海外生活コラム

「必要なものがあったらなんでも言ってね」どう対応するのが正解?

みなさん、体調不良のときにはどうしてますか?すぐに医者に行く人もいれば、薬を飲んでおとなしくしている人もいるでしょう。あるいは自己治癒力頼みで、あえて何もしない人もいるでしょう。

管理人は何もしないか、薬を飲んでおとなしくしている派です。しかも、体調不良時には誰にも知らせません。わざわざ余計な心配をかける必要はないからです。

ですが今回はある事情のため、チュニジア人の友人に自身の体調不良のことを話さざるを得ませんでした。そのとき言われたこの言葉にどう対応すればいいのか正解がわからないので、この記事を書くことに決めました。

みなさんはどう対応するのが正解だと思いますか?

体調不良時「必要なものがあったらなんでも言ってね」と言われた時にはどうするのが正解?

このセリフ、みなさんも必ず言われたことがありますよね?こう言ってくれる関係性の人がいるだけで大変ありがたい話なのですが、どう返すのが正解なのでしょうか?ここでは、答えとして考えられる状況を書き出してみたいと思います。

1.申し出てくれた誠意には存分に甘える

自分の親や家族が言ってくれたのであれば、この選択「1」が正解でしょう。食事を運んで来てもらったり、トイレに付き添ってもらったり、辛いことは遠慮なく助けてもらえるはずです。また、普段よりわがままを言っても許されるかもしれません。

恋人くらいの親密度があればこの選択をできるでしょうが、友人にだったらこの選択はできますか?

管理人にはとてもできません。

2.本当に辛いときにだけ何かをお願いする

風邪や軽い体調不良であれば、しばらく休んでいれば回復するでしょう。ですが何が原因で起こった体調不良なのか、自分で完璧にわかる人はいません。さっきまではなんともなかったのに、急に激痛がはしったり悪化したりすることだって充分あり得ることです。

そういった状況のときに選択するのがこの選択「2」でしょう。家の食料が尽きたが、買い物に行けないので食料を買ってきてもらう。声が出なくなって、代わりに救急車を呼んでもらう。そういった非常事態にのみお願いする選択。

ですが管理人は友人にこういった行為を頼むのは非常に心苦しいのです。もしかしたら自分の体調不良は深刻な伝染性のウイルスによるものかもしれない。そうなると、助けてくれた友人にうつしてしまうことだってあるかもしれません。自分のせいで友人が苦労する姿など見たくありません。自分が回復した後、苦しんでいる友人を見ると後悔するでしょう。

なので管理人は緊急事態だとしても何かを頼んだりはしません。

3.相手の負担が軽く済むものだけお願いする

かといって何も頼まないのは、その友人を信頼してない証拠にもつながるんじゃないか?ならば簡単にできることだけでもお願いするのがエチケットではないか、そう思うこともあるのです。

たとえばいい評判の病院を教えてもらうとか、直接接触せずにできる助けを求めるくらいが正解なのでしょうか。大したことでもないことを頼めば、「ああ、頼りにしてくれたんだな」とか「助けになれてよかった」と思ってくれるものなのかがわかりません。

4.相手に悪いので何が起こっても何も言わず、気持ちだけありがたく受け取る

今回、というか管理人がだいたい選択するのはこの「4」です。「何が起ころうが、友人を頼らず自分でなんとかする」が一番いい選択だと思っているからです。

体調不良は100%自分の責任なので、それで他人を頼るのはおかしいとさえ思っています。

結局その人との関係の深さに左右されるのでは?

これに尽きると思います。今回の場合、管理人とチュニジア人の友人は数回会ったことがある程度の友人関係です。お互いに住んでいる家も知らず、訪問するとなるとタクシー等を使わなければならないことがわかっています。つまり、来てもらうだけで相当な負担になることがわかっています。なので選択「1」と「2」はあり得ません。負担が軽く済む程度のことであれば自分でやりますから「3」も選択しません。なので、自分の信条も合わせて「4」以外あり得ないと思っています。これは今回の事例に限らず、ほとんどの場合に当てはまります。

例外はないのか?

ある特殊な場合を除いて、「4」以外の選択肢を選ぶこともあります。その特殊な場合というのは「同居人」という関係性の場合です。

チュニジアに来る前のマルタ滞在中は、「2」や「3」を選んでいました。というのも、マルタ滞在中はシェアハウスに住んでいたからです。しかも2人部屋だったので、こちらがどんなに隠してもルームメイトに自分の状況がダイレクトに伝わるからです。

そのシェアハウスにいる間、結構な頻度で風邪をひいていました。いくら「I’m fine」と言っていたって、鼻水や咳が止まらなければ酷い体調だということは誰にだってわかります。同じ部屋に住んでいるので、わざわざ訪問するという手間はまったくありません。それに、知らんぷりもできません。あいさつが「How are you feeling?」になるので、どうしたって何時間かごとに状態を確認することになります。

ルームメイトが自主的に薬をくれたり、症状を緩和するお茶などをくれたりしたので、こちらから何も言わずとも「2」や「3」の状況を察してくれたのでしょう。ルームメイトが体調不良のときには管理人でさえ「できることがあったら言ってね」と言いました。無視できる環境ではないからです。こういう状況であれば、「さっきもらった薬をもう一個欲しい」と言うことも難しくなく、自然にできます。「2」も「3」の選択もできたと言えます。

お互いの存在を無視できない「同居人」という関係性では、逆に「4」という選択は絶対にできないと言えます。相手が憎くて憎くて大嫌いでもなければ。

管理人が出した結論

だから今回のように、住む場所も知らない友人に対しては「4」で押し通すのが正解だと考えます。体調が悪くても快方に向かっているとか嘘をつくこともできますし、顔を合わせなければたとえ伝染性の病気だったとしてもうつすことはありません。

だいたいの友人に対しては「4」の対応がベストなのです。

まとめ

今回は小論文のような投稿になってしまいましたが、みなさんはどの選択をしていますか?管理人が挙げていない、思いもつかないような別の選択をしておられる方もいるかもしれませんね。

管理人のように独りで海外滞在していると頼れる人がいませんので、必然的に「4」の選択をせざるを得ません。

「自分のトラブルは自分で解決するしかない。他人に弱みを見せるべきではない」

そういう気概を持って臨んでいますので、どうしてもこういう結論に帰結してしまいます。「1」を選択できるような、ステキな恋人や妻ができると最高なのですが…。

 

それではまた!

 

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