※この記事は2012年1~3月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
日本人にとって、地震は切っても切り離せない自然災害です。それゆえに慣れてしまっているところもあります。
今回はセブ滞在中に起こった地震に関する投稿です。
2012年2月6日にセブ島で起こった地震
この日の2コマ目の授業を受けているとき、地震が起こりました。管理人の体感では震度2くらいの微々たるものだったように思います。
ですが、先生は大パニックです。対照的に、管理人を含めた3人の学生は全員日本人だったので平然としていました。
授業は中断され、建物から外に出るよう放送が流れました。
日本人以外は恐怖に慄いていた
先生と学生の全員が庭に出てきました。すると先ほどの地震に対する反応がまるで違っていたのです。
フィリピン人の先生と、韓国人・中国人学生たちは恐怖に慄いています。怖さのあまり泣いている人も少なくありませんでした。
対する日本人は、平然とした顔で話をしています。この程度の地震であればそれこそ毎日のように感じていますし、この前年には東日本大震災を経験しています。管理人も当時震度6強を経験しました。
この震度2程度の揺れが人生最大の揺れだったという人もかなりいました。管理人にとっては、先週土曜日にスキューバダイビングで体験した船の揺れの方がはるかにきつかったです。
フィリピンの建物の耐震強度は弱い
めったに地震が起こらないフィリピンでは、地震に耐えるような建物構造をしていないようです。震度2程度の地震でも崩壊の危険があるため、「地下にあるマンツーマン授業用の教室は利用しないこと」とのお触れが出ました。
もう授業など続けられない状況のようです。
先生によって対応もさまざま
フィリピン人にとっては大地震のため、どの先生も穏やかではいられません。なので先生の対応も人によってさまざまです。
午後の授業はあったりなかったりしました。管理人の場合、3コマ目のマンツーマン授業は場所を替え地上にある講堂の一角で行っていました。ですが、すでに授業放棄して帰宅してしまった先生も少なくはなかったようです。
管理人の担当の先生には感謝です。恐いにもかかわらず、授業を続けてくれたのですから。
地震再び
その3コマ目の授業時、再び地震が起こりました。また庭に出て避難しますが、今度は津波警報まで発令されました。
さすがに担当の先生も授業を放棄し、震えています。これではもう授業になりません。授業を放棄された友人たち数人で、寮内のジムに行って遊ぶことにしました。
その後の授業もほとんど休講
4コマ目はさらなる余震に備えて様子見の休講、5コマ目は担当の先生が帰宅してしまい休講でした。ですがマンツーマン授業では、代わりの先生がいる場合は授業が受けられます。今回は運よく代わりの先生が見つかり、授業が受けられました。
夕食後のイブニングスパルタも休講でした。その分いつもより長時間バスケができました。
空けて火曜日も余震が続く
小さい余震は続いていましたが、先生が大丈夫なら授業はできます。今日の授業は問題なくすべて行われました。
水曜日も余震が続く
問題なく授業は行われましたが、5コマ目の先生だけは体調不良とかで帰宅してしまいました。今回は代わりの先生が見つからず、自習となってしまいました。
めったにない地震が起こって体調不良になってしまう気持ちもわかりますが、こちらは授業料を払っているのです。そんなに簡単に休まれては腹が立ちます。今回のこの出来事をきっかけに、先生を替えてもらうことにしました。
結果的にいい先生に替えることができた
SAに相談し、「来週月曜からであれば、新しい先生に替えることはできるよ」と言われました。今週受け持ちの学生が卒業して空きができる先生の中から選ぶようで、選択できる先生の名前の一覧を渡されました。ですが、この規模の学校で知っている先生の名前は数人くらいです。名前を見ただけでは、誰がどんな先生かなど見当がつきません。しかし、1人だけ見覚えのある名前がありました。その先生は4コマ目のイディオムクラスの先生です。
この先生の授業はわかりやすく、受けていて楽しいです。判断材料なしの先生から選ぶという賭けに出るよりは、外れを引かないことが何よりも重要です。そう思い、この先生を第一希望として提出しました。
晴れて翌週月曜から4、5コマ目連続でこの先生に教わることができました。今まで5コマ目の授業は正直退屈だったのですが、この先生は管理人の弱点補強や長所強化を考慮して授業を進めてくれると言います。わかりやすくカスタマイズされた授業は本当に楽しかったです。
まとめ
フィリピンで地震に遭遇したことは稀な経験でした。地震に慣れていない外国人にとっては、震度2程度の揺れとは言え恐怖に慄くものなのです。
地震慣れしている日本人にとっては大したことのないものですが、もし知り合いが震えていたら優しく寄り添ってあげてください。地震のとき、日本人の平然とした態度は彼らにとって大きな支えになりますので。
それではまた!
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