※この記事は2012年1～3月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
以前の投稿で、ニュージーランドの語学学校の初日について書きました。
語学留学の意思は固まった？語学留学の始め方はこんな感じ（その2）
今回の投稿では、フィリピンの語学学校の初日について説明していきます。
語学学校SMEAG
以前の投稿でも書きましたが、おさらいです。管理人が通っていた頃は「SME」という名前の語学学校でした。
現在では学校の名称も所在地も変わっているようです。ですが基本的なシステムは変わっていないと信じて、管理人が在籍していた頃の経験を基に進めていきます。
初日はクラス分けテストから始まる
ニュージーランドの「NZLC」と同じように、新入生全員が一室に集められてクラス分けテストが行われます。ペーパーテストと、先生との会話テストです。
言葉に詰まり、スラスラ話すことができませんでした。ニュージーランドから帰国してまだ2か月も経っていないにもかかわらずです。英語の力はすぐに落ちてしまうことが、ありありと痛感できました。
「SA（Student Assistant）」とご対面
「SA」とは、学生の個人的な相談にのる先生のことです。各学生に担当となるSAが割り当てられ、常に一歩引いた立場から学生を見守ってくれます。そのため、SAがその学生の授業の担当者になることはありません。
テスト後にSAと初顔合わせをし、自己紹介をします。その過程で、自分がどのような内容で、どんな能力を伸ばしていきたいかという意識のすり合わせをします。この話し合いを基に、SAが学生の授業スケジュールを作成します。割り振られた授業の担当の先生と合わないときにはSAに相談し、新しい先生に替えてもらったりします。つまり、SAはとても重要な人物なのです。
SAに学校を案内してもらい、昼食をともにします。管理人のSAはかなりフランクで話しやすく、当たりだと思いました。これだけ親身になってくれるサポート体制を持つこの国の語学学校は、とても頼りになる存在です。
新入生オリエンテーション
昼休みを終えたら新入生オリエンテーションが始まります。午前中一緒にクラス分けテストを受けた全員が集められます。ちなみに同じ日に入学した学生は「バッチメート」と呼ばれ、少し特別な存在になります。管理人のバッチメートは10人でした。
まずはこの国の滞在に必要な手続きを行います。フィリピン入国から21日間はビザなしで滞在できるのですが、それ以上の期間の滞在となると延長手続きが必要です。管理人は全部で8週間の滞在予定のため、ここで延長手続きを行いました。
必要な手続きがすべて終わった後、アヤラ・センター・セブというショッピングモールにバッチメート全員で向かいます。学校が送迎のバンを出してくれるので、数時間後にまた迎えに来てくれます。このショッピングモールには両替所もあるので、必要な現金を両替します。その後各自必要な嗜好品を購入します。
さらにバッチメート全員で、ここのレストランで夕食を食べることにしました。自己紹介をして、夕食を楽しみます。何かと顔を合わせることになる関係性なので、ここで仲良くなっておくことは非常に重要です。
まとめ
これにて初日のスケジュールはすべて完了です。
クラス分けのテスト結果を基に授業スケジュールが組まれ、翌日から通常の学生生活が始まります。全寮制ということもあり、ニュージーランドの語学学校と違って、早く友人ができます。SAという心強い味方がいることも、不安な留学生活の助けになってくれます。困ったことがあったら遠慮なく、友人やSAに相談しましょう。
次回はいよいよ授業スケジュールの詳細です。
それではまた！
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