗教信者の人もいるようで、特に宗教差別などはないようです。
カナダの通貨について
CADというカナダ独自の通貨が使われています。補助単位としてセントが使われています。
100セント=1CAD
2CAD以下は硬貨、5CAD以上は紙幣です(最大額は100CAD)。
カナダではすべての場所でクレジットカードが使えます。なので、現金は持っていなくても問題ありません。モントリオールでも基本的にクレジットカードだけでOKです。
中心街には両替所が多くあります。日本円から直接CADに両替できるところもありますが、USDから交換する方がレートがいいかもしれません(USDをあらかじめ持っている場合にはその方がお得です)。
短期旅行であれば必要になったときの保険として、少額の日本円を両替すればいいと思います。
モントリオールの主食について
パンが主食です。
パスタもよく食べられています。
米も主食ほどではないにしろ、スーパーで普通に売っています。日本では見かけることのない、パーボイルドライスも売っています。
モントリオールの水道水について
水道水をそのまま飲むのは止めておいた方がいいです。というのも、モントリオールの住宅の水道管は古くて劣化している箇所が多いため、若干茶色く濁っているときがあるように見えます。気になる方は煮沸してから飲んだり、ミネラルウォーターを買った方が無難です。
管理人は電気ケトルで沸かして飲んでいます。ミネラルウォーターの値段と運搬の労力を考えると、沸かして飲んだ方が楽だと思ったからです。
重いペットボトルの水を持ち運ぶ手間と安心を秤にかけて判断してください。
モントリオールの物価について
日本に比べるとすべてが高いです。食料品、生活必需品で日本より安く感じたものは何もありません。
レストランやカフェなどで食事をすると、20~30CADは必要な感覚です。
モントリオールのチップの習慣
レストランやカフェなどを利用した際、チップを支払う必要があります。
クレジットカードでの支払いの際は、「15%」「18%」「20%」の中から選んで会計に上乗せして支払います。
相場は「18%」です。(「10%」が選べるところもありますし、自分で好きな数値を入力できるところもあります。)
ですが、チップの支払いは義務ではありません。
「チップを支払いますか?」と端末に表示されますので、支払いたくない場合には「No」を選択すれば請求されません。
支払わなくても特に問題はありません。
管理人も最初の頃は支払っていましたが、ある時点から支払うのを止めました(一度しか行かない店ならば、自分の評判がどうなろうが知ったこっちゃありませんので)。
何度も行くお気に入りの店であれば、支払った方がいいと思います。
モントリオール州の税率
サスカトゥーン編でも書きましたが、カナダでは州によって税率が違います。すべての州でGST(連邦消費税:Goods and Services Tax)とPST(州・売上税:Provincial Sales Tax)という二種類の税金がかかります。
GSTはカナダ全土一律5%で、国内で取引されるほとんどの物品とサービスに対して課税されます。ですが日常生活に密接する食料品(パン、牛乳、野菜など)は税率0%で、教育サービスや医療サービスの一部、中古住宅は非課税です。日本の軽減税率に相当するものですが、生活必需品がほぼ非課税なのはうらやましい限りです。
PSTとは消費や使用目的で購入した有形動産などに州が課税するものです。このPSTは州によって税率が異なり、アルバータ州ではPSTが課税されません。ですがケベック州では9.975%と、最高税率で課税されます。
消費税だけで15%払う計算です。ケベック州住民でなければこの高い税率の恩恵をまったく受けられないので、短中期滞在の方はこのカナダ国内最高税率を覚悟して滞在してください。
モントリオールのトイレについて
モントリオールのトイレはほぼ無料だと思って問題ありません。ショッピングモール等の中にあるトイレもきれいで、無料で利用できます。飲食店にあるトイレも同じです。トイレットペーパーも便座もあります。
街中にある公衆トイレも無料です。あまり清潔ではないかもしれませんが。非常時に備えて流せるティッシュなどは持っていた方がいいです。
モントリオールで有料のトイレを利用したという記憶がありませんので、トイレに関しては心配する必要はないでしょう。
以下の情報は次回に続きます。
交通情報:便利
衛生状況:普通
治安:おおむね問題はないが、危険な場所がある
それではまた!
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