アルゼンチン(Argentina)

無料で見られる、行っても行かなくてもいいウシュアイア観光スポット

観光スポットをGoogle Mapで検索すると、さも魅力的であるかのように観光スポットが表示されます。ですが「行ってみると全然大したことなかった」という場所だったということも珍しくはありません。

今回は無料で見られる、行っても行かなくてもいいウシュアイア観光スポットに関する投稿です。

ウシュアイア市内にあるモニュメントや広場

ウシュアイアの物価はアルゼンチンの中でもダントツに高く、国立公園や一部の博物館などにはとてつもない入場料が課されていることもあります。

「そんな高いところに行く必要はない」とお思いの方のために、ここではすべて無料で見られる観光スポットをご紹介していきます。

ウシュアイアのモニュメント(Cartel Ushuaia)

地名のモニュメントです。

Cartel Ushuaia (1)

海沿いに見える「Ushuaia」の文字がそれです。だいたいどの観光地にもこの手のモニュメントはあるので、ぜひとも行っておくべきでしょう。

Cartel Ushuaia (2)

「逆にここを見に行かない人がいるのか?」とも言うべき観光スポットです。

「世界の果て」看板(End of the World Sign)

「世界の果て」を前面に押し出した看板です。

先ほどのモニュメントと対をなす、ウシュアイア来訪記念写真を撮るべきスポットです。

End of the World Sign (2)

ここはビーグル水道ツアーの発着点でもあり、この看板の周りにはビーグル水道ツアーを扱う代理店が乱立しています。

End of the World Sign (1)

Tourist Port (2)

Tourist Port (1)

ここも誰もが訪れる観光スポットです。

End of the World Signから見るセンター街

エビータ広場(Plaza Evita)

アルゼンチンの英雄、「エビータ」を祀っている広場です。

しかしあまり人はおらず、通りかかっただけでは何なのかすらよくわかりません。

Plaza Evita

わざわざ訪れる必要はないでしょう。

アルゼンチン・マルビナス広場(Plaza Malvinas Argentinas)

フォークランド諸島を巡る戦争で亡くなった人たちを慰霊する広場です。

Plaza Malvinas Argentinas (2)

フォークランド諸島(マルビナス諸島)を象ったモニュメントがあります。

Plaza Malvinas Argentinas (4)

「マルビナス」という単語をふんだんに押し出していることからも、「この諸島はアルゼンチン固有の領土である」という強い主張が見て取れます。

Plaza Malvinas Argentinas (3)

以前の投稿でも触れたかもしれませんが、このフォークランド諸島を「マルビナス」と呼ぶと、アルゼンチン人はたいそう喜んでくれます。

わざわざ行くまでもない観光スポットですが、ここを通りかかったら「ああマルビナスね」と思い直すきっかけにするといいでしょう。

Plaza Malvinas Argentinas (1)

国立憲兵隊広場(Plaza Gendarmeria Nacional)

ミゲル・グエメス将軍が祀られている広場です。

広場全体が、アルゼンチン領土全体に対する地理的最後の地点を指し示しているようです。「なんのこっちゃ全然わからん」と思う方、それでも問題ありません。何度か通りかかっていても、何のための広場なのかわからないのですから。

Plaza Gendarmeria Nacional

特に気にするような観光スポットではないと思います。

バイア・エンセラダ自然保護区域(Reserva Natural Urbana Bahía Encerrada)

静かに海辺が臨める場所です。

中心街から少し歩くので、人でごみごみする場所ではありません。

Reserva Natural Urbana Bahía Encerrada (2)

うまくいけば野生動物も見かけることができる、ビーグル水道を静かに眺められるスポットです。

Reserva Natural Urbana Bahía Encerrada (1)

時間がなければわざわざ行くスポットではありませんが…。

ミッション・バハ地区(Barrio Mision Baja)

海軍の社宅が広がるエリアです。

湾岸エリアに立ち並ぶ美しい住宅群は、このウシュアイアを守る海軍軍人のための社宅です。

Barrio Mision Baja

一般人が立ち入っていい場所なのかも不明ですが、あえて立ち入る必要もないでしょう。この道路を通るときに眺めるくらいで充分です。

体操する公園(Parque Calistenico)

設置された器具を使って運動できる公園です。

誰でも自由に運動できる場所ですが、果たして誰かが利用しているのでしょうか?

Parque Calistenico

アルファベットを表すジェスチャー表のようなものもあります。子供の遊び場でもあるのでしょうか?

中心街から離れているので、わざわざ行く必要はないでしょう。

イポリト・イゴリジェン・ラウンドアバウト(Rotonda Hipólito Yrigoyen)

塔です。

ウシュアイア空港から車で移動する際に、最初に見かける展望スポットです。

Rotonda Hipólito Yrigoyen

おそらくほとんどの人が素通りすることでしょう。わざわざ車を降りて立ち寄るような場所でもありませんので。

写真を撮ることすら稀な観光スポットです。

ギターのモニュメント

海沿いの土手にあるモニュメントです。

突き出た遊歩道から見下ろすと、ギターのモニュメントを発見できます。

ギターのモニュメント

Google Mapにも表示されないスポットなので、見つけられればラッキーかもしれません。看板に書いてある文字を翻訳するとこうなります。

「アンヘリート・“ティティ”・ロドリゲス

どこにいるの...私が彼を愛していることは知っていますよね♡

フエゴのミュージシャン、シンガーソングライターを偲んで、私たちは永遠にあなたを愛します!!!

お父さん、息子、兄弟、友人」

アンジェリート・ティティ・ロドリゲスという、この地出身のシンガーソングライターを偲ぶ記念碑なのかもしれません。

時間があったら見に行ってみてください。

まとめ

誰もが足を運ぶ場所からまったく気にも留めない場所まで、行っても行かなくてもいいようなウシュアイアの観光スポットをご紹介しました。

時間が余りすぎて仕方がないときなどに、ぜひ行ってみてください。ほとんどの観光スポットは海沿いを散歩していると見つかりますよ。

 

それではまた!

 

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