管理人は半年間にもおよぶ厳しいカナダの冬を乗り越えました。そんな管理人が次に目指したのは、常夏のリゾートエリアであるメキシコの「プラヤ・デル・カルメン」です。
「カンクン」と言えば、押しも押されぬリゾートエリアとして日本人の多くの方が知っていることでしょう。ですが管理人には、「日本人いない場所」に滞在するという運命があるのでしょうか?たくさんの検討結果と地元住民のお導きもあり、99%の日本人が知らないであろう「プラヤ・デル・カルメン」に滞在することになりました。
では、「プラヤ・デル・カルメン」についてもう少し説明していきます。
プラヤ・デル・カルメンに関する基本情報
所在する州:キンタナ・ロー州
都市名:プラヤ・デル・カルメン
使用言語:スペイン語、英語
通貨:MXN(メキシコペソ)。1MXNは日本円で約9円(2024年1月現在)と考えておけば計算しやすいと思います
主食:パン、米
水道水:絶対に飲めません、ミネラルウォーター購入が必須
物価:食料品も生活必需品も日本に比べると安いです
チップの習慣:あります
トイレ:基本的に有料
特別税:観光税の導入
下記の情報には管理人の主観がたっぷり入っています。
交通情報:普通
衛生状況:悪い
治安:危険
メキシコのキンタナ・ロー州について
キンタナ・ロー州はメキシコ最東部にある州で、隣国であるベリーズと接しています。
海外から訪れるには、カンクン国際空港へ直接入るか、メキシコシティ国際空港で国内線に乗り換える必要があります。アメリカや近国からのフライトですと、直接カンクン国際空港に入れる便が多数あります。
主にアメリカからの観光客がたくさん訪れる地と言っていいでしょう。
メキシコのプラヤ・デル・カルメンについて
キンタナ・ロー州の州都はチェトゥマルで、最大の都市はカンクンです。プラヤ・デル・カルメンはその他都市のひとつに過ぎません。
まさに常夏といった気候で、1年を通して20℃以下になることはほぼありません。真夏でも25~33℃くらいで、熱帯化している日本に比べると、とても過ごしやすい気候です。冬服を必要としない場所と言えます。
日本人には馴染みのない場所ですが、欧米人の休暇を過ごす場所としては人気の高い場所です。小さな街なので、周辺の島を合わせても3日あれば充分観光できるでしょう。
プラヤ・デル・カルメンの言語について
メキシコの公用語はスペイン語です。
街中の看板や標識はスペイン語で書かれていますが、たまに英語も併記されています。スーパーマーケットで売られている商品はスペイン語のみです。
プラヤ・デル・カルメン市民は基本スペイン語で話しかけてきますが、観光客を相手にする人であれば、ほとんどの方が英語も話せるバイリンガルです。スペイン語がわからないと言えば、すぐに英語に切り替えて話してくれます。
メキシコの通貨について
MXNというメキシコ独自の通貨が使われています。補助単位としてセンターボが使われています。
100センターボ=1MXN
10MXN以下は硬貨、20MXN以上は紙幣です(最大額は1,000MXN)。
メキシコではすべての場所でクレジットカードが使えるわけではありません。特に露店や観光地の入場料など、現金でしか受け付けていないところも数多くあります。なので、多少の現金は必要です。
中心街には両替所が多くあります。日本円から直接MXNに両替できるところはほとんどありません。USDやEURから交換する必要があります。乗り継ぎした空港などで、多少USDなどに交換しておいた方が無難です。
プラヤ・デル・カルメンの主食について
パンが主食です。
米も主食ほどではないにしろ、スーパーで普通に売っています。日本では見かけることのない、パーボイルドライスも売っています。
プラヤ・デル・カルメンの水道水について
水道水は絶対にそのまま飲んではいけません。というか、おそらく口に含んだ時点で受け付けないと思います。というのも、プラヤ・デル・カルメンのあるユカタン半島には川がなく、石灰成分を多く含む地下水が水道管に流れています。蛇口から出てきた水には白い石灰成分が大量に含まれています。
管理人はいつものように煮沸を試してみました。ですがこの万能であるはずの方法がここ、ユカタン半島の水道水には通用しません。30分くらい煮沸し続けても、石灰成分はまったく消えません。
見づらいですが、鍋の底には石灰が大量に沈殿しています。上澄みだけを掬っても、石灰を大量に含んでいる味がします。管理人はなんとかこの水道水を飲んで生活していました。味の濃い濃縮還元ジュースで割って飲んだり、コーヒーを淹れたりしてごまかしながら。結果、胃腸の動きはとても活発になり、毎日7~8回お通じが来ていました。
この水道水を飲んでいたら、太り続けていることは絶対にあり得ません。
重いペットボトルの水を持ち運ぶ手間を考えても、きれいな水を買って飲むことを強く推奨します。
プラヤ・デル・カルメンの物価について
日本に比べると安いです。多くの食料品、生活必需品で日本よりは安いです。
ですが、頻繁に値上げがあります。管理人が滞在していた2か月半の間にも、スーパーで売っている商品で1.3倍くらいの値上げがありました。
その上、日本円はMXNに対しても弱くなっています。管理人が滞在していた2022年5~7月時点では1MXN = 7円程度だったのに対し、現在(2024年1月)は1MXN = 9円まで弱くなっています。商品の不定期な値上げと合わせれば、もはや日本と変わらない水準かもしれません。
外食費に関しましてはレストランやカフェなどで食事をしたことがないため、正直わかりません。
プラヤ・デル・カルメンのチップの習慣
レストランやカフェなどを利用した際、チップを支払う必要があるようです。
悪質な飲食店ですと、チップを二重に請求したりする場所もあるらしいです。レシートをよく見て、文句があればちゃんと言ってください。放っておくことは、さらなるぼったくりにつながりますので、絶対に受け入れず追及しましょう。
プラヤ・デル・カルメンのトイレ事情
プラヤ・デル・カルメンのトイレは基本的に有料です。バスターミナルのトイレは有料でした。お金を払わないと通れないゲートがありました。その他の場所では門番のような人がトイレの前にいて、その人にお金を渡すようなシステムになっています。多くの場所では10MXNくらいに設定されています。街中にある公衆トイレも有料のところが多いです。
飲食店内にあるトイレは、利用客であれば無料で利用できます。また、ショッピングモール内のトイレも無料で利用できることがあります。飲食をしたり入場料を支払った建物内にあるトイレであれば基本的に無料で利用できますので、こういった場所を利用した際にトイレは済ませておきましょう。
トイレットペーパーは基本的には流せません。ゴミ箱に捨てましょう。
トイレットペーパーが置いていない場所がほとんどですので、できればティッシュを携帯しておくと安心です。(水に流せるものである必要はありません。)
キンタナ・ロー州の特別税
観光税という税金があります。
メキシコ、キンタナロー州が4月1日から観光税を徴収開始 | TRVLWIRE
宿泊料金に上乗せされる税金で、日本でいうところの入湯税などに当たるものでしょうか。このエリアに滞在する以上、支払わなければいけない税金なので、どうぞ受け入れてください。
以下の情報は次回に続きます。
交通情報:普通
衛生状況:悪い
治安:危険
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったメキシコ滞在記はこちらからどうぞ
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