前回までの投稿で、東京行きのフライトに乗るまでに珍しい体験をしたことを書いてきました。
国際線乗り継ぎだけでなぜこんなに手続きが!?忙しい上海・浦東空港
東京・成田空港に到着した後にも珍しいことが起こりましたので、今回はそのときのことを書いていきます。
千葉・成田空港
このブログを読んでくださっている方には説明不要でしょう。日本の空の玄関口である、成田空港です。
「なぜ東京都ではなく千葉県にあるのか?」
「都心から遠い!」
という国民の不満はありながらも、海外旅行の際には利用せざるを得ない国際空港です。
まだ紙の入国カードなの?
中国東方航空でのフライト中、機内ではまだ紙の入国カードを配っています。
「いつまでアナログなんだよこの国は?」
日本人と答えると渡されなかったので、外国人用のようです。この旅で何回もいくつかの国に入出国をしてきましたが、紙の入国カードを書かされたことはありませんでした。スマホが搭乗券になっているこの時代、未だにこんな古臭いシステムのこの国は本当に大丈夫なのでしょうか?
今夜は空港泊
予定時刻20分前の20時半に、成田空港に到着しました。10か月ぶりの日本です。すでにこの段階で帰ってきた気がします。ですが今夜はここで夜を明かさなければなりません。この時間だと自宅に帰るための電車が途中でなくなってしまうのです。中途半端な場所で寝るよりは、この成田空港内の方がよっぽどマシな環境です。そのため、ここからは特に急ぐ必要もありません。
機体から降りて、ずっと我慢していたトイレに行きます。ついでに、いつ寝落ちしてもいいように歯も磨いておきます。
入国審査場に向かう通路の壁では、ポケモンたちがお出迎えしてくれています。
発売から30年近く経ったポケモンが今でも日本の文化を牽引しているとは、まったく頭が下がるばかりです。外国人観光客にはとてもうれしい光景なのでしょうか?もちろん管理人もほっこりしました。以前メキシコから帰国したときはマリオファミリーでしたので、1年くらいで新しい絵に塗り替えているのでしょうか?
そんなこともあり、入国審査場に着くのが遅くなってしまいました。
入国審査場がもう閉まってる?
入国審査場に着くとなんだか薄暗く、とても静かな気がします。もう本日の業務は終了しているかのような感じです。まだ21時過ぎたばかりですよ?
うろうろしている管理人に気づいた職員が「こちらからどうぞ」と促しますが、そのゲートにはチェーンがかかっています。チェーンを外してもらい、自動チェックイン機に行くよう促されます。ですが別の職員が近付いてきて、すでに自動チェックイン機は電源を落としたと言われました。ということは我々のフライトが今夜の最終便だったのでしょうか?21時過ぎに自動チェックイン機の電源を落とすということは、21時が定時なのでしょうか?
すると、キャビンクルーや職員用の通路に案内されました。パスポートを渡すと何も聞かれることもなく、スタンプをもらいました。通常の乗客と違うルートで入国です。なんとなく新鮮な感じです。
荷物がどこかへ?
入国審査を通過して最後の税関に向かうとき、ちょうど空港職員が管理人のボストンバッグを持っているのを見かけました。どうやら、いつまでも受け取りに来ないので保管場所に移動するつもりだったのでしょう。すぐに声をかけ、ボストンバッグを受け取ります。
先ほどの入国審査といい、空港職員からの荷物受け取りといい、今日は幾度となく珍しい状況に遭遇しました。
結局紙の申告書?
税関に着くと、「申告書は記載しましたか?」と聞かれました。
「日本人は書かなくていいんじゃないの?」
だから先ほどの機内では渡されなかったものと思っていました。相変わらず紙の申告書を書かせるなんて、この国は一体いつになれば刷新されるのでしょうか?
紙の申告書を書いて提出しましたが、何もチェックされずに通過できました。なんにせよ、これで無事に日本帰国できました。
成田空港に泊まろう
到着ロビーに出てすぐに充電スポットを発見したので、スマホの充電を始めます。まだまだ夜は長いので、まずはここで少し休憩します。とりあえずインターネットは使えるので、充電が完了するまで時間つぶしも兼ねてできる作業をしていきます。
充電が完了したので、寝る場所を探し始めます。最低でもベンチのある場所がいいのですが、どこもトイレの近くにあり、誰かがトイレに出入りするたびに自動音声案内が流れます。これは仕様なので仕方がありません。一応フロアの一番端にあるベンチで休むことにしました。このベンチには腕置きがないため完全に横になれます。これで眠れるだけ眠ります。
空港内では一定時間ごとに、空港夜間滞在者への注意を促す放送が流れます。
「保安上の理由により、夜間滞在される方には地下1階・1階・2階で滞在するようお願いしております」
成田空港で空港泊をする方は以上のことに留意してお過ごしください。眠気が強くなるにつれ、この放送も睡眠導入剤のように思えてきました。
電灯はずっとついていて、ひっきりなしに人が通るのですが、それでも合計で4時間くらいは眠れました。思ったよりも成田空港での宿泊は快適でした。海外何か所かの空港で寝泊りした経験のある管理人が、自信を持って断言できます(笑)。
まとめ
24時間営業だと思っていた成田空港が1日の業務を終了する時間に立ち会うことができました。逆に言えば管理人の行動のせいで、円滑な業務終了ができなかったのかもしれません。その点に関しては申し訳ありませんでした。
成田空港ではそこそこの時間眠れることができたので、翌日電車を乗り継いで無事帰宅することができました。これにて今回の地中海周辺を巡る旅は完了です。
それではまた!
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