※この記事は2012年8月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
日本から遠く離れた国に行く際には、直行便では行けない場合も多くあります。その場合はどこかの空港で一度降機し、別機体に搭乗し目的地に向かうことがほとんどです。ですが、この広い世界には、少し違う形態のフライトがあります。
今回はその少し違う形態のフライト、「経由便」についての投稿です。
「乗継便」と「経由便」
飛行機を乗り継いで目的地に行くという経験は、海外旅行をしたことがあれば多くの人が経験していると思います。その場合「乗継便」という言葉をみなさん使っていると思います。
あまり馴染みがないかもしれませんが、「経由便」という言葉が使われる場合もあるのです。この「乗継便」と「経由便」という言葉の違いをおわかりでしょうか?
「乗継便」はみなさんにとって馴染みのあるフライトです。簡単にいうと、「乗り継ぎ空港で別の機体に乗り換えるフライト」のことを言います。
対して「経由便」はあまり馴染みのないフライトです。簡単にいうと、「ずっと同じ機体で最終目的地まで行くフライト」のことを言います。
管理人が実際に利用した便で説明
管理人はアルゼンチン旅行の際、往復便でエミレーツ航空を利用しました。詳細は以下です。
往路便:EK0319「成田⇒ドバイ」、EK0247「ドバイ⇒(ガレオン)⇒ブエノスアイレス」
復路便:EK0248「ブエノスアイレス⇒(ガレオン)⇒ドバイ」、EK0318「ドバイ⇒成田」
赤で囲んだものが、「往路便・復路便ともに、ドバイ空港で乗り継ぐ『乗継便』」です。
青で囲んだものが、「詳細非表示だが、ガレオン(リオデジャネイロ)空港を経由する『経由便』」です。
往路便・復路便ともに「乗り継ぎ空港はドバイ」で、「経由空港はガレオン」です。
ドバイ空港では荷物の積み替えが行われ、乗客は一度空港内に入り「国際便乗り継ぎ」が発生します。対してガレオン空港では荷物の積み替えは行われず、「国際便乗り継ぎ」は発生しません。「ドバイ⇔ブエノスアイレス」は同じ機体のまま運航します。
「経由便」でもそのときどきによって対応が違う
往路便の対応
往路便ではドバイから13時間半のフライト後、ガレオン空港で一度機体から降ろされました。「乗り継ぎ」と同じように出発ロビーで3時間待たされ、機内整備後にもう一度同じ機体に搭乗しました。この時点では、「乗継便」と「経由便」はほとんど同じものと認識していました。
復路便の対応
往路便と同じような対応になると思い、機体を降りる準備をしました。
数人が降りて行ったので、管理人も手荷物を持って後に続きます。ですがなんとなく違和感を感じました。
往路便の時には全員が降りていったのに、この復路便では降りる乗客がやけに少ないのです。管理人の後ろには誰もついてこなかったので、おかしいと思って少し連絡通路内で立ち止まりました。少し待っていて不安になったため、機体に戻りました。すると何人かのCAが集まってざわざわしていました。さらに近づいてCAの1人が管理人に気づくと、ほっとしたような表情を見せました。
「よかったです。降りる人数を数えていたら、1人多かったので心配だったのです。安心しました」
やはり管理人は間違ってしまっていたようです。というのも機内アナウンスがはっきりせず、降りるべきなのかどうかがわからなかったのです。もっとわかりやすく案内してくれよと思いました。少し気まずい感じで自席に戻りました。
大多数の乗客がいますが、清掃員がゴミ収集をしています。普段乗客が見ることのない機内清掃の様子を見られたのですから、貴重な経験にはなりましたが。
まとめ
「経由便」では一度機体を降りる必要があるのかはっきりしない場合があります。この投稿を読んだあなたはもう大丈夫ですね。とりあえず座席に待機していて、全員が降りるように促されたら降りればいいのですから。勝手に降りちゃうと、経由地で置いてけぼりにされる可能性もないとは言えませんから。
日本人にとってはあまり馴染みのない「経由便」には充分お気を付けください。
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったアルゼンチン滞在記の英語版はこちらからどうぞ
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