※この記事は2012年1~3月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
セブ島観光ではビーチリゾートを楽しむだけでも充分ですが、中長期間滞在する場合にはそれだけでは物足りなくなります。
今回はセブ島からフェリーで行ける島、ボホール島に関する投稿です。前後編の2回に分けて投稿していきます。今回は前編です。
ボホール島(Bohol Island)
ボホール島はセブ島からほど近い、大きめの島です。
この島では世界で最も小さいメガネザルと言われるターシャ(Tarsier)を見ることができます。
旅の手助けは先生がやってくれた
以前投稿した2コマ目の先生の助けによって、一緒に旅行することになる人たちと行き会うことができました。話を聞くと、
- 10人くらいの大所帯で、1泊2日でボホール島を訪問する
- フェリーと宿の予約は先生がしてくれるので、現金だけ払えばいい
とのことでした。
どうやら思っているよりも楽に旅行できそうです。同行する友人と、先生に感謝です。
セブ・ピア 1(Cebu Pier 1)
セブ島にあるフェリーターミナルです。
周りの島々に出発する玄関口です。学校からタクシーでこのフェリーターミナルに来ました。チケットはすでに買ってあるので、乗り込むだけで済みました。
タグビララン(Tagbilaran)フェリーターミナル
ボホール島の玄関口にあたるフェリーターミナルです。
ボホール島には他にもフェリーターミナルがありますが、ここから入るのが一般的です。
この島はかなり広く、車がなければ回れません。となれば当然、客引きの運転手やツアーガイドなどが待ち受けています。
我々は総勢9人の大所帯なので、タクシーやレンタカー2台という選択肢にはなりません。価格を尋ねて、最も安い運転手付きのバンを借りることにしました。これ1台に全員が乗り込めますし、たくさんの観光スポットを回ってくれるようです。
エクスズーティック動物園(Xzootic Animal Park)
小規模の動物園です。
バンの運転手に最初に連れてこられたのがここです。動物園と言えば聞こえはいいのですが、実際にはいくつかのケージに動物を入れて展示しているだけの場所です。
猿やワニなどもいますが、目を引くのは大蛇です。
この大蛇のケージ内には入ることができ、触ることもできます。おそらく毒はなく、おとなしい蛇だと思います。というか、これくらいしか目を見張るような展示がありません。
おそらくどの運転手にガイドを頼んでも、ここには連れてこられると思います。別の場所に時間を割きたい場合は、ここはスキップするように言った方がいいでしょう。
トレス・エルマナス(Tres Hermanas)
地元民も利用するローカル食堂です。
フィリピンローカル料理が安価で食べられます。好きなおかずを盛り付けてもらうスタイルなので、食べたくないと思うものを避ければOKです。
ご飯・おかず・スープを注文しても100PHPくらいだったので、小腹を満たすくらいの利用でもいいでしょう。軽めのブランチとして利用しました。フィリピンの食事は日本人の口にも合うので、外れを引くことは少ないでしょう。
チョコレート・ヒルズ(Chocolate Hills)
いくつもの丘が乱立している観光スポットです。
乾季には丘を覆う草の色が茶色に変わり、まるでチョコレートのように見えることから「チョコレート・ヒルズ」と呼ばれています。日本人には「アポロチョコ」と言った方がイメージしやすいかと思います。
管理人が行った時期は茶色ではなく、チョコレートのようには見えませんでした。しかし世界的にも珍しい景色が見られたことには感動です。
また、ここでは結婚式などのイベントも行われます。ちょうど訪問時に結婚式を挙げている人たちがいました。
変わった結婚式を挙げたいと思っている方はここを候補地にしてもおもしろいかもしれません。
ターシャ保護区(Philippine Tarsier Sanctuary)
世界最小のメガネザルが見られる保護区です。
手のひらサイズのメガネザル「ターシャ」はとてもおとなしい性格のため、見学にはいくつかのルールがあります。ざっと挙げるとこんな感じです。
- ターシャを驚かせない(騒がない、触らない、枝を揺らさない、フラッシュを炊かない)
- 禁煙
- ゴミは所定の場所に捨てる
ターシャは木の上で生活しており、とても小さくて見つけにくいです。どこにいるのかガイドに教えてもらい、ようやく見つけることができました。
ギョロっとした目玉が特徴的です。木に同化していて見つけづらいですが、そこそこの数がいるので、必ず見られることでしょう。
ターシャ関連のお土産も買えるので、興味がある方はどうぞ。あまりお土産を買わない質の管理人も、ここでは結構な量を買ってしまいました。
次回に続きます。
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったフィリピン滞在記の英語版はこちらからどうぞ
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