※この記事は2012年1~3月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
前回の投稿にて、フィリピンに関する基本情報を書いてきました。
実は英語がかなり話されている国!常夏の国で過ごそう、フィリピン!
今回はその続きです。
前回からの引継ぎ情報。
交通情報:酷い
衛生状況:酷い
治安:殺される可能性あり
平穏には過ごせない生活環境
フィリピンの生活レベルは平均水準以下です。利便性や衛生状況などを書いていきます。
フィリピンの交通情報について
フィリピンの交通状況は酷いと言わざるを得ません。小国でも国内に空港はたくさんありますが、陸地には安心できる交通網がありません。
タクシー
フィリピン国内、特にセブ島では最も利用頻度の高い交通手段がタクシーです。
乗り込んだら行先を告げ、メーターをきちんと使うように言って発車させます。行先の名称を伝えても運転手がわからない場合がありますので、「〇〇通り、△△通り」のように目的地のすぐそばを通る道路の名称を伝えてあげたほうがスムーズです。
言えばメーターは倒してくれることが多いですが、「空港から市街地」「リゾートホテルから市街地」などでは運賃が固定されていることもあります。おそらく別の車両でも同じ結果なので、その際は諦めて言い値を受け入れましょう。
セブ市内のタクシーではぼったくりに遭うことは少ないです。ぼったくりに遭わないようにするために、「数人で利用する」「どんな総額になってもお釣りを必要とせず支払える現金の準備」は心掛けておきましょう。安全上、1人きりでの利用はできるだけ避けてください。
路線バス、ジプニー(Jeepney)
地元民が好んで利用する路線バスです。語学学校の先生たちはこのジプニーで通勤していることが多いです。
通常のバスタイプの車両の他に、トラックを改造したようなものもあります。トラック荷台部分に座席が据え付けられ、屋根が幌で覆われているような形です。風通しは抜群なので、スコールのときには当然濡れます。
乗り口(ステップ付近)にいる人(おそらく料金受取人)に乗車意志を告げて、車両に乗り込みます。降りたい場所が近づいてきたら硬貨で幌のフレームを叩きます。そして降りるときに料金受取人に運賃を渡します。地元民も利用していますので、ぼったくりに遭うことはあまりないと思います。当然現金のみの取り扱いとなります。お釣りが不要な額の硬貨を忘れずに用意しておいてください。
ジプニーは犯罪スポットでもある
乗車運賃をぼったくられることはほとんどないと思いますが、このジプニーは相当危険な乗り物でもあります。というのも、留学生や観光客を狙ったスリや強盗が一緒に乗っていることが多いからです。
こんな話を聞いたことがあります。日本人女性がこのジプニーに乗り込んだ際、隣の席にいた男に拳銃を突きつけられて荷物をすべて強奪されたという事件があったそうです。高級品を身に着けないのはそもそも当然の心構えなのですが、学校の勉強道具が入ったリュックなどでも強奪されることがあります。
管理人は友人と2人で昼間に乗ったため、特にトラブルには遭わずに済みました。そのおかげでいい経験にはなったと思いますが、少しでも不安を感じたら乗らないようにしてください。被害に遭っても自己責任です。
トライシクル(Tricycle)
別の国では「トゥクトゥク」とも呼ばれている三輪タクシーです。
バイクの横や後ろに無理やり人力車を付けて引っ張るタクシーです。価格は固定であることも、交渉制であることもあります。逆に、メーター制のものは存在しません(笑)。
基本的に近距離移動用の交通手段なので「空港から市街地」といった利用はできず、「辺鄙な場所からとりあえずタクシーが拾えるところまで」といった用途で利用します。
管理人は頼れる兄貴分の友人とともに乗車しました。125ccのバイクの後ろに人力車を付けている形です。125ccで運転手を含め3人、さらには人力車も引っ張っているのですからスピードが出るはずがありません。おそらく最高時速はいいとこ40km/hくらいでしょう。
乗り心地は最悪といっても過言ではありません。道路が未舗装で凸凹していて、さらにバイク自体のサスペンションが消耗していて機能しません。路面からの衝撃が次々と体を襲います。おまけに空気も汚れ放題汚れています。数分間の乗車で体と肺にダメージを受けました。
「日本ではできない経験ができた」という高揚感によって「いい思い出補正」されていますが、もう一度乗りたいとは思いません。他の交通手段と同じく1人では乗らないようにし、事前にしっかり交渉してから利用してください。乗る機会があれば乗ることはお勧めしますが。
鉄道
首都マニラ付近には鉄道網があります。
セブ島にはありませんので、ルソン島に滞在する方にしか縁がない交通手段と言っていいでしょう。管理人は利用したことがありません。
フェリー
近くにある島に行くために利用する交通手段です。
フィリピンには小さな島が数えきれないほどあり、どの島に行くにもフェリーが必須です。フェリーターミナルに行き、その場でチケットを購入して乗船します。だいたいの便には予約せずとも乗船できると思います。
一応現金の用意はしておいてください。
フィリピンの衛生状況について
汚いと感じるような場所しかありません。ショッピングモールやホテルなどの商業施設内は掃除が行き届いていてきれいですが、屋外は酷いものです。
レストランの屋外テーブルにはアリが這っていることも多くあります。店員にそのことを言ってもおそらく食器などは交換されないと思うので、受け入れてください。瓶詰されている飲み物も安心できません。飲み物を飲む際には、開栓したら紙ナプキンなどで飲み口を拭ってから飲み始めるようにしてください。管理人の友人たちは毎回そうしていました。
以下の情報は次回に続きます。
治安:殺される可能性あり
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったフィリピン滞在記の英語版はこちらからどうぞ
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