※この記事は2012年1~3月時点の経験を基に書かれたもので、最新の情報と異なる場合が多々あります。「昔はこうだったんだな」と、近代史の勉強のような感じで軽く読み進めてみてください。
前回の投稿で、とにかく生活面がスパルタなスパルタキャンパスについて書いてきました。
もっと自分を追い込みたい?ならばぜひともスパルタキャンパスへ!
今回の投稿ではいくらか規則の緩い、クラシックキャンパスについて説明していきます。
語学学校SMEAGのクラシックキャンパス
市街地からかなり離れた場所にあるスパルタキャンパスと違い、クラシックキャンパスは市街地からほど近い立地です。
セブの二大ショッピングモールであるアヤラ・センター・セブとSM City Cebuにも近く、物資調達には事欠きません。ストリートビューを見てもらえば雰囲気はなんとなくわかると思うのですが、以前投稿した事件はここの門で起きました。
拳銃が普通に流通している場所!フィリピンでは己の身は己で守って!
地元民が利用するレストランも徒歩圏内にあり、治安が悪いながらも便利な立地でした。
充実している設備
以前も投稿した厳重な門を通り、敷地内へ入ります。敷地内に入ると「SME」のオブジェがお出迎えです。
門を通って正面にはバスケットコート、右前には学生が滞在する3階建ての寮があります。バスケットコートを超えた先には洗濯物受付サービスがあり、週に1~2回ほど預けた衣類を無料で洗濯してくれます。
各自に渡される学生証には、小額がチャージできる電子マネー決済機能がついています。この敷地内にある売店では、学生証を使って嗜好品の買い物ができます。
寮には室内ジムがあり、学生は無料で自由に利用できます。卓球台やゴルフの打ちっぱなしスペースもあり、希望者はレッスンプロ(有料)によるゴルフ指導も受けることができます。
残念ながら、クラシックキャンパスにはプールはありません。泳ぎたい場合は近くのビーチやリゾートホテルに行く必要があります。
厳しい寮の規則
寮にはとても重要な規則があります。それは、「男女が行き来できる境界が厳密に区切られている」ということです。
階段を上がって各自の部屋に行くのですが、通路のある箇所にはテープで線が描かれています。これは「異性立ち入り禁止エリア」を示す境界です。
この線を超えたことが発覚すると、とてつもなく厳しいペナルティが課されると言われています。授業の強制参加義務発生だとか、外出禁止だとか、強制退学だとかいまいち確証が持てない説ばかりでした。ですがこの規則を破った人がいるということを聞いた事がなかったので、この線はちゃんと規則を守らせる働きをしていたと言えます。
もし男女の中になりたかったとしたら、外出が必須だったようです。
部屋は1人部屋から5人部屋まである
語学学校の入学手続き時に、予め部屋の希望も出していました。管理人は個室である1人部屋がよかったのですが、当時は2人部屋か5人部屋しか空きがありませんでした。なのでいくらかでもマシな2人部屋を選択しました。ちなみに部屋の料金は5人部屋が最も安く、1人部屋が最も高いです。
多人数の部屋に滞在する場合、同国籍者のみが固まらないように学校側がちゃんと調整してくれます。この語学学校の学生は韓国人が最多で、次が日本人、中国人や台湾人が少数です。常に英語を話す機会を与えるために、韓国人と日本人といった組み合わせがほとんどです。5人部屋では当然韓国人や日本人が複数同時に滞在することになってしまいますが、必ず1人は違う国籍の学生が入ります。しかし時期によっては同国籍者が相部屋になってしまうこともあります。管理人は計5人と相部屋になりましたが、1回日本人と同じ部屋になりました。そのときは頑張って英語で会話していました。
各部屋に人数分のベッドと机があります。トイレ・シャワーも各部屋に備え付いていますが、4人部屋までは1室ずつしかありません。4人部屋でのトイレ争奪戦は地獄になること必至です。5人部屋だけはトイレ・シャワーが2室ずつ備えてありました。これを考えると、4人部屋よりは5人部屋を選択した方がいくらか快適に過ごせたのかもしれません。
電気代・水道代は各部屋滞在者で折半
この寮で最も揉める(ケンカの種になる?)最大の要因は、電気代の支払いによるものです。各部屋にはエアコンも備え付いているのですが、このエアコンの使用でとにかく揉めます。シャワーの回数も地味に伸し掛かってきます。
日本人は総じて真面目な傾向が強く、授業をさぼるということがあまりありません。対して韓国人は、前回の投稿でも書いたようにさぼりがちの人も多くいます。
前回のリンク
つまり、「韓国人だけが部屋にいる」という状況が必然的に多くなるわけです。この国は常夏なので、当然部屋にいる時間はエアコンがフル稼働状態です。さて、あなたは我慢できるでしょうか?「自分が部屋にいない間に使われているエアコンの電気代を折半されること」に。
日本人同士であれば話し合ってエアコンの使用を遠慮するということもできますが、その感覚は韓国人にはありません。ルームメイトと仲良く過ごすアドバイスを送らせてもらうとすれば、「必要経費として割り切ってください」としか言えません。
どうしてもこの事態に納得できないようであれば、1人部屋が空くまで待ってください。これは避けられない問題です。
防犯は各自でしっかりすること
各部屋に鍵のかかるロッカーはありません。貴重品は各自でしっかり管理してください。
不定期で部屋の掃除を頼めるサービス(無料)があるのですが、清掃員は地元のフィリピン人です。掃除は部屋の借主がいるときにしか頼めないので一応自分で監視はできますが、その時間中も貴重品はしっかり自分で持っておきましょう。
管理人の場合はスーツケースの中に貴重品を入れておき、その鍵を常に携帯していました。これが外出時を鑑みても、最も安全な対策であると考えています。(外出時にすべての貴重品を携帯するのは、フィリピンの治安からおすすめしません。)
まとめ
「刑務所のような造り」という表現も過言ではない環境であり、外出しなくても生活は問題なく送ることができます。その代わり厳しい規則や環境が待ち受けています。規則を破るとこの生活がより厳しくなってしまうので、破らないように生活しましょう。
また、ルームメイトとの話し合いは大変だと思いますが、頑張ってお互いの落としどころを見つけてください。英語でこのやりとりを経験できることは、将来必ずプラスに働きます。
厳しい環境に耐えて英語の勉強に集中しましょう。
それではまた!
ブログには書けない裏話も満載!当時の感情のまま書き綴ったフィリピン滞在記の英語版はこちらからどうぞ
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